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外食の頻度と食費の関係は?週何回なら家計に影響しないか計算

外食の頻度別に月間食費を徹底シミュレーション。自炊vs外食の1食あたりコスト比較、外食費の全国平均データ、外食を賢く減らすための具体的なテクニックを詳しく解説します。

外食の頻度、意識していますか?

「今日は疲れたから外食にしよう」「ランチは外で済ませよう」。こうした日常の積み重ねが、気づかないうちに家計を圧迫していることがあります。

総務省の家計調査によると、2人以上世帯の外食費は月額約12,000円(2025年)。しかし、これはあくまで平均値です。外食の頻度や利用する店のランクによって、月の食費は数万円単位で変動します。

この記事では、外食の頻度と食費の関係を具体的な数字で見ていきます。

自炊vs外食、1食あたりのコスト比較

まず、食事の形態別に1食あたりのコストを確認しましょう。

食事の形態1食あたりコスト月30日換算(1日3食)
完全自炊200〜400円18,000〜36,000円
半自炊(惣菜を活用)350〜600円31,500〜54,000円
コンビニ弁当・中食500〜800円45,000〜72,000円
ファストフード500〜1,000円45,000〜90,000円
チェーン系レストラン800〜1,500円72,000〜135,000円
個人経営の飲食店1,000〜2,000円90,000〜180,000円
居酒屋(夜)3,000〜5,000円

自炊と外食では、1食あたり3〜5倍のコスト差があります。特にディナーの外食は単価が高く、家計への影響が大きくなります。

外食頻度別の月間食費シミュレーション

外食の頻度を変えた場合、月間の食費がどう変わるかをシミュレーションします。前提条件は「2人世帯、朝食は自炊(1人300円)、昼食・夕食の外食頻度を変動」とします。

ランチ外食の頻度別(1回あたり1,000円)

ランチ外食の頻度月の外食回数月の外食費自炊に置き換えた場合差額
毎日(平日のみ)約22回22,000円8,800円(400円×22回)+13,200円
週3回約13回13,000円5,200円+7,800円
週2回約9回9,000円3,600円+5,400円
週1回約4回4,000円1,600円+2,400円
月2回2回2,000円800円+1,200円

ディナー外食の頻度別(1回あたり2人で4,000円)

ディナー外食の頻度月の外食回数月の外食費自炊に置き換えた場合差額
週3回約13回52,000円13,000円(1,000円×13回)+39,000円
週2回約9回36,000円9,000円+27,000円
週1回約4回16,000円4,000円+12,000円
月2回2回8,000円2,000円+6,000円
月1回1回4,000円1,000円+3,000円

ディナー外食を週2回から週1回に減らすだけで、月15,000円、年間180,000円の節約になります。

外食パターン別の年間食費

よくある外食パターンで年間の食費総額を比較します(2人世帯、朝食は常に自炊)。

パターン昼食夕食月間食費年間食費
ほぼ自炊型自炊週1外食58,000円696,000円
弁当持参+週末外食型自炊(弁当)週末のみ外食62,000円744,000円
ランチ外食型週3外食週1外食75,000円900,000円
バランス型週2外食週1外食70,000円840,000円
外食多め型毎日外食週2外食100,000円1,200,000円
ほぼ外食型毎日外食週4外食135,000円1,620,000円

ほぼ自炊型とほぼ外食型の差は年間約92万円。この差額を投資に回せば、年利5%で20年後には約3,000万円になります。

外食費の全国平均データ

総務省「家計調査」をもとに、属性別の外食費を確認します。

世帯タイプ別の月間外食費

世帯タイプ月間外食費食費に占める割合
単身・29歳以下18,000円47%
単身・30〜59歳15,000円35%
単身・60歳以上7,500円21%
2人世帯(共働き)16,000円20%
2人世帯(片働き)10,000円14%
3人世帯(子あり)13,000円15%
4人世帯(子あり)14,500円16%

29歳以下の単身世帯は食費の約半分が外食費という結果です。一方、60歳以上になると外食費は大きく減少し、食費の約2割にとどまります。

外食の種類別の支出額(2人以上世帯・月額)

外食の種類月額割合
和食2,800円23%
洋食2,200円18%
中華1,400円12%
すし1,500円13%
焼肉1,200円10%
ファストフード(ハンバーガー等)1,100円9%
喫茶・カフェ900円8%
その他900円7%

和食と洋食で全体の約4割を占めています。

外食を賢く減らすための具体的テクニック

1. 週の外食予算を決める

月の外食予算を決めたら、4で割って週単位の予算に落とし込みましょう。「今週はあと1回外食できる」と可視化することで、使いすぎを防げます。

2. ランチは弁当に切り替える

ランチ外食を弁当に切り替えると、1食あたり約600〜700円の節約。週5日続ければ月に約13,000円、年間で約156,000円の節約になります。作り置きおかずを詰めるだけなら、朝の準備時間は10分程度です。

3. 「ご褒美外食」を設定する

外食を完全にやめるのはストレスが溜まります。月に2〜3回の「ご褒美外食」をあらかじめ予定に入れ、そのぶん少しグレードの高い店を楽しむようにすると、満足度を保ちながら総額を抑えられます。

4. テイクアウトやデリバリーを活用

外食の代わりにテイクアウトを選ぶと、ドリンク代やサービス料が不要になり、1回あたり500〜1,000円ほど安くなります。ただし、デリバリーは配送料やサービス料が上乗せされるため、自分で受け取りに行くのがベストです。

5. 外食クーポン・ポイントを活用

ホットペッパーグルメやぐるなびのクーポンで10〜20%割引になることも。PayPayやdポイントなどのキャッシュレス決済のキャンペーンと組み合わせれば、さらにお得になります。

6. ランチタイムを活用する

同じレストランでも、ディナーよりランチの方が30〜50%安いメニューを提供していることが多いです。「あの店に行きたい」と思ったら、まずはランチで試してみましょう。

外食費を投資に回した場合のシミュレーション

外食を減らして浮いたお金を投資に回すと、長期的に大きな資産になります。

月の節約額年間節約額10年後(年利5%)20年後(年利5%)
5,000円60,000円約78万円約206万円
10,000円120,000円約155万円約411万円
20,000円240,000円約310万円約822万円
30,000円360,000円約466万円約1,233万円

外食を月2万円減らして20年間投資に回すと、約822万円の資産に。老後資金の足しにもなります。

シミュレーターで計算してみよう

現在の外食頻度・1回あたりの金額・世帯人数を入力するだけで、月間・年間の外食費と、自炊に切り替えた場合の節約額が一目で分かります。あなたの外食パターンが家計にどれだけ影響しているか、まずは数字で確認してみましょう。

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