留学費用は国別でいくら違う?人気6カ国の費用と節約法を徹底比較
アメリカ・イギリス・オーストラリア・カナダ・フィリピン・韓国の留学費用を期間別に比較。奨学金・費用を抑えるコツも解説します。
結論:留学費用は「国選び」で100万〜1,000万円変わる
留学先の国によって、学費・生活費・渡航費が大きく異なります。アメリカとフィリピンでは1年間の費用が3〜10倍違うことも。1年間の総額目安はアメリカ380〜680万円、フィリピン70〜150万円。本記事では、6カ国の費用比較・期間別目安・節約法・奨学金活用・ペルソナ別ケースまで徹底解説します。
国別の留学費用(1年間)
| 国 | 学費 | 生活費 | 渡航費等 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| アメリカ | 200〜400万円 | 150〜250万円 | 30万円 | 380〜680万円 |
| イギリス | 200〜350万円 | 130〜220万円 | 25万円 | 355〜595万円 |
| オーストラリア | 150〜300万円 | 120〜180万円 | 20万円 | 290〜500万円 |
| カナダ | 120〜250万円 | 110〜170万円 | 25万円 | 255〜445万円 |
| 韓国 | 50〜120万円 | 60〜100万円 | 10万円 | 120〜230万円 |
| フィリピン | 30〜80万円 | 30〜60万円 | 10万円 | 70〜150万円 |
最も安いフィリピンなら1年間で70〜150万円。アメリカの1/3以下で留学できます。為替が1ドル140円→160円に振れると総額が10〜15%変動するため、円高局面で送金しておくのも有効な戦略です。
期間別の費用目安
短期留学(1〜3ヶ月)
| 国 | 1ヶ月 | 3ヶ月 |
|---|---|---|
| アメリカ | 40〜70万円 | 100〜180万円 |
| イギリス | 35〜65万円 | 90〜170万円 |
| オーストラリア | 30〜55万円 | 80〜150万円 |
| カナダ | 25〜50万円 | 70〜130万円 |
| フィリピン | 15〜25万円 | 35〜65万円 |
| 韓国 | 18〜30万円 | 45〜80万円 |
語学留学 vs 大学留学
| タイプ | 期間 | 費用目安(アメリカ) |
|---|---|---|
| 語学学校 | 3ヶ月 | 100〜180万円 |
| 語学学校 | 1年 | 300〜500万円 |
| コミュニティカレッジ | 2年 | 500〜800万円 |
| 4年制大学 | 4年 | 1,500〜2,500万円 |
| 大学院(MBA・修士) | 2年 | 800〜1,500万円 |
| 大学院(PhD) | 4〜5年 | 多くがフルファンド支給 |
費用の内訳を詳しく
学費
| 学校タイプ | 年間学費 |
|---|---|
| 語学学校(欧米) | 100〜200万円 |
| 語学学校(フィリピン) | 30〜80万円 |
| 州立大学(アメリカ) | 200〜350万円 |
| 私立大学(アメリカ) | 300〜500万円 |
| アイビーリーグ等トップ校 | 600〜800万円 |
| 大学(イギリス) | 200〜350万円 |
| 大学院(イギリス1年制MA) | 250〜400万円 |
生活費(月額)
| 国 | 住居費 | 食費 | 交通費 | 通信費 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| アメリカ(都市部) | 10〜18万円 | 5〜8万円 | 1〜2万円 | 0.5万円 | 16〜28万円 |
| イギリス(ロンドン) | 10〜15万円 | 4〜7万円 | 1〜2万円 | 0.5万円 | 15〜24万円 |
| オーストラリア | 8〜14万円 | 4〜6万円 | 1万円 | 0.5万円 | 13〜21万円 |
| カナダ | 7〜12万円 | 3〜6万円 | 1万円 | 0.5万円 | 11〜19万円 |
| フィリピン | 2〜5万円 | 1〜3万円 | 0.5万円 | 0.3万円 | 4〜8万円 |
| 韓国(ソウル) | 5〜9万円 | 2〜4万円 | 0.5万円 | 0.3万円 | 8〜13万円 |
その他の費用
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| 往復航空券(アメリカ) | 15〜25万円 |
| 往復航空券(フィリピン) | 5〜10万円 |
| 往復航空券(韓国) | 3〜6万円 |
| ビザ申請(米F1) | 約4万円(SEVIS+申請料) |
| ビザ申請(英Tier4) | 約6.5万円 |
| 海外留学保険(OSSMA・年) | 15〜25万円 |
| 教材費 | 3〜10万円 |
費用を抑える方法
奨学金を活用
| 奨学金 | 対象 | 金額 |
|---|---|---|
| JASSO海外留学支援制度 | 大学生・大学院生 | 月6〜10万円 |
| トビタテ!留学JAPAN | 高校生〜大学院生 | 月12〜16万円+渡航費 |
| フルブライト奨学金 | 大学院生・研究者 | 学費+生活費全額 |
| チーヴニング奨学金 | 英国大学院生 | 学費+生活費全額 |
| 各大学の交換留学 | 在学生 | 留学先の学費免除 |
| 民間財団(ロータリー・三菱UFJ等) | 大学生〜社会人 | 月10〜30万円 |
交換留学なら留学先の学費が免除され、日本の大学に学費を払うだけ。費用が半分以下になります。
ワーキングホリデー
- オーストラリア・カナダ・イギリス・ニュージーランド等で就労可能
- 最低賃金が高い(オーストラリア: 約時給2,400円、カナダ: 約時給1,700円)
- 語学学校に通いながらバイトで生活費をまかなえる
- フルタイム就労で月15〜25万円の収入が可能
安い国を選ぶ
英語力の習得が目的なら、フィリピンのマンツーマンレッスンがコスパ最強。1日6〜8時間のレッスンで月15〜25万円。欧米の語学学校のグループレッスンよりも密度が濃く、費用は1/3以下です。マルタ・南アフリカ・マレーシアもコスパが良い英語圏。
コミュニティカレッジ経由の編入
アメリカの場合、コミカレ(2年)→州立大学編入で総費用を1,000万円以上節約できます。コミカレ学費は年100万円程度で、4年制大学の1/3以下。
住居費を抑える
- ホームステイ: 食事付きで月8〜15万円。一人暮らしより安いことが多い
- シェアハウス: 個室の部屋を借りるより30〜50%安い
- 学生寮: 大学付属なら立地が良く、光熱費込み
- オフキャンパス・アパートシェア: 上級者向け、月家賃を半額〜2/3に
ペルソナ別ケーススタディ
ケース1:大学2年生・夏休み1ヶ月のフィリピン語学留学
- セブ島の語学学校・寮(マンツーマン6時間/日)
- 学費15万円+寮食費6万円+航空券5万円+保険2万円=約28万円
→ アルバイトで貯金可能な金額。短期間で英語力を伸ばす王道コース。
ケース2:社会人・退職して1年間の英語圏ワーホリ
- カナダ語学学校3ヶ月(70万円)→ホスピタリティ系就労9ヶ月
- 渡航前準備100万円+語学70万円+生活費(就労収入で相殺)=約170〜200万円
→ 現地アルバイト(月15〜20万円)で生活費の半分以上を賄える。20代後半のキャリアブレイク選択肢。
ケース3:大学院でアメリカMBA(2年)
- トップMBAは学費年700万円・生活費年250万円・往復渡航等50万円
- 2年総額約2,000万円。給付型MBA奨学金(伊藤財団・船井財団等)で500-1,500万円カバー可能
→ 卒業後の年収が日本の2-3倍になるケースも多く、ROI(投資回収)で6-10年と試算される。
留学前に準備すべきお金
| 時期 | 必要な準備 |
|---|---|
| 2年前 | 費用見積もり、貯蓄計画スタート、TOEFL/IELTS受験 |
| 1年前 | 学校選定、奨学金の申請、保証人探し |
| 6ヶ月前 | 航空券の早期予約、ビザの申請、銀行口座準備 |
| 3ヶ月前 | 海外保険の加入、現地の住居手配、海外送金準備 |
| 出発時 | 当面の生活費(現金+クレジットカード+デビット) |
最低でも3ヶ月分の生活費を現金・クレカで持っていくのが安心。残りは現地で口座開設して送金、もしくはWise・Revolutで低コスト送金。
よくある質問
Q1: 最も費用が安い留学先はどこですか?
A: フィリピンと韓国が最安。フィリピンは語学学校が月8万円・生活費月5万円で、1ヶ月15万円から留学可能。韓国はソウル市内でも月15〜20万円程度で語学院に通えます。英語圏ならカナダ・オーストラリアが比較的リーズナブルです。
Q2: 為替リスクをどう考えるべき?
A: 1ドル140円→160円(15%振れ)で総額が15%増減します。出発1〜2年前から円安局面ではドルMMFや外貨預金で計画的にドル建て資産を準備するのが王道。Wise・Revolut等で複数通貨保有も有効です。
Q3: ワーキングホリデーで費用を全額賄えますか?
A: 完全自給は難しいですが、生活費の50〜80%は現地収入で賄えるケースが一般的。オーストラリア・カナダで月15〜25万円稼げれば、1年間の追加負担を100万円程度に抑えられます。最初の3〜6ヶ月の生活防衛資金(80〜120万円)は事前準備必須。
Q4: 留学エージェントは使うべき?
A: 短期(1〜3ヶ月)語学留学なら手数料無料エージェント(EF・StudyIn・スマ留等)が便利。長期・大学・大学院は自己手配の方が学費以外の手数料(20〜50万円)を節約できます。トップ大学受験はカウンセラー(Crimson等)を活用することも一般的。
Q5: 留学保険はどこがおすすめ?
A: 1年20万円前後の長期留学保険(OSSMA・東京海上日動・AIU)が標準。クレカ付帯保険(年90日まで)+不足分の現地加入で半額以下に抑える方法もあります。米国は医療費が高額なため、補償額3,000万円以上を推奨。
Q6: この計算の前提データはどこから?
A: 学費はJASSO「海外留学経験者調査(2023年)」、生活費は各国大使館の都市別目安、航空券・保険・ビザは2026年1月時点の市場相場。詳細は「留学費用シミュレーター」の「計算の前提条件・出典」セクションをご覧ください。
主な出典
- JASSO(日本学生支援機構)「海外留学経験者調査(2023年)」
- 各国大使館・教育機関公式サイト(米SEVP、英UKVI、豪Department of Home Affairs等)
- 留学エージェント公開料金(EF・ICC・StudyIn・栄陽子留学研究所)
- OSSMA・AIU・東京海上日動 留学保険料相場
- 為替: 三菱UFJ銀行公示TTSレート(2026年1月時点)
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