住まい
賃貸の退去費用はいくら?原状回復の負担範囲をガイドラインで解説【2026年版】
賃貸退去時の費用相場を間取り別に解説。国交省ガイドラインに基づく大家負担・借主負担の範囲を具体的に紹介します。
退去時の高額請求に驚いていませんか?
賃貸物件を退去するとき、「クリーニング代5万円」「壁紙張替え8万円」といった請求書を見て驚く方は多いです。
実は、国土交通省のガイドラインでは、通常の使用による損耗(経年劣化)は大家負担と定められています。正しい知識があれば、不当な請求を防げます。
退去費用の相場(間取り別)
| 間取り | 退去費用の相場 | 敷金でカバーできる割合 |
|---|---|---|
| ワンルーム・1K | 2〜5万円 | 約70〜100% |
| 1LDK・2DK | 4〜8万円 | 約50〜80% |
| 2LDK・3DK | 6〜12万円 | 約40〜70% |
| 3LDK以上 | 8〜18万円 | 約30〜60% |
※ハウスクリーニング代を含む
大家負担 vs 借主負担の判断基準
大家が負担すべきもの(経年劣化・通常損耗)
- 日焼けによる壁紙の変色
- 家具の設置跡(へこみ)
- 画鋲やピンの穴(下地ボードに達しないもの)
- 冷蔵庫裏の電気焼け
- フローリングのワックス剥がれ
- 網戸の張替え(経年劣化の場合)
借主が負担すべきもの(故意・過失)
- タバコのヤニによる壁紙の黄ばみ
- ペットによる傷・臭い
- 引越し作業でつけた大きなキズ
- 掃除を怠ったことによるカビ・水垢
- 釘やネジの穴(下地ボードに達するもの)
退去費用を抑える5つのポイント
- 入居時に写真を撮っておく: 元からあった傷の証拠になる
- ガイドラインを理解しておく: 国交省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」が根拠
- 退去立会いに同席する: その場で確認・交渉が可能
- 見積もりの内訳を確認する: 項目ごとに妥当性をチェック
- 消費者センターに相談する: 不当請求は無料で相談できる
壁紙の張替え費用と経過年数
壁紙(クロス)の耐用年数は6年です。ガイドラインでは、居住年数に応じて借主の負担割合が減ります。
| 居住年数 | 借主負担割合 | 6畳の壁紙(張替え5万円)の場合 |
|---|---|---|
| 1年 | 約83% | 約41,500円 |
| 3年 | 約50% | 約25,000円 |
| 6年以上 | 約0〜10% | 約0〜5,000円 |
まとめ
退去費用の相場はワンルームで2〜5万円、ファミリーで6〜18万円です。ただし、経年劣化は大家負担が原則。ガイドラインを武器に、正当な費用だけを支払いましょう。
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