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メンタルヘルス 通院費シミュレーター

心療内科・精神科に通い続けたときの「診察+薬局+カウンセリング+交通費」を、2026年6月施行の令和8年度診療報酬の点数と薬価から計算します。 たとえば月2回・SSRI(後発品)なら、3割負担で診察約1,370円と薬局約570円が2回ずつ、交通費を含めて月約4,880円・年約5.9万円です。 自立支援医療(精神通院医療)を申請すると医療費が1割になり、所得区分ごとの月額上限(2,500〜20,000円)も付くため、同じ条件で月約2,300円になり、年約3.1万円軽くなります。 公認心理師の保険カウンセリング(心理支援加算)や自費カウンセリングを組み合わせた場合も比べられます。

入院した場合の自己負担上限は高額療養費シミュレーター、食事代・差額ベッド代を含めた入院総額は入院費用シミュレーター、年間医療費が10万円を超えた場合の還付額は医療費控除シミュレーターで確認できます。自立支援医療の申請手順など制度の詳しい解説は記事「心療内科の費用はいくら?薬代・カウンセリング料金と自立支援医療」でまとめています。

条件を入力

いまの通院費(3割負担・交通費込み)

月4,880

年間 58,560

自立支援医療なら/月

2,300

自立支援医療なら/年

27,600

年間の差額

▼30,960

中間所得2(重度かつ継続)の月額上限は10,000です。1割の額が上限より少ないため、1割分をそのまま払います。

費用内訳(月間・3割負担)

診察(クリニックの窓口)

458点=4,580 × 3割=1,370 × 月2回

2,740

薬局(SSRI(抗うつ薬))

190点(技術料130点+薬60点)× 3割=570 × 月2回

1,140

交通費

500 × 月2回

1,000

合計

月4,880(年58,560)

通常の保険と自立支援医療の比較(月額)

項目通常(3割)自立支援医療差額
診察2,740920▼1,820
薬局1,140380▼760
医療費の小計3,8801,300▼2,580
交通費1,0001,000対象外
合計4,8802,300▼2,580

※ 自立支援医療は、申請時に登録したクリニック・薬局での保険診療だけが対象です。自費カウンセリングと交通費は対象外です。

月間費用の内訳比較

計算の前提条件を見る(令和8年度診療報酬・自立支援医療の上限)
項目値(1点=10円)
再診料+物価対応料+ベースアップ評価料+明細書加算76点+2点+4点+1点
通院精神療法(精神保健指定医)30分未満 315点/30分以上 410点(指定医以外は290点/390点)
処方箋料60点(抗不安薬・睡眠薬などを3種類以上出すと20点)
心理支援加算(公認心理師)280点/回・月2回まで・初回から2年
薬局の技術料(処方箋1枚)調剤基本料1 47点+ベースアップ評価料4点+服薬管理指導料45点+1剤ごとに薬剤調製料24点・調剤管理料10点(28日分以上は60点)、向精神薬は+8点
薬:SSRI(抗うつ薬)エスシタロプラム錠10mg後発品 44.1円×1日1錠(一部銘柄は38.0円、先発レクサプロは78.5円)
薬:SNRI(抗うつ薬)デュロキセチンカプセル20mg後発品 23.0円×1日2カプセル(先発サインバルタは62.3円)
薬:抗不安薬ロラゼパム錠0.5mg後発品 6.3円×1日2錠(先発ワイパックスも同額・向精神薬)
薬:睡眠薬デエビゴ錠5mg 69.5円×1日1錠(後発品なし)
薬:抗うつ薬+抗不安薬+睡眠薬エスシタロプラム後発品+ロラゼパム後発品+デエビゴの3剤
自費カウンセリング対面50分 約10,000円/オンライン50分 約6,000円(相場は5,000〜15,000円)
窓口負担の端数医療機関・薬局ごとに1回ずつ10円未満を四捨五入
自立支援医療の所得区分重度かつ継続それ以外
生活保護世帯(生活保護受給世帯)00
低所得1(住民税非課税・本人収入80.9万円以下(2026年7月〜は約82.65万円以下))2,5002,500
低所得2(住民税非課税・本人収入が低所得1の基準超)5,0005,000
中間所得1(住民税(所得割)3.3万円未満)5,000上限なし(1割)
中間所得2(住民税(所得割)3.3万円以上23.5万円未満)10,000上限なし(1割)
一定所得以上(住民税(所得割)23.5万円以上)20,000(経過措置・2027年3月まで)対象外(通常の負担)

薬価は厚生労働省「薬価基準収載品目リスト」(令和8年4月1日適用)の内用薬の値です。後発品は銘柄で数円違うことがあり(例: エスシタロプラム10mgは38.0円と44.1円)、大半の銘柄の価格(44.1円)で計算しています。

地域支援・医薬品供給対応体制加算(27〜67点)など薬局ごとに異なる加算、初診料、心理検査、院内処方の場合の差は含めていません。所得区分は医療保険の世帯(同じ健康保険に入っている家族)の住民税で判定されます。

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よくある質問

心療内科に月2回通うと費用はいくら?

令和8年度の診療報酬で計算すると、3割負担で診察1回約1,370円(再診料76点+通院精神療法315点+処方箋料60点など計458点)、薬局1回約570円(SSRIの後発品2週間分)で、月2回なら医療費は約3,880円、交通費1,000円を足して月約4,880円・年約5.9万円です。自立支援医療を使うと医療費が1割の月約1,300円になり、交通費込みで月約2,300円・年約2.8万円と、年約3.1万円軽くなります。

自立支援医療(精神通院医療)の月額上限はいくら?

自己負担は原則1割で、世帯(同じ健康保険の加入者)の住民税によって月額上限が決まります。生活保護0円、住民税非課税で本人収入80.9万円以下(2026年7月以降は約82.65万円以下)2,500円、それ以外の非課税5,000円。課税世帯は、うつ病・統合失調症などの「重度かつ継続」に当たる場合のみ上限があり、所得割3.3万円未満5,000円、23.5万円未満1万円、23.5万円以上2万円(経過措置で2027年3月まで)です。「重度かつ継続」でない課税世帯は上限なしの1割、所得割23.5万円以上は対象外です。

この計算の前提データはどこから?

診察・薬局の費用は令和8年度診療報酬改定(2026年6月施行)の点数表から、再診料76点、外来・在宅物価対応料2点、ベースアップ評価料4点、通院精神療法315点(30分未満・精神保健指定医)、処方箋料60点、調剤基本料1 47点、服薬管理指導料45点などを使っています。薬代は厚生労働省「薬価基準収載品目リスト」(令和8年4月1日適用)の内用薬の薬価(エスシタロプラム錠10mg後発品44.1円、デュロキセチンカプセル20mg後発品23.0円、ロラゼパム錠0.5mg後発品6.3円、デエビゴ錠5mg 69.5円)、自立支援医療の上限は厚生労働省「自立支援医療における利用者負担の基本的な枠組み」と、低所得1の収入基準を2026年7月から約82.65万円に見直した厚生労働省の通知によります。自費カウンセリングは公認心理師・臨床心理士の相談室の料金相場(50分5,000〜15,000円)からの概算です。

カウンセリングは保険が使えますか?

医師による通院精神療法は毎回の診察に含まれます。公認心理師のカウンセリングは、2024年に新設された「心理支援加算」(280点、3割で約840円/回)で保険が使えるようになりましたが、対象は不安障害・適応障害などのストレス関連の病気で、医師の指示・30分以上・月2回まで・初回から2年までと条件があり、届出をした医療機関に限られます。それ以外の民間カウンセリングは自費で、対面50分1万円前後、オンライン5,000〜8,000円程度が目安です。

先発品(レクサプロ・サインバルタ)を希望すると高くなる?

薬価はレクサプロ錠10mgが78.5円で後発品44.1円の約1.8倍、サインバルタ20mgは62.3円で後発品23.0円の約2.7倍です。さらに2024年10月からは、医療上の必要がないのに後発品のある先発品を希望すると、差額の4分の1が「選定療養」として保険外で上乗せされます。費用を抑えたい場合は医師・薬剤師に後発品を相談してください。

医療費控除は使えますか?

診察料・薬代・保険の心理支援、通院の公共交通機関の運賃は医療費控除の対象です。医師の指示による治療としてのカウンセリングは対象になり得ますが、自己判断の民間カウンセリングは対象外になることが多いです。家族の分と合わせた年間医療費が10万円(所得200万円未満は所得の5%)を超えた部分が控除されます。

数字が実感と合わない場合は?

初診の月(初診料と30〜60分以上の精神療法550〜650点などで、3割なら診察だけで約2,800〜3,100円)、心理検査や血液検査のある月、院内処方か院外処方か、薬局の加算(地域支援・医薬品供給対応体制加算など)、処方日数で、1回あたりの費用は数百円単位で変わります。詳細設定で診察時間・負担割合・交通費を領収書に合わせて調整し、それでも大きくずれる場合はお問い合わせフォームから教えてください。

入力しても数字が実感と大きくずれる場合は、お問い合わせフォームから領収書の金額や条件を教えていただけると、計算の改善に役立てます。

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