ダブルワーク収入シミュレーター
本業月収30万円+副業(配達)月20時間・時給1,200円のモデルケースでは、副業の月収2.4万円(経費15%差引後の所得2.04万円)に対して手取り増加額は月17,317円(実質時給866円)。所得税(復興特別所得税込み)と住民税10%が上乗せでかかるぶん、副業収入がそのまま手取りになるわけではない。
本業の月収と副業の時給・月間時間を入れるだけで、令和8年分の税制(基礎控除104万円・給与所得控除最低74万円)と本業の社会保険料控除を反映した手取り増加額・追加税額・確定申告の要否(副業所得20万円超、アルバイトなら副業先の給与20万円超)を計算する。本業年収が高く合計所得が489万円を超えると基礎控除が104万→67万円に下がり、副業の税率が跳ね上がる点も自動で反映。家族の扶養内で掛け持ちする人は130万・178万円の壁との距離も確認できる。
副業の税金の仕組みは副業の税金シミュレーター、時間あたりの稼ぎ効率は副業の時間価値シミュレーターで深掘りできます。配偶者の扶養内で働くなら収入の壁シミュレーター、本業の手取りは手取り計算シミュレーターとあわせてご確認ください。
あなたの条件
稼働時間を自由に設定できる業務委託。ガス代・自転車代等の経費あり。
計算結果
副業月収(税引前)
24,000円
月間手取り増加額
17,317円
合計年収
389万円
実質時給(手取)
866円
副業実効税率
15.1%
確定申告が必要です
副業所得(24.5万円)が年間20万円を超えるため、翌年3月15日までに確定申告が必要です。
収入・税金の内訳
| 項目 | 月額 | 年額 |
|---|---|---|
| 本業収入 | 300,000円 | 360万円 |
| 副業収入(配達・ウーバーイーツ等) | 24,000円 | 28.8万円 |
| うち経費(15%) | -3,600円 | -4.3万円 |
| 合計収入 | 324,000円 | 389万円 |
| 追加所得税(復興特別所得税込み) | -1,042円 | -12,500円 |
| 追加住民税 | -2,042円 | -24,500円 |
| 副業手取り増加額 | +17,317円 | +207,800円 |
副業時間別 月収・手取り増加額
時給1,200円 / 配達・ウーバーイーツ等の場合
計算の前提条件
| 本業月収 | 30万円 |
| 本業年収 | 360万円 |
| 副業の種類 | 配達・ウーバーイーツ等 |
| 副業時給 | 1,200円 |
| 副業月間時間 | 20時間 |
| 経費率 | 15% |
| 本業の社会保険料(本人負担) | 年529,740円健保4.95%(協会けんぽ全国平均9.90%の折半)・厚年9.15%・雇用保険0.5%・子ども子育て支援金0.115%(令和8年度) |
| 給与所得控除 | 最低74万円(令和8年分)副業が給与なら2社の給与を合算して1回だけ適用 |
| 所得税の基礎控除 | 104万円(合計所得489万円以下)655万円以下67万円・2,350万円以下62万円(令和8・9年分) |
| 所得税率 | 5〜45%の累進+復興特別所得税2.1%現在の限界税率 5% |
| 住民税 | 所得割10%+均等割5,000円令和9年度分(令和8年の所得)。基礎控除43万円、合計所得45万円以下は非課税(1級地・単身) |
| 確定申告の判定 | 副業所得20万円超副業が給与の場合は副業先の給与収入20万円超 |
| 計算に含めないもの | 賞与・生命保険料控除等の各種控除・住民税の調整控除・青色申告特別控除・副業先での社会保険加入 |
よくある質問
この計算の前提データはどこから?
税金は国税庁「源泉所得税の改正のあらまし(令和8年4月)」に基づく令和8年分(2026年1〜12月の所得)の税制で計算しています。給与所得控除は最低74万円、所得税の基礎控除は合計所得489万円以下で104万円・655万円以下で67万円・2,350万円以下で62万円です。社会保険料は協会けんぽの令和8年度料率(全国平均9.90%、介護1.62%、子ども・子育て支援金0.23%)、厚生年金18.3%、雇用保険の本人負担0.5%(いずれも労使折半後の本人分)を使っています。副業の時給は求人サイト(Indeed・求人ボックス等)やクラウドソーシングの公開相場からの目安です。
なぜ副業収入がまるごと手取りにならないの?
副業の所得は本業の所得に上乗せされるため、本業ですでに使い切った控除(給与所得控除・基礎控除・社会保険料控除)の外側で、所得税(5〜45%の累進+復興特別所得税2.1%)と住民税10%がかかります。本業月収30万円(年360万円)の会社員なら、所得税の限界税率は5%なので副業の税金は約15%(所得税約5%+住民税10%)です。年収が上がって課税所得が195万円を超えると所得税10%、330万円を超えると20%になり、副業にかかる税率も上がります。
本業の年収が高いと副業の税率が急に上がるのはなぜ?
令和8年分の所得税の基礎控除は、合計所得金額が489万円以下なら104万円ですが、489万円を超えると67万円に下がります。本業と副業の合計所得がこのラインをまたぐと、控除が37万円減る分だけ課税所得が増え、副業の実効税率が一気に上がります。たとえば本業年収600万円(所得436万円)の人が副業所得100万円を得ると合計所得が536万円になり、副業の実効税率は約29%になります(本業年収400万円で副業100万円なら約16%)。
副業がアルバイト(給与)だと確定申告は必要?
2か所から給与を受けている人は、副業先(従たる給与)の給与収入が年20万円を超えると確定申告が必要です(所得税法121条)。「給与なら年末調整で完結」ではありません。副業先では乙欄で多めに源泉徴収されることが多く、申告すると還付になるケースもあります。給与収入は2社分を合算してから給与所得控除を1回だけ引くため、本シミュレーターもその方法で計算しています。
副業先でも社会保険に入る必要がある?
パート・アルバイトの社会保険加入は勤務先ごとに判定します。副業先で週の所定労働時間が20時間以上、勤務先の従業員が51人以上(2027年10月から36人以上)、学生でない場合は副業先でも加入が必要です。月8.8万円(年106万円)の賃金要件は2026年10月1日に撤廃されたため、時給にかかわらず週20時間がラインです。2社の労働時間は合算しません。両方で加入する場合は「二以上事業所勤務届」を出し、保険料は2社の報酬合計で決まります。本シミュレーターの副業時間(月60時間まで)は週20時間未満のため、副業先の社会保険料は計算に含めていません。
家族の扶養内で掛け持ちする場合の壁は?
健康保険の扶養は2社の合計年収130万円未満が条件です。所得税は収入が給与だけなら178万円以下でかかりません(令和8年分。給与所得控除74万円+基礎控除104万円)。住民税は1級地の単身なら給与119万円以下で非課税です(令和9年度分)。配偶者の配偶者特別控除は169万円超から減り始め、207万円超でゼロになります。詳細設定で「扶養内」を選び、壁との距離の表示をオンにすると確認できます。
本業の会社に副業が知られる可能性は?
副業分の所得が加わると翌年度の住民税が増え、給与から天引きされる住民税額で気づかれることがあります。業務委託などの副業(給与以外)の分は、確定申告書の「住民税・事業税に関する事項」で「自分で納付(普通徴収)」を選ぶと自宅に納付書が届きます。ただし副業がアルバイト(給与)の場合は原則として特別徴収(給与天引き)になり、普通徴収を選べない自治体が多い点に注意してください。
数字が実感と合わない場合は?
本シミュレーターは月収×12か月で年収を近似し、賞与・生命保険料控除・iDeCo・医療費控除・住民税の調整控除は計算に含めていません。これらがある人は実際の副業の税金がやや少なくなります。事業所得で青色申告(最大65万円控除)を使う場合も税額は下がります。計算結果に気になる点があればお問い合わせからお知らせください。正確な税額は税務署や税理士にご確認ください。
広告