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自動車保険の等級|6等級13%・20等級63%割引|事故3等級ダウンの影響額【2026】

自動車保険(任意保険)のノンフリート等級1〜20級の割引率を無事故・事故有係数別の一覧表で即確認。新規6等級13%割引、最高20等級63%割引、1等級は108%割増。事故で3等級ダウンすると10等級の人は3年間で約10.2万円の保険料増。保険を使うか自費修理かの損益分岐点も具体数字で解説【2026年・参考純率改定対応】。

結論: 自動車保険(任意保険)のノンフリート等級は1〜20等級。新規加入の6等級は13%割引、無事故を14年続けた最高の20等級は63%割引です。割引前保険料が年10万円なら、6等級8.7万円→20等級3.7万円まで下がります。事故で保険を使うと翌年3等級ダウン+3年間は割引の低い「事故有係数」が適用され、10等級の人は3年間で保険料が累計約10.2万円増えるため、修理費が約10万円以下なら自費修理のほうが得になる計算です。

等級って何?保険料にどう影響する?

自動車保険の見積もりを取ったとき、必ず聞かれる「現在の等級」。無事故割引の等級、正式にはノンフリート等級と呼ばれるもので、この数字が保険料の3〜6割を左右します。何%割引になるのか、事故を起こしたらどう変わるのかを、損害保険料率算出機構の参考純率に基づく具体的な数字で整理します。

等級制度の基本

自動車保険のノンフリート等級制度は1〜20等級の区分があり、等級が高いほど保険料が安くなる仕組みです。

  • 新規加入: 6等級からスタート(家族の2台目=セカンドカーは7等級)
  • 無事故なら: 毎年1等級アップ
  • 事故(保険使用)なら: 翌年3等級ダウン(飛び石・盗難など車両保険単独の事故は1等級ダウン)

さらに2013年以降は、同じ等級でも「無事故」と「事故有」で割引率が異なる「事故有係数」の仕組みが導入されています。3等級ダウン事故なら3年間、1等級ダウン事故なら1年間、割引率の低い「事故有」欄が適用されます。

等級別の割引率一覧(無事故・事故有)

損害保険料率算出機構の参考純率(2023年届出の改定を反映)に基づく割引・割増率です。実際の適用率は保険会社・商品・改定時期により多少異なります。

等級無事故事故有
1等級108%割増
2等級63%割増
3等級38%割増
4等級7%割増
5等級2%割引
6等級13%割引
7等級27%割引14%割引
8等級38%割引15%割引
9等級44%割引18%割引
10等級46%割引19%割引
11等級48%割引20%割引
12等級50%割引22%割引
13等級51%割引24%割引
14等級52%割引25%割引
15等級53%割引28%割引
16等級54%割引32%割引
17等級55%割引44%割引
18等級56%割引46%割引
19等級57%割引50%割引
20等級63%割引51%割引

※1〜6等級には事故有係数の区分がありません。

等級による保険料の具体的な金額差

割引前の年間保険料を10万円として、無事故で等級を育てた場合の目安です。

等級年間保険料(目安)割引率
6等級(新規加入)87,000円13%
8等級62,000円38%
10等級54,000円46%
12等級50,000円50%
14等級48,000円52%
16等級46,000円54%
18等級44,000円56%
20等級37,000円63%

6等級(新規)から20等級まで無事故で育てると、年間保険料は87,000円から37,000円へと約57%減少します(14年かかります)。年5万円の差が毎年続くと考えると、等級は「育てる資産」と言えます。

事故を起こしたときの等級ダウンと保険料変化

通常事故(3等級ダウン)の影響

事故で保険を使うと、翌年は3等級下がるだけでなく「事故有」欄の低い割引率が3年間適用されます。この二重のペナルティが保険料を大きく押し上げます。

事故前等級翌年保険料変化(年間・割引前10万円)
10等級7等級(事故有14%引)54,000円→86,000円(+32,000円
14等級11等級(事故有20%引)48,000円→80,000円(+32,000円
18等級15等級(事故有28%引)44,000円→72,000円(+28,000円
20等級17等級(事故有44%引)37,000円→56,000円(+19,000円

3年間の累積コスト(通常事故・1回の場合)

10等級で事故を起こし保険を使った場合と、使わず自費修理した場合の比較です。

事故あり(保険使用)事故なし(自費修理)差額累計
事故の翌年7等級・事故有:86,000円11等級:52,000円+34,000円
2年後8等級・事故有:85,000円12等級:50,000円+69,000円
3年後9等級・事故有:82,000円13等級:49,000円+102,000円
3年間合計253,000円151,000円+102,000円

修理費が約102,000円以下なら「自費修理して等級を守る」方が得。これが等級を守るための自費修理の損益分岐点です。4年目以降は事故有係数が外れて「無事故」欄に戻りますが、等級3つ分の遅れはその後も続きます。

「等級を守るか・保険を使うか」の判断基準

修理費の目安判断理由
〜30,000円自費修理等級ダウン+事故有係数による3年間の保険料増のほうが確実に大きい
30,000〜100,000円条件次第等級・車両保険の免責金額・割引前保険料の水準で変わる
100,000〜150,000円高等級なら自費も検討20等級付近は増加額が小さく、分岐点が下がる
150,000円以上保険使用3年間の保険料増加より修理費が大きいケースがほとんど

割引前保険料が高い人(若年・スポーツカー・車両保険フル)ほど事故時の増加額も大きくなるため、損益分岐点は上がります。ご自身の条件での試算は自動車保険シミュレーターでどうぞ。

フリート契約との違い

10台以上の契約はノンフリート(個人)ではなくフリート契約となり、別の料率体系が適用されます。個人ユーザーは基本的にノンフリート等級制度です。

等級を効率よく上げるコツ

方法効果
小額事故は自費修理等級維持+事故有係数を回避 → 長期的に保険料が安くなる
テレマティクス型保険を活用安全運転で割引を受けながら等級アップ
セカンドカー割引(7等級スタート)家族の2台目は新規でも1等級優遇
一括見積りで乗り換え等級を引き継いで安い保険に切り替え(代理店型vsダイレクト型の比較
車を手放すときは中断証明書等級を最長10年間保存し、再開時に引き継げる

よくある質問(FAQ)

Q. 自動車保険の等級とは?新規は何等級から始まる?

A. ノンフリート等級(無事故割引の等級)は1〜20等級の区分で、保険料の割引・割増を決める仕組みです。新規契約は6等級(13%割引)から始まり、無事故なら毎年1等級ずつ上がります。家族が既に11等級以上の契約を持っていれば、2台目はセカンドカー割引で7等級からスタートできます。

Q. 20等級の割引率は何%?

A. 無事故係数で63%割引です(事故有係数の期間中は51%割引)。割引前保険料が年10万円なら年37,000円まで下がります。20等級が割引率の上限で、これ以上は上がりません。

Q. 「事故有係数」とは?いつまで適用される?

A. 事故で保険を使った人に適用される、同じ等級でも割引率が低くなる区分です。3等級ダウン事故で3年間、1等級ダウン事故で1年間適用され、期間が過ぎると「無事故」欄の割引率に戻ります。2013年の制度改定で導入され、「事故を起こしても等級を追い抜けば元通り」ができなくなりました。

Q. 等級は保険会社を乗り換えると消える?

A. 消えません。等級は損保各社(共済の多くを含む)で引き継ぎ可能です。また車を手放す場合も「中断証明書」を取れば最長10年間等級を保存でき、再契約時に復活できます。乗り換え時に等級がリセットされると誤解して高い保険を続けるのはもったいないので、保険料の比較シミュレーションで毎年見直すのがおすすめです。

Q. この記事の割引率・計算の根拠はどこから?

A. 損害保険料率算出機構「自動車保険参考純率」(2023年届出の改定内容)と、チューリッヒ・ソニー損保など主要各社が公表する等級別割引率表(2026年時点)に基づきます。実際の適用率・保険料は保険会社・商品・年齢条件・車両料率クラスで変わるため、正確な金額は各社見積もりでご確認ください。

Q. 数字が実感と合わない場合は?

A. 本記事の金額例は「割引前保険料10万円」の目安計算です。実際は年齢条件(26歳以上・35歳以上補償など)、車両保険の有無・免責金額、型式別料率クラス、運転者限定で大きく変動します。自動車保険シミュレーターでご自身の条件を入力して確認し、それでも疑問が残る場合はお問い合わせからご連絡ください。

関連記事・シミュレーター

等級と保険料の変化をシミュレーション

現在の等級・事故の有無・修理費を入力して、保険を使った場合と自費修理した場合の3〜5年間の保険料差を比較できます。

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