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年賀状のコストはいくら?手書き・印刷・LINEの費用比較【2026年版】

年賀はがきは2025年10月の料金改定で1枚85円に。手書き・印刷注文・ネット年賀状(LINE)・やめるの4方式を費用と時間コストで比較。枚数別早見表・早割の相場・年賀状じまいの文例まで具体的に解説します。

年賀状、1枚あたりいくらかかっているか知っていますか?

毎年なんとなく出している年賀状ですが、2025年10月の郵便料金改定で年賀はがきは1枚85円になりました。はがき代だけで50枚なら4,250円、100枚なら8,500円。印刷注文なら1枚145円前後が相場なので、100枚で1万5,000円を超える出費になります。

さらに見落としがちなのが時間のコストです。手書きの場合、デザイン構想・宛名書き・一言メッセージで1枚あたり15分程度。50枚書けば約12.5時間、丸1日以上が年末の貴重な時間から消えていきます。

「もうLINEでよくない?」と思いつつ続けている方も多いはず。この記事では、手書き・印刷注文・ネット年賀状(LINE等)・やめる、の4つの方法を費用×時間の両面から比較します。自分の枚数・時給換算での正確な金額は年賀状コスト比較シミュレーターで自動計算できます。

2025年10月の郵便料金改定で年賀はがきは63円→85円に

日本郵便の郵便料金改定により、はがきの料金は63円から85円へと約35%の値上げになりました。2026年用の年賀はがきも1枚85円です(インクジェット紙・写真用も同額、寄付金付きは90円)。

1枚あたり22円の値上げは小さく見えますが、枚数が多い家庭ほど影響は無視できません。

枚数別・はがき代の値上げ影響早見表

枚数旧料金(63円)新料金(85円)年間の負担増
20枚1,260円1,700円+440円
30枚1,890円2,550円+660円
50枚3,150円4,250円+1,100円
100枚6,300円8,500円+2,200円
200枚12,600円17,000円+4,400円

100枚出す家庭では、はがき代だけで年2,200円の負担増。印刷代を含めた総額で考えると、値上げをきっかけに「そもそも続けるか」を見直す家庭が増えるのも自然な流れです。実際、年賀状の発行枚数はピークだった2003年の約44億枚から2026年用は約7億枚と、約84%減少しています(日本郵便発表)。

年賀状4つの方法を徹底比較(費用×時間)

まず、各方式の前提となる単価・基本料・所要時間を整理します。これは年賀状コスト比較シミュレーターの計算前提と同じ数字です。

方法1枚あたり単価基本料(初期費用)1枚あたり所要時間
手書き85円(はがき代)約500円(筆ペン・スタンプ等)約15分
印刷注文約145円(はがき代+印刷代)約1,500円(デザイン・注文の基本料金)約1分(宛名確認・投函)
ネット年賀状(LINE等)0円0円約0.5分
やめる0円0円0分

50枚出す場合の比較(時給1,500円で時間換算)

方法費用所要時間時間コスト時間コスト込み総額
手書き4,750円約12.5時間18,750円約23,500円
印刷注文8,750円約50分1,250円約10,000円
ネット年賀状0円約25分625円約625円
やめる0円0分0円0円

実費だけ見ると手書きが最安ですが、時間コストを含めると印刷注文の方が半額以下という逆転が起きます。「自分の時間を1時間いくらと見積もるか」で最適解が変わるのがポイントです。自分の実質時給が分からない場合は時給換算シミュレーターで確認してから比較すると、判断がぐっと現実的になります。

手書き — 実費最安、ただし50枚で丸1日以上

はがき代85円×枚数+筆ペンやスタンプ等の準備費用(500円程度)で済むため、実費は4方式の中で最安です。一方で1枚15分×50枚=約12.5時間と、時間の負担が突出しています。「本当に大切な10〜20枚だけ手書き」という絞り込み運用が現実的です。

印刷注文 — 時間対効果で最有力、早割が鍵

しまうまプリント・ラクスル・カメラのキタムラ・郵便局の総合印刷などに注文する方法です。相場ははがき代込みで1枚140〜200円台(デザイン・宛名印刷の有無で変動)。基本料込みでも、作業時間が1枚1分程度まで圧縮されるため、30枚以上出す人には時間込みの総額で最も割安になりやすい選択肢です。

ネット年賀状(LINE・メール・SNS) — 実費ゼロ

LINEやメールでの新年挨拶は実費0円・1件30秒程度。金銭コストはほぼゼロですが、受け取る側の世代・関係性によっては「軽い」と受け取られるリスクがあります(後述)。

やめる — 年数千円+十数時間の解放

費用も時間もゼロ。ただし黙ってやめると気まずさが残るため、「年賀状じまい」の作法を踏むのがおすすめです(後述の文例参照)。

枚数別・年間総コスト早見表

基本料込みの実費(時間コストを除く)を枚数別にまとめます。

枚数手書き(85円/枚+500円)印刷注文(145円/枚+1,500円)ネット年賀状
20枚2,200円4,400円0円
50枚4,750円8,750円0円
100枚9,000円16,000円0円
200枚17,500円30,500円0円

印刷注文は基本料があるため少枚数だと割高ですが、枚数が増えるほど1枚あたりの負担は下がります。逆に20枚程度なら手書き、100枚を超えるなら「そもそも減らす」ことも含めて検討する価値があります。

印刷サービスの早割はいつ申し込む?相場観

印刷注文のコストを大きく左右するのが早割(早期割引)です。主要サービスの傾向は次のとおりです。

  • 受付開始: 例年9月〜10月に2026年用(翌年用)の受付がスタート
  • 割引率のピーク: 10月〜11月中の申込で印刷代が30〜50%オフになるサービスが多い
  • 12月に入ると: 割引率が段階的に縮小し、中旬以降はほぼ定価
  • 相場観: 早割適用で1枚あたり140円台(はがき代込み)〜、定価期は180〜200円台になることも

つまり、同じ50枚でも11月に頼むか12月に頼むかで2,000〜3,000円変わるイメージです。年賀状を「12月の恒例作業」ではなく「11月のタスク」に前倒しするだけで確実に節約できます。こうした毎年必ず来る出費は、季節イベント費用シミュレーターで年間予定に組み込んでおくと、12月の家計が慌てずに済みます。

10年間続けた場合の総コスト

年賀状は1年で見ると数千円ですが、毎年必ず発生する準固定費です。50枚を10年間続けた場合で比較します。

  • 手書き: 実費 約47,500円 + 作業時間 約125時間
  • 印刷注文: 実費 約87,500円(早割活用でも7万円前後)
  • ネット年賀状: 実費 0円
  • やめる: 0円

印刷注文を10年続けると約8.8万円。時間コストまで含めれば、手書き派は10万円台後半に達します。「毎年自動的に出ていくお金」という意味では、サブスクや保険と同じ固定費の一種です。年賀状に限らず、惰性で続いている定期出費は固定費見直しシミュレーターで棚卸しすると、年間数万円単位の削減余地が見つかることがあります。

「年賀状じまい」の切り出し方・文例・マナー

やめると決めたら、黙ってフェードアウトするのではなく、最後の年賀状で「今年で最後にします」と伝えるのが年賀状じまいのマナーです。50代以降の「終活」の一環として広まりましたが、近年は料金値上げを機に若い世代にも浸透しています。

基本のマナー3点

  1. 最後の1枚はきちんと出す: 年賀状じまいの挨拶自体を年賀状で伝える
  2. 理由を簡潔に添える: 「どなた様にも失礼して」と全員宛てであることを明記し、相手だけを切ったと誤解されないようにする
  3. 代わりの連絡手段を書く: LINE・メール・電話番号など、今後のつながりを示す

文例1: 一般・親戚向け

> 皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。誠に勝手ながら、どなた様への年賀状も本年をもちまして最後とさせていただくことにいたしました。今後はメールやLINEにてご挨拶させていただければ幸いです。変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。

文例2: 目上の方向け

> 旧年中は大変お世話になり、心より御礼申し上げます。誠に恐縮ではございますが、近年の状況を鑑み、どなた様への年始のご挨拶も本年を最後に控えさせていただく所存でございます。今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

避けたい表現

  • 「値上げしたのでやめます」など金銭理由の直接表現(事実でも角が立ちます)
  • 相手を特定して「あなたにはもう出しません」と受け取れる書き方
  • 喪中はがきと混同されるような時期・体裁(年賀状じまいは通常の年賀状として出す)

LINE・SNSに移行するときの注意点

コストゼロのネット年賀状ですが、移行時には次の点に気をつけると角が立ちません。

  • 元日の午前中に送る: 年賀状と同じ「元日に届く」感覚を保つと丁寧な印象に
  • 一斉送信の使い回し感を消す: 全員同文のコピペは年賀状以上に伝わります。一言だけでも個別の文を足すのが効果的
  • 目上の方・年配の親戚は最後まで紙で: 世代によっては「LINEで済ませるのは失礼」という感覚が根強く残っています
  • 住所録は捨てない: 弔事・慶事の際に住所が必要になることがあります。ご祝儀や香典など紙の文化が残る場面は意外と多く、金額の相場はご祝儀相場シミュレーターで確認できます

ビジネス年賀状はどうする?

個人よりも先行してペーパーレス化が進んでいるのが仕事関係です。

  • 会社単位で廃止が加速: 「SDGsの観点から」「虚礼廃止のため」として取引先への年賀状を廃止し、メールや自社サイトでの挨拶に切り替える企業が増えています
  • 個人宛ての商習慣は業界差が大きい: 士業・不動産・保険など対面営業が強い業界では今も有効なツールという声もあります
  • 出すなら宛名印刷込みの印刷注文一択: 業務時間で手書きする時間コストは見合いません。早割+宛名印刷代行で1枚あたり150〜200円台が相場です

会社員の方は「自腹で出しているビジネス年賀状」がないかも要チェックです。惰性の交際費・サブスクはサブスク見直しシミュレーターの考え方と同じで、年1回の棚卸しが効きます。

よくある質問

Q. この計算の前提データはどこから?
年賀はがき料金(85円、寄付金付き90円)は日本郵便の公式発表(2025年10月の郵便料金改定)に基づきます。印刷注文の単価145円/枚は、しまうまプリント・ラクスル・カメラのキタムラ・郵便局の総合印刷など主要サービスの2026年用早割料金(はがき代込み)の平均的な水準です。手書き15分/枚などの所要時間は実測ベースの目安、発行枚数の推移は日本郵便の発表・総務省の郵便事業統計を参照しています。

Q. 数字が実感と合わない場合は?
印刷サービス間の価格差、早割の有無、写真用紙・宛名印刷などのオプションで1枚あたりの単価は大きく上下します。年賀状コスト比較シミュレーターでは枚数・方法・時給換算を自分の条件に合わせて調整できるので、まずは実際の単価で再計算してみてください。それでも疑問が残る場合はお問い合わせからお知らせください。

Q. 年賀状じまいは失礼にあたらない?
「どなた様にも」と全員宛てであることを明記し、今後の連絡手段を添えれば、失礼にはあたらないというのが近年の一般的な受け止めです。むしろ相手の「返さなければ」という負担も減らせるため、好意的に受け取られるケースが多くなっています。目上の方には丁寧な文面(本文の文例2参照)を使いましょう。

Q. 寄付金付き年賀はがきとは?
通常の85円に寄付金5円が上乗せされた1枚90円の年賀はがきです。寄付金は社会福祉や災害復興支援などに充てられます。コストを最小化したい場合は通常版を、気持ちを乗せたい相手には寄付金付きを、と使い分けるのも一案です。

Q. 書き損じた年賀はがきは交換できる?
郵便局の窓口で所定の交換手数料を支払えば、通常切手や郵便はがきに交換できます。未使用の年賀はがきも同様です。買いすぎた分を無駄にしないためにも、シミュレーターで必要枚数を見積もってから購入するのがおすすめです。

関連シミュレーター

年賀状を含む「毎年必ず来る出費」の見直しに役立つシミュレーターをまとめました。

まとめ

  • 2025年10月の料金改定で年賀はがきは1枚85円。100枚出す家庭では、はがき代だけで年8,500円
  • 実費最安は手書きだが、50枚で約12.5時間。時間コスト込みでは印刷注文が逆転することが多い
  • 印刷注文は10〜11月の早割で印刷代30〜50%オフ。申込を1ヶ月前倒しするだけで数千円の差
  • やめるなら黙ってフェードアウトせず、年賀状じまいの挨拶を最後の1枚で。文例とマナーを押さえれば失礼にならない
  • 全廃しなくても「大切な人だけ紙、あとはLINE」の併用で、費用と時間の大半は削減できる

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あなたの枚数・方法・時給換算で年賀状の総コストを正確に計算するなら、年賀状コスト比較シミュレーターへ。4方式の費用・所要時間・時間コスト込み総額をその場で比較して、今年の年賀状の最適解を見つけてください。

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