くらシム
住まい

浴室リフォームの費用相場は?タイプ別・グレード別の見積もり目安

浴室リフォームの費用をユニットバス交換・在来工法・ハーフユニットのタイプ別に徹底比較。グレード別の特徴、オプション費用、リフォーム補助金の活用方法まで詳しく解説します。

浴室リフォームの費用、どれくらいかかる?

浴室は毎日使う場所だからこそ、劣化が気になりやすい場所です。一般的に浴室の耐用年数は15〜20年とされており、築15年を過ぎるとカビ・水漏れ・タイルのひび割れなどのトラブルが増えてきます。

浴室リフォームの費用は50万円〜200万円以上と幅が広く、工事のタイプ・設備のグレード・オプションの有無で大きく変わります。「見積もりを取ったけど相場が分からない」「そもそも何にお金がかかるのか分からない」という方のために、具体的な費用の内訳を詳しく解説します。

工事タイプ別の費用比較

浴室リフォームは大きく4つのタイプに分かれます。現在の浴室のタイプと希望の仕上がりによって、適切な工法が異なります。

工事タイプ費用相場工期特徴
ユニットバス→ユニットバス50〜150万円2〜5日最も一般的。既製品の交換で工期が短い
在来工法→ユニットバス65〜180万円4〜8日タイル浴室からの変更。解体費が追加
在来工法→在来工法80〜250万円1〜3週間完全オーダーメイド。自由度が高い
ユニットバス→在来工法100〜300万円2〜3週間こだわりの空間を作りたい方向け

最も選ばれているのはユニットバスからユニットバスへの交換で、全体の約70%を占めます。既製品のため品質が安定しており、防水性・断熱性に優れ、工期も短いのが魅力です。

在来工法からユニットバスへの変更は、タイルや下地の解体作業が加わるため、ユニットバス同士の交換より15〜30万円ほど高くなります。ただし、断熱性や清掃性が大幅に向上するため、長期的にはメリットが大きい選択です。

グレード別の費用目安

ユニットバス本体の価格はグレードによって大きく異なります。主要メーカー(TOTO・LIXIL・パナソニック)の代表的なシリーズで比較します。

1616サイズ(1坪タイプ)の場合

グレードメーカー希望価格実勢価格(工事費込み)代表シリーズ
エコノミー70〜90万円50〜80万円TOTO サザナ Sタイプ、LIXIL リデア Cタイプ
スタンダード90〜130万円70〜110万円TOTO サザナ Pタイプ、LIXIL リデア Hタイプ
ハイグレード130〜200万円100〜160万円TOTO シンラ、LIXIL スパージュ
プレミアム200万円〜150〜250万円TOTO シンラ最上位、パナソニック Lクラス

実勢価格はメーカー希望価格の50〜70%程度になることが多いです。「定価200万円」と聞くと高く感じますが、実際には工事費込みで100〜140万円で収まるケースがほとんどです。必ず工事費込みの見積もりで比較しましょう。

サイズ別の価格差

サイズ広さスタンダードの費用目安主な設置場所
1216(0.75坪)1.2m × 1.6m60〜100万円マンション(小型)
1316(0.75坪ワイド)1.3m × 1.6m65〜105万円マンション
1616(1坪)1.6m × 1.6m70〜110万円マンション・戸建て
1620(1.25坪)1.6m × 2.0m80〜130万円戸建て
1624(1.5坪)1.6m × 2.4m90〜150万円戸建て(広め)

マンションは1216〜1616サイズ、戸建ては1616〜1624サイズが主流です。サイズアップには配管工事が必要になる場合があり、追加で10〜30万円かかることがあります。現在のサイズと同じものへの交換が最も費用を抑えられます。

オプション費用の目安

浴室リフォームでは、標準仕様に追加してさまざまなオプションを選べます。人気のオプションと費用を一覧にしました。

オプション費用目安おすすめ度コメント
浴室暖房乾燥機8〜15万円非常に高いヒートショック対策に必須級
追い焚き機能3〜5万円高いファミリーなら必須
ミストサウナ15〜25万円贅沢だが満足度は高い
ジェットバス10〜20万円低〜中メンテナンス手間も考慮
手すり設置1〜3万円/本高い将来のバリアフリー対策に
窓の交換・追加5〜15万円中〜高換気改善・断熱効果
床のグレードアップ3〜8万円高いほっカラリ床等、冷たさ軽減
浴槽のグレードアップ5〜20万円人大浴槽・保温浴槽等
LED照明・間接照明2〜8万円雰囲気が大きく変わる
スピーカー内蔵5〜10万円音楽好きの方に

特に浴室暖房乾燥機は、冬場のヒートショック防止に効果的で、洗濯物の乾燥にも使えるため、コストパフォーマンスの高いオプションです。毎年約19,000人がヒートショック関連で亡くなっているとされ、浴室暖房は安全面でも重要です。

オプションを全部付けると30〜50万円はすぐに上がるため、優先順位をつけて選びましょう。

浴室リフォームで使える補助金

2026年度も省エネ・バリアフリー関連のリフォーム補助金が複数用意されています。

補助金制度対象工事補助額併用
子育てエコホーム支援事業高断熱浴槽の設置最大30,000円他工事と合算で最大60万円
先進的窓リノベ事業浴室窓の断熱改修窓1箇所あたり3〜15万円他補助金と併用可
給湯省エネ事業エコキュート等への交換8〜18万円併用可
介護保険の住宅改修手すり・段差解消等最大18万円(費用の9割)他補助金と併用可
自治体独自の補助金各種リフォーム5〜30万円自治体による

補助金を最大限活用すれば、実質20〜50万円の負担軽減が可能です。複数の補助金を組み合わせられるケースも多いため、リフォーム会社に相談してみましょう。申請は着工前に行う必要があるものが多いため、早めの確認が重要です。

費用を抑えるためのコツ

1. 3社以上の相見積もりを取る

同じユニットバスでも、施工業者によって20〜50万円の差が出ることは珍しくありません。ハウスメーカー経由よりもリフォーム専門業者の方が安い傾向があります。見積もりサイトを活用して効率的に比較しましょう。

2. メーカーのキャンペーンを活用

TOTOやLIXILは定期的に値引きキャンペーンを実施しています。特に年度末(2〜3月)や決算期は大幅値引きのチャンスです。

3. オプションは本当に必要なものだけ

ショールームで見ると全部欲しくなりますが、優先順位をつけて選びましょう。浴室暖房乾燥機と床のグレードアップは満足度が高く、ジェットバスやスピーカーは使わなくなる方も多いです。

4. 工事のタイミングを合わせる

給湯器の交換や洗面台のリフォームを同時に行うと、配管工事が共通化され5〜15万円の節約になります。

5. 型落ちモデルを選ぶ

メーカーがモデルチェンジした後の旧モデルは、定価から40〜60%引きで入手できることがあります。機能的には十分なことがほとんどです。

リフォームのタイミングの目安

以下の症状が見られたら、リフォームを検討するタイミングです。

症状緊急度対処法費用目安
コーキングの劣化・カビ部分補修で対応可1〜3万円
排水の流れが悪い排水管清掃で改善する場合あり1〜5万円
タイルのひび割れ水漏れの原因になるため早めに対処5〜15万円
壁・天井のサビユニットバスの寿命。交換を検討50〜150万円
水漏れ(階下への影響)最高至急リフォーム。放置すると被害拡大80〜200万円

築15年を過ぎたら、壊れる前に計画的にリフォームするのが結果的に安く済みます。緊急工事は割増料金がかかり、希望の工事内容を選ぶ余裕もなくなるためです。

シミュレーターで計算してみよう

工事タイプ・ユニットバスのグレード・オプションを選択するだけで、浴室リフォームの概算費用と利用可能な補助金額が分かります。具体的な見積もりを取る前に、まずはシミュレーターで費用感を掴んでみましょう。

この記事の内容をシミュレーションしてみましょう

あなたの条件を入力すると、具体的な数字で結果が分かります

シミュレーターを使う

関連記事