振込手数料を比較【2026年10月】ネット銀行75〜145円・メガバンク154〜220円|銀行手数料一覧12行
他行宛の振込手数料(ネットバンキング)は、GMOあおぞら75円・ドコモSMTB(旧住信SBI)77円・auじぶん99円・みずほ110円・楽天/PayPay145円・三菱UFJ/三井住友154円(3万円以上220円)。窓口は990円前後。主要12行の銀行手数料一覧とATM手数料、月2回振込の年間コスト比較、無料回数の増やし方を解説。
結論: 振込手数料はネット銀行なら1回75〜145円、メガバンクは154〜220円
2026年10月時点の他行宛振込手数料(個人・ネットバンキング・無料回数を使い切った後)は、最安がGMOあおぞらネット銀行の75円、ドコモSMTBネット銀行(旧・住信SBIネット銀行)の77円、auじぶん銀行の99円。メガバンクはみずほ銀行が一律110円、三菱UFJ銀行・三井住友銀行が3万円未満154円・3万円以上220円です。同じ振込でも窓口なら990円前後、ATMの現金振込なら880円かかるため、チャネルの選び方だけで1回あたり最大900円近く差がつきます。
月2回・年24回の他行宛振込なら、三菱UFJダイレクト(3万円以上)で年5,280円、ドコモSMTBで年1,848円、無料回数内に収まれば0円です。
何も考えずに使うと年間1万円以上が手数料に消える
「コンビニATMで月に何度か引き出して、たまに振込む」という使い方をしているだけで、年間1万円以上が銀行手数料として消えていることがあります。銀行を選ぶだけで、手数料をゼロに近づけることができます。
この記事では主要12銀行の振込手数料と主要10銀行のATM手数料を比較し、利用パターン別の年間コストを計算します。
銀行手数料の種類
銀行手数料は大きく3種類あります。
| 手数料の種類 | 内容 | 一般的な金額 |
|---|---|---|
| ATM出金手数料(自行ATM) | 自分の銀行のATMから引き出す | 無料〜110円 |
| ATM出金手数料(コンビニATM) | セブン銀行・イオン銀行等 | 110〜330円 |
| 他行宛振込手数料(ネット) | ネットバンキングで振込 | 75〜220円(無料回数あり) |
| 他行宛振込手数料(ATM) | ATMでキャッシュカード・現金振込 | 275〜880円 |
| 他行宛振込手数料(窓口) | 店舗の窓口で振込 | 605〜990円 |
主要10銀行の手数料比較
ATM出金手数料(コンビニATM・平日日中)
セブン銀行・ローソン銀行・イーネットATMを平日8:45〜18:00に使った場合の、無料回数を使い切った後の料金です(2026年10月、各行公式サイトより)。
| 銀行 | 平日日中 | 夜間・土日祝 | 無料になる主な条件 | 月の無料回数 |
|---|---|---|---|---|
| 三菱UFJ銀行 | 220円 | 330円 | 給与・年金受取(1回10万円以上)、Eco通帳 | 月1〜2回 |
| 三井住友銀行 | 220円 | 330円 | Oliveの選べる特典でコンビニATMを選択 | 月1回 |
| みずほ銀行 | 110円 | 220円 | みずほマイレージクラブの条件(給与受取など)※イーネットのみ | 月3回 |
| ゆうちょ銀行 | 220円 | 330円 | ―(郵便局内のゆうちょATMは全時間帯無料) | ― |
| りそな銀行 | 220円 | ― | ステージ制度で無料化 | 月0〜5回 |
| PayPay銀行 | 165円(3万円以上は無料) | 同左 | 毎月1回目は金額にかかわらず無料 | 月1回 |
| 楽天銀行 | 220円 | 同左 | ハッピープログラムの会員ステージ | 月0〜7回 |
| ドコモSMTBネット銀行(旧住信SBI) | 165円 | 同左 | スマプロランク。「アプリでATM」は何度でも無料 | 月2〜20回 |
| ソニー銀行 | 110円 | 同左 | 出金は月4回まで無料、入金は何度でも無料 | 出金月4回 |
| イオン銀行 | イオン銀行ATMは0円 | 同左 | イオン銀行ATMは24時間無料、他行ATMはMyステージで月1〜5回 | 無制限(イオンATM) |
※みずほ銀行の金額は公式ページを自動取得できなかったため、公式FAQ・報道記事と照合した概算です。
ネットバンキングでの他行宛振込手数料(銀行手数料一覧・2026年10月)
無料回数を使い切った後の通常料金(個人・税込)です。安い順に並べています。
| 銀行 | 3万円未満 | 3万円以上 | 無料回数の主な条件 |
|---|---|---|---|
| GMOあおぞらネット銀行 | 75円 | 75円 | カスタマーステージに応じて無料回数あり |
| ドコモSMTBネット銀行(旧住信SBI) | 77円 | 77円 | スマプロランクに応じて月1〜20回 |
| auじぶん銀行 | 99円 | 99円 | じぶんプラスのステージに応じて無料回数あり |
| みずほ銀行(みずほダイレクト) | 110円 | 110円 | みずほマイレージクラブの条件で優遇 |
| イオン銀行 | 110円 | 110円 | Myステージに応じて最大月5回 |
| PayPay銀行 | 145円 | 145円 | 給与受取などで月最大3回 |
| 楽天銀行 | 145円 | 145円 | ハッピープログラムの会員ステージで月最大3回 |
| 三菱UFJ銀行(三菱UFJダイレクト) | 154円 | 220円 | メインバンク プラスの取引内容で優遇 |
| 三井住友銀行(SMBCダイレクト) | 154円 | 220円 | Oliveなどで月最大3回無料 |
| りそな銀行(マイゲート) | 165円 | 165円 | りそなクラブのステージ・グループ4行あて優遇 |
| ゆうちょ銀行(ゆうちょダイレクト) | 165円 | 165円 | — |
| 横浜銀行 | 154円 | 154円 | ゼロ手数料の条件で無料回数あり |
窓口・ATMで振込むといくら?
| チャネル | 三菱UFJ銀行の例 | 大手行の目安 |
|---|---|---|
| ネットバンキング | 154円 / 220円 | 110〜220円 |
| ATM(自行キャッシュカード) | 275円 | 275〜440円 |
| ATM(現金) | 880円 | 770〜880円 |
| 窓口 | 990円 | 605〜990円 |
窓口振込はネットの約6倍。家賃や習い事の月謝を毎月窓口・ATMの現金で振り込んでいる場合、ネットバンキングに切り替えるだけで年8,000〜1万円前後の節約になります。
- 住信SBIネット銀行は2026年8月3日に「ドコモSMTBネット銀行」へ商号変更。他行宛は77円
- みずほ銀行は2025年1月からネット振込を他行宛一律110円に引き下げ
- 三菱UFJ銀行⇔auじぶん銀行間の振込は2027年4月1日から「他行あて」扱いに変更予定
利用パターン別の年間手数料テーブル
パターンA:週1回コンビニATM出金、月2回振込
| 銀行 | ATM手数料(年間) | 振込手数料(年間) | 年間合計 |
|---|---|---|---|
| 三菱UFJ銀行(条件なし・3万円未満) | 220円×52回=11,440円 | 154円×24回=3,696円 | 15,136円 |
| 三井住友銀行(条件なし・3万円未満) | 220円×52回=11,440円 | 154円×24回=3,696円 | 15,136円 |
| ゆうちょ銀行 | 220円×52回=11,440円 | 165円×24回=3,960円 | 15,400円 |
| 楽天銀行(スーパーVIP) | 0円(7回/月まで無料) | 0円(3回/月まで無料) | 0円 |
| ドコモSMTBネット銀行(プラチナVIP) | 0円(月20回まで) | 0円(月20回まで) | 0円 |
| イオン銀行(イオンATM使用) | 0円(無制限) | 110円×24回=2,640円 | 2,640円 |
パターンB:月2回コンビニATM出金、月1回振込
| 銀行 | ATM手数料(年間) | 振込手数料(年間) | 年間合計 |
|---|---|---|---|
| 三菱UFJ銀行(Eco通帳で各月1回無料) | 220円×12回=2,640円 | 154円×0回=0円 | 2,640円 |
| みずほ銀行(優遇なし) | 110円×24回=2,640円 | 110円×12回=1,320円 | 3,960円 |
| ゆうちょ銀行 | 220円×24回=5,280円 | 165円×12回=1,980円 | 7,260円 |
| 楽天銀行(プレミアム以上) | 0円(月2回まで無料) | 0円(月2回まで無料) | 0円 |
| ドコモSMTBネット銀行(シルバー以上) | 0円(月5回まで) | 0円(月5回まで) | 0円 |
ネット銀行のステージ制度
ネット銀行はステージ(グレード)制を採用しており、残高や取引条件を満たすほど無料回数が増えます。
楽天銀行のステージ制(ハッピープログラム)
| ステージ | 条件(どちらか) | ATM無料回数/月 | 振込無料回数/月 |
|---|---|---|---|
| ベーシック | エントリーのみ | 0回 | 0回 |
| アドバンスト | 残高10万円以上 または 取引5件以上 | 1回 | 1回 |
| プレミアム | 残高50万円以上 または 取引10件以上 | 2回 | 2回 |
| VIP | 残高100万円以上 または 取引20件以上 | 5回 | 3回 |
| スーパーVIP | 残高300万円以上 または 取引30件以上 | 7回 | 3回 |
給与・賞与・年金の受取があれば、ステージにかかわらず他行振込が月3回無料になります。
ドコモSMTBネット銀行(旧住信SBI)のステージ制(スマートプログラム)
| ランク | 条件(どちらか) | ATM無料回数/月 | 振込無料回数/月 |
|---|---|---|---|
| ベーシック | ― | 2回 | 1回 |
| シルバー | 残高50万円以上 または 給与・年金受取か口座振替のどちらか | 5回 | 5回 |
| ゴールド | 残高100万円以上 または 給与受取と口座振替の両方 | 10回 | 10回 |
| VIP | 残高500万円以上 | 15回 | 15回 |
| プラチナVIP | 残高1,000万円以上 | 20回 | 20回 |
残高は円普通預金とSBIハイブリッド預金の合計。新規口座は開設から4か月間シルバーが保証され、セブン銀行・ローソン銀行ATMで「アプリでATM」を使えばランクに関係なく何度でも無料です。
無料回数を増やす方法
1. 給与受取口座に設定する
多くの銀行は給与・年金の受取口座に設定すると手数料優遇が受けられます。
2. 証券口座と連携する
楽天銀行×楽天証券(マネーブリッジ)、ドコモSMTBネット銀行(旧住信SBI)×SBI証券(SBIハイブリッド預金)の組み合わせは特に有名。連携するだけでステージが上がります。
3. 残高を条件額以上に保つ
ネット銀行は残高でランクが決まるものが多く、楽天銀行は50万円以上で各月2回、ドコモSMTBネット銀行は50万円以上でATM・振込が各月5回無料になります。メガバンクは残高ではなく給与受取などが優遇の条件です。
4. アプリ・スマートフォン経由で利用する
スマートフォンアプリ経由の取引で手数料が優遇される銀行が増えています。
おすすめの銀行の使い分け方
ケース別おすすめ
| 利用シーン | おすすめ銀行 | 理由 |
|---|---|---|
| 普段使い(給与受取・引き出し) | ドコモSMTBネット銀行(旧住信SBI) | ATM・振込手数料が業界最多水準で無料 |
| イオン・イオン系店舗をよく使う | イオン銀行 | イオンATMが無制限無料 |
| 楽天経済圏を活用している | 楽天銀行 | 楽天証券と連携でSPUも上昇 |
| 店舗サービスも利用したい | ゆうちょ銀行 | 郵便局内のゆうちょATMは全時間帯無料 |
| 給与・住宅ローンとまとめたい | 三菱UFJ・三井住友 | 条件を満たせば手数料が下がる |
2口座持ちが最強
- メガバンク1口座: 給与受取、公共料金の引き落とし用
- ネット銀行1口座: 振込・投資資金の管理用
メガバンクは信頼性と窓口サービスで、ネット銀行は手数料の安さでカバーする使い分けが理想的です。
年間手数料の節約シミュレーション
ATMの月間利用回数・振込の月間回数・現在使っている銀行を入力すると、銀行手数料 比較シミュレーターで年間の手数料コストと、最安銀行に乗り換えた場合の節約額が計算できます。「毎月いくら手数料を払っているか」を確認してみましょう。
よくある質問(FAQ)
振込手数料が一番安い銀行はどこ?
2026年10月時点の個人向けネットバンキングの他行宛通常料金では、GMOあおぞらネット銀行(75円)、ドコモSMTBネット銀行(旧住信SBI・77円)、auじぶん銀行(99円)が安い順のトップ3です。ただし実際には無料回数の方が効くため、「月に何回振り込むか」と「その銀行のステージ条件を満たせるか」で選ぶのが正解です。月20回まで無料になるドコモSMTBのプラチナVIPのように、条件次第で年間0円にできます。
3万円以上の振込は手数料が高くなる?
三菱UFJ銀行・三井住友銀行・千葉銀行などは3万円以上で手数料が上がります(三菱UFJダイレクトは154円→220円、千葉銀行は165円→330円)。一方、ネット銀行・みずほ銀行・ゆうちょ銀行・りそな銀行は金額にかかわらず一律です。家賃のように毎月3万円以上を振り込むなら、一律料金の銀行を使うと差が広がります。
住信SBIネット銀行の名前が変わった?手数料は?
住信SBIネット銀行は2026年8月3日に「ドコモSMTBネット銀行」へ商号変更しました。他行宛振込手数料は無料回数以降77円です。スマプロランクに応じた月1〜20回の無料振込も引き続き利用できます。商号変更に伴う手続きの要否は公式の案内でご確認ください。
この計算の前提データはどこから?
各銀行の公式ウェブサイト・手数料一覧(2026年10月時点、三菱UFJ銀行「振込手数料」ページなど)を参照しています。ネットバンキングの他行宛振込手数料はメガバンクで110〜220円、ネット銀行で75〜145円、窓口は605〜990円です。コンビニATM手数料は110〜330円が一般的で、時間帯(平日日中・夜間休日)で変わります。ネット銀行は手数料が低く、優遇ランクの条件を満たすと無料になるケースが多くあります。ステージ制度の条件・無料回数は各行の最新の公表内容をご確認ください。
数字が実感と合わない場合は?
実際の手数料は口座の種類・キャンペーン・提携クレジットカードの有無、優遇ランクの判定条件(残高・給与振込・取引回数など)で変わります。シミュレーターでATM利用回数・振込回数・残高を実態に合わせて入力すると、より正確な年間コストが分かります。
ネット銀行は本当に安全?預金は守られる?
楽天銀行・ドコモSMTBネット銀行(旧住信SBI)・PayPay銀行・ソニー銀行・GMOあおぞらネット銀行はいずれも金融庁の認可を受けた銀行で、預金保険制度により1金融機関あたり1,000万円までの元本と利息が保護されます。ワンタイムパスワードや生体認証などのセキュリティもメガバンクと遜色ありません。
メガバンクからネット銀行に全部移すべき?
完全に移す必要はありません。給与受取・公共料金引き落としはメガバンク、振込・投資資金の管理はネット銀行、という「2口座持ち」が現実的でおすすめです。信頼性・窓口サービスと手数料の安さを両取りできます。
手数料以外に銀行選びで見るべき点は?
預金金利も重要です。同じ預金額でも金利の高いネット銀行は利息が数倍になることがあります。また、給与振込や口座連携でポイントが貯まる銀行もあり、キャッシュレス節約と組み合わせると還元効果がさらに高まります。
関連シミュレーター
銀行手数料は家計の固定費見直しの入口です。あわせて以下のツールでお金まわりのコストを総点検しましょう。
- 銀行手数料 比較シミュレーター — 主要10行の手数料を利用パターン別に比較
- ATM手数料の無駄シミュレーター — 年間で払っているATM手数料の総額を可視化
- 固定費見直しシミュレーター — 手数料・通信費・保険など固定費をまとめて見直し
- キャッシュレス節約シミュレーター — ポイント還元で年間いくら得するか試算
- 預金金利シミュレーター — 銀行別の金利で利息がいくら違うか比較
- クレカ年会費シミュレーター — 年会費の元が取れるか還元額と比較
- クレカポイントシミュレーター — 利用額・還元率から貯まるポイントを計算