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年末年始の帰省、飛行機の最初の締切は10月15日——家族3人・東京↔福岡の往復で早割と12月予約の差は約5.4万円、新幹線なら約11.9万円【2026-27年】

12月29日発の羽田→福岡便は、ANAの早期予約割引(SUPER VALUE 75)の予約期限が10月15日、1月3日の帰り便は10月20日。家族3人の往復で早割なら約16.2万円、12月上旬の予約なら約21.6万円、直前なら約25.2万円と、同じ席が予約日だけで最大9万円変わる。年末年始は最繁忙期加算が乗る新幹線でも3人往復約11.9万円と飛行機より安く、LCCと車の概算、出発日を1日ずらす効果まで含めて、10月中に決めておくべき順番を整理した。

10月15日。年末年始の帰省を飛行機で考えている人にとって、この日が最初の締切になる。

12月29日(火)に羽田から福岡へ飛ぶ場合、ANAの早期予約割引「SUPER VALUE 75」は搭乗日の75日前、つまり10月15日までに予約しなければ使えない。1月3日(日)の帰り便なら10月20日が期限だ。年末年始の便は9月の時点ですでに発売から半年以上経っており、「まだ先の話」と思っている間に、安い運賃枠から順に消えていく。

この記事では、東京で暮らす夫婦と小学生1人の3人家族が福岡の実家に帰省するケースを例に、予約する日によって同じ座席の値段がどこまで変わるのか、飛行機以外の手段を含めるとどう並ぶのかを検算する。

早割の締切カレンダー:12月29日発・1月3日帰りの場合

ANAのSUPER VALUEは、搭乗日の何日前までに予約するかで75・55・45・28・21の5段階に分かれ、早いほど安い。12月29日出発・1月3日帰着の日程に当てはめると、締切はこう並ぶ。

運賃の種類予約期限(12/29 出発便)予約期限(1/3 帰り便)
SUPER VALUE 7510月15日10月20日
SUPER VALUE 5511月4日11月9日
SUPER VALUE 4511月14日11月19日
SUPER VALUE 2812月1日12月6日
SUPER VALUE 2112月8日12月13日
VALUE 7 / 3 / 112月22日以降12月27日以降

注意したいのは、期限までに予約すれば必ずその運賃で買えるわけではない点だ。各運賃には席数の枠があり、年末年始のような繁忙期は枠自体が少ない。「10月15日まで有効」ではなく「遅くとも10月15日、枠があるうちに」が正しい読み方になる。JALにも同じ構造の早期予約運賃(スペシャルセイバー)があり、こちらは搭乗日の330日前から発売されている。

予約日で同じ席の値段はどこまで変わるか

羽田→福岡の12月29日便を例に、2025-26年シーズンの販売状況をもとにした片道運賃の目安を置く。便の時間帯や残席で上下5,000円程度は動くため、あくまで水準感として読んでほしい。

予約のタイミング使える運賃片道の目安(1人)
10月中旬までSUPER VALUE 75約27,000円
12月上旬SUPER VALUE 21約36,000円
12月下旬(直前)VALUE 3約42,000円
当日近く・変更自由FLEX約47,000円

割引運賃には小児運賃の設定がなく、小学生も大人と同額になる。3人家族の往復で計算すると差がはっきりする。

```
早割(SUPER VALUE 75) 27,000円 × 3人 × 往復 = 162,000円
12月上旬(SUPER VALUE 21)36,000円 × 3人 × 往復 = 216,000円
直前(VALUE 3) 42,000円 × 3人 × 往復 = 252,000円

早割と12月上旬予約の差 54,000円
早割と直前予約の差 90,000円
```

同じ日の同じ便、同じ座席で、家族3人なら5万円台から9万円の差が生まれる。差額の正体は「席を早く確定させることへの対価」であって、サービスの中身は何も変わらない。

早割には「予約後の変更ができない」「取消手数料が高い」という条件が付く。とはいえ帰省は行き先も日程も動かしにくい旅行であり、変更の自由に9万円払うより、日程を先に固めてしまうほうが割に合う家庭のほうが多い。

飛行機以外を並べると、年末年始は新幹線のほうが安い

東京から福岡へ帰る手段は飛行機だけではない。同じ3人家族で、往復の交通費と片道の所要時間を並べてみる。

手段3人の往復費用(目安)片道の所要時間予約・注意点
飛行機(早割・羽田発)約16.2万円約2時間+空港往復1.5時間10月中旬が事実上の締切
飛行機(12月上旬予約)約21.6万円同上席が残っていれば
LCC(成田発・早めの予約)約14〜15万円約2.5時間+空港往復2.5時間受託手荷物・成田アクセスが別途
新幹線(のぞみ・指定席)約11.9万円約5時間発売は乗車1か月前の10時
車(高速利用)約7万円約13時間年末年始は休日割引の適用除外

新幹線の内訳はこうだ。東京→博多ののぞみ普通車指定席は通常期23,390円で、年末年始(12月28日〜1月6日ごろ)は2022年に導入された「最繁忙期」にあたり400円が加算される。小児は半額になる。

```
大人 23,790円 × 2人 + 小児 約11,900円 = 片道 59,480円
往復 約118,960円 ≒ 約11.9万円
```

飛行機の早割でも新幹線を4万円以上上回る。福岡便は距離が長く「飛行機が安い路線」と思われがちだが、年末年始に限っては新幹線の値付けのほうが穏やかだ。新幹線の割引商品(21日前までのEX早特21ワイドなど)は年末年始でも設定があれば1人あたり約1.9万円前後まで下がるが、席数が限られるため確実性は低い。

LCCは成田発着になる。運賃自体は早めに押さえれば1人片道1.5万〜2万円台で収まるが、受託手荷物1個で2,000〜3,000円、都心から成田までのアクセスで1人1,500〜2,600円が上乗せされ、帰省の大荷物を抱えて成田まで移動する手間まで含めると、実質の差は運賃の見た目ほど大きくない。

車は往復1,100kmを超える。高速料金と燃料代で3人分まとめても7万円前後と最安だが、片道13時間の運転が必要なうえ、年末年始は土日祝の休日割引が近年は適用除外になっている。走行距離に応じたタイヤや整備の「見えない費用」も含めた損得は高速道路 vs 下道シミュレーターで自分の区間に置き換えて確認できる。

出発日を1日ずらすと1人1万円動く

予約の時期と並んで効くのが、日付そのものだ。年末年始の航空運賃は12月28〜30日の下り、1月2〜4日の上りに集中して高くなる。同じSUPER VALUE 75でも、12月26日(土)や27日(日)発に前倒しすると、羽田→福岡の目安は1人片道約17,000〜20,000円まで下がる。帰りも1月5日(月)以降にずらせば同じ傾向になる。

```
12月29日発・1月3日帰り 27,000円 × 2 = 54,000円(1人往復)
12月27日発・1月5日帰り 約19,000円 × 2 = 約38,000円(1人往復)
差額 約16,000円 × 3人 = 約48,000円
```

有休を2日足すだけで、家族3人の交通費が約5万円変わる。滞在が長くなるぶん実家での食費や手土産が増えるといっても、5万円には遠く届かない。年末年始を含めた年間イベントの出費全体は年間イベント費用シミュレーターで月別に並べると、帰省の交通費が年間でどの位置にあるかが見える。

マイルで飛ぶ選択肢は「発売初日」勝負

貯まったマイルで特典航空券を取る手もあるが、年末年始の特典枠は355日前の発売直後にほぼ埋まる。羽田〜福岡は片道1人あたり1万マイル前後(繁忙期区分)が目安で、3人往復なら6万マイル規模になる。9月の時点で来年の年末年始便はすでに発売済みなので、狙うなら「来年の分を今年の12月末〜1月初旬に押さえる」という一年がかりの動き方になる。現金運賃16万円分をマイルで賄えるなら1マイル2.7円換算になり、これは特典航空券としてはかなり効率のよい使い方だ。手持ちのマイルとポイントのどちらで払うのが有利かはマイル vs ポイント 比較シミュレーターで試算できる。

帰省にかかる「交通費以外」を忘れない

交通費を16万円に抑えても、帰省の総額はそれで終わらない。3人家族の年末年始帰省で、交通費の外側に乗りやすい費目を並べておく。

  • 手土産: 実家と親戚に2〜3件で1万〜1.5万円
  • お年玉: 甥・姪の人数次第で1万〜3万円
  • 空港・駅までの移動: 羽田なら1人往復1,000〜1,400円、成田なら3,000〜5,000円
  • 現地の足: 実家の車を借りられなければレンタカー3日で2万〜3万円(年末年始料金)
  • 自宅の留守対応: ペットホテル、植木、宅配の再配達など

現地でレンタカーが必要になる場合、繁忙期の割増料金込みでマイカーを持つ家庭との損得は車 vs カーシェアで年間ベースに直せる。航空券と宿をまとめたダイナミックパッケージが単品手配より安くなる場合も稀にあるが、実家泊の帰省では宿が不要なため、旅行パック vs 個人手配シミュレーターで確認しても差が出にくい。実家に泊まらず近くのホテルを取る帰省なら、逆にパッケージ側が有利になることがある。

家族全体で「今年の帰省にいくらかかるか」は、旅行先・人数・日程を入れて家族旅行 費用シミュレーターで先に総額を出しておくと、交通費の早割で浮いた分をどこに回すかまで一度に考えられる。

10月中に済ませておく順番

早割の締切から逆算すると、9月下旬から10月中旬にやることは多くない。順番だけ間違えなければ済む話だ。

  1. 帰省の日程を家族と確定する(有休を2日足せるなら12月27日発・1月5日帰りが最有力)
  2. 飛行機なら10月15日までに往路、10月20日までに復路を予約する(SUPER VALUE 75。JALはスペシャルセイバーを同時に見る)
  3. 新幹線派は11月29日10時の指定席発売日をカレンダーに入れる(EX予約なら1週間前から事前申込ができる)
  4. 車で帰る家庭は休日割引の適用除外日と深夜割引の時間帯を確認し、出発時刻を決める
  5. 手土産・お年玉・現地の足の予算を交通費と合わせて1つの数字にする

年末年始の帰省は、行き先も期間もほぼ動かない。動かせるのは「いつ予約するか」と「何日に動くか」の2つだけで、そのどちらも10月に決めるかどうかで家族3人あたり5万〜9万円が変わる。あなたの家では、去年の帰省の航空券をいつ予約しただろうか。

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