年金受給額シミュレーター
年金受給額は厚生年金受給者の平均で月150,289円(令和6年度末)、自営業など国民年金のみの方は満額で月70,608円(年847,300円・令和8年度)が目安です。 本シミュレーターは厚労省の「標準的な夫婦の年金額」月237,279円(令和8年度)を再現するよう較正しており、平均年収400万円・40年加入の会社員で月約14.1万円(年約169万円)、年収500万円なら月約15.9万円(年約190万円)。 平均年収・加入期間・就業形態から、国民年金と厚生年金の内訳をリアルタイムで計算し、受給開始年齢(60〜75歳)による増減も比較できます。 繰り上げ(60歳開始で-24%)と繰り下げ(70歳開始で+42%、75歳開始で+84%)では、長生き時の累計受給額に1,000万円以上の差が生じることも。 老後の生活費全体は定年後の生活費シミュレーター、 受給開始年齢の損得は年金の繰上げ・繰下げ比較、 不足分の準備は老後資金シミュレーター、 万一への備えは遺族年金シミュレーターとあわせてどうぞ。
年収別の年金受給額の早見表(厚生年金40年加入・65歳開始・月額の目安)
| 就業形態・平均年収 | 受給額の目安(月額) | 年額の目安 |
|---|---|---|
| 自営業・国民年金のみ(満額) | 70,608円 | 約84.7万円 |
| 会社員・年収300万円 | 約12.3万円 | 約148.1万円 |
| 会社員・年収400万円 | 約14.1万円 | 約169.2万円 |
| 会社員・年収500万円 | 約15.9万円 | 約190.3万円 |
| 会社員・年収546万円(厚労省モデルの夫) | 約16.7万円(妻の基礎年金込みで237,279円) | 約200.0万円 |
| 会社員・年収600万円 | 約17.6万円 | 約211.4万円 |
| 会社員・年収800万円 | 約20.8万円 | 約249.4万円 |
出典: 厚生労働省「令和8年度の年金額改定について」(国民年金満額 月70,608円・昭和31年4月2日以後生まれ)。表は本シミュレーターの計算式(年収÷12×再評価の較正係数0.963×5.481/1000×480ヶ月+基礎年金満額)による実装値で、年収546万円・40年の行は厚労省の標準的な年金額と一致します。標準報酬月額の上限65万円により年収約780万円で頭打ちになります。加入期間が40年未満の場合や産休・育休・転職による報酬変動で実際の額は変わります。
あなたの状況を入力
年金受給見込み額(月額・65歳開始)
15.4万円
年額
185.0万円
65歳開始との差
0.0%
シミュレーション結果
年金受給見込み額(月額)
15.4万円
国民年金(基礎年金)
月額 70,608円
厚生年金(報酬比例)
月額 83,572円
基礎年金: 年847,300円 × 480/480ヶ月 = 年847,300円
厚生年金: 平均標準報酬 401,250円 × 5.481/1000 × 456ヶ月 = 年1,002,859円
受給開始年齢別の比較
| 開始年齢 | 増減率 | 月額 | 年額 | 80歳累計 | 85歳累計 | 90歳累計 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 60歳 | -24.0% | 11.7万円 | 140.6万円 | 2812.2万円 | 3515.3万円 | 4218.4万円 |
| 62歳 | -14.4% | 13.2万円 | 158.4万円 | 2850.7万円 | 3642.6万円 | 4434.5万円 |
| 63歳 | -9.6% | 13.9万円 | 167.3万円 | 2843.3万円 | 3679.6万円 | 4515.9万円 |
| 64歳 | -4.8% | 14.7万円 | 176.1万円 | 2818.2万円 | 3698.8万円 | 4579.5万円 |
| 65歳 | 0.0% | 15.4万円 | 185.0万円 | 2775.2万円 | 3700.3万円 | 4625.4万円 |
| 66歳 | +8.4% | 16.7万円 | 200.6万円 | 2807.8万円 | 3810.6万円 | 4813.4万円 |
| 67歳 | +16.8% | 18.0万円 | 216.1万円 | 2809.3万円 | 3889.8万円 | 4970.3万円 |
| 68歳 | +25.2% | 19.3万円 | 231.6万円 | 2779.7万円 | 3937.9万円 | 5096.1万円 |
| 70歳 | +42.0% | 21.9万円 | 262.7万円 | 2627.2万円 | 3940.8万円 | 5254.5万円 |
| 75歳 | +84.0% | 28.4万円 | 340.4万円 | 1702.1万円 | 3404.3万円 | 5106.4万円 |
計算の前提条件を見る
| 国民年金(基礎年金)満額 | 月額 70,608円(令和8年度・昭和31年4月2日以後生まれ)×加入月数/480ヶ月 |
| 厚生年金(報酬比例部分) | 平均標準報酬額 × 5.481/1000 × 加入月数(2003年4月以降の総報酬制の乗率) |
| 平均標準報酬額 | 平均年収÷12(標準報酬月額の上限65万円で頭打ち)× 再評価の較正係数 0.963 |
| 再評価の較正係数 0.963 の根拠 | 厚労省の標準的な年金額(平均標準報酬45.5万円×40年の夫+夫婦の基礎年金)は月237,279円。基礎年金2人分141,216円を引いた厚生年金は月96,063円で、計算式そのまま(45.5万×5.481/1000×480=月99,754円)の約96.3%。過去の報酬を現在価値に直す「再評価率」がマクロ経済スライド等で賃金の伸びより抑えられている分を、一律の係数で近似しています(検算: 本シミュレーターで45.5万円×480ヶ月→厚生年金96,063円+基礎年金70,608円×2=237,279円) |
| 較正なしの場合の厚生年金 | 月額 86,783円(年収÷12をそのまま平均標準報酬として計算した値) |
| 繰り上げ減額率 | 1ヶ月あたり0.4%減額(60歳開始で-24%)。昭和37年4月1日以前生まれは0.5%(最大-30%)。現在の設定: 0.4%/月・60歳開始で-24% |
| 繰り下げ増額率 | 1ヶ月あたり0.7%増額(70歳開始で+42%、75歳開始で+84%)。75歳まで繰り下げられるのは昭和27年4月2日以後生まれ(それ以前は70歳まで)。加給年金は増額されず、繰下げ待機中は支給されません |
| 加入月数の初期値 | 国民年金480ヶ月(20〜60歳)、会社員の厚生年金456ヶ月(22〜60歳の38年)、パートは274ヶ月(その6割) |
| 加給年金(配偶者加給) | 年額 423,700円(243,800円+特別加算179,900円・令和8年度、配偶者が65歳になるまで) |
| 現在の年齢 / 就業形態 | 40歳 / 会社員(厚生年金加入) |
| 平均年収(加入期間中) | 500万円 |
出典: 厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」(令和8年1月23日・基礎年金満額と標準的な年金額237,279円)、日本年金機構「老齢基礎年金の年金額」「老齢厚生年金の年金額」「繰上げ受給」「繰下げ受給」。実際の受給額は給与の推移・マクロ経済スライド・毎年度の改定率で変わります。正確な見込額は「ねんきん定期便」「ねんきんネット」でご確認ください。
累計受給額の推移(受給開始年齢別)
よくある質問
年金はいくらもらえますか?
厚生労働省「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金(第1号)の老齢年金の平均は月150,289円(基礎年金を含む)、国民年金のみの老齢年金の平均は月59,310円です(令和6年度末)。本シミュレーターの初期値(会社員・平均年収500万円・厚生年金38年)では月約15.4万円。国民年金(基礎年金)は40年納付の満額で月70,608円(令和8年度)です。「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」でご自身の見込額を確認できます。
繰り下げ受給のメリットは?
繰り下げ受給では、65歳から1ヶ月遅らせるごとに0.7%増額されます。70歳まで繰り下げると42%増、75歳まで繰り下げると84%増になります。増額された年金は一生涯続くため、長生きするほどお得になります。ただし、受給開始までの期間は年金を受け取れないため、その間の生活費を確保しておく必要があります。
繰り上げ受給のデメリットは?
繰り上げ受給では、65歳から1ヶ月早めるごとに0.4%減額されます(昭和37年4月1日以前生まれは0.5%)。60歳から受給すると24%減額(0.5%の方は30%)となり、この減額は一生涯続きます。60歳開始は81歳(0.5%の方は77歳)で65歳開始に累計で追い抜かれます。障害基礎年金が請求できなくなる・寡婦年金が受け取れなくなるなどの制約もあり、一度繰り上げると取り消しはできないため慎重に検討しましょう。
何歳まで生きたら繰り下げが得?
額面ベースでは、70歳まで繰り下げた場合は82歳で65歳開始の累計受給額を上回り、75歳まで繰り下げた場合は87歳が損益分岐点です(増減率は年収に関係なく同じため、分岐年齢も年収によらず共通)。令和6年簡易生命表の平均寿命は男性81.09歳・女性87.13歳です。増額後は税・社会保険料も増えるため手取りベースでは分岐が1〜3歳後ろにずれます。詳しくは年金の繰上げ・繰下げ比較で確認できます。
配偶者加給年金とは?
厚生年金に20年以上加入した方が65歳になったとき、生計を維持する65歳未満の配偶者がいる場合に年額423,700円(令和8年度・特別加算179,900円込み)が加算される制度です。配偶者が65歳になると打ち切られ、代わりに配偶者の老齢基礎年金に「振替加算」(1966年4月1日以前生まれのみ)が加算されます。詳細設定の「加給年金対象配偶者」をありにすると加算額が表示されます。
厚労省の「標準的な夫婦で月237,279円」とどう関係する?
厚労省が毎年公表する「標準的な年金額」は、平均標準報酬(賞与込みの月額換算)45.5万円で40年間働いた夫の厚生年金と、夫婦2人分の基礎年金満額の合計で、令和8年度は月237,279円です。本シミュレーターは平均年収546万円(月45.5万円)・厚生年金480ヶ月を入力すると夫が月166,672円、専業主婦の妻の基礎年金70,608円と合わせて237,279円になるよう較正しています。日本年金機構の計算式に年収÷12をそのまま当てはめると約3,700円多く出るため、その差を再評価の較正係数0.963で補正しています。
この計算の前提データはどこから?
国民年金の満額(令和8年度:月額70,608円・年額847,300円)と標準的な年金額(夫婦で月237,279円)は厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」(令和8年1月23日)、厚生年金の計算式(平均標準報酬額×5.481/1000×加入月数)と繰上げ減額率(0.4%/月、昭和37年4月1日以前生まれは0.5%/月)・繰下げ増額率(0.7%/月、最長75歳)・加給年金(年423,700円・特別加算込み)は日本年金機構の各解説ページ、平均受給額は厚生労働省「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」に基づきます。出典リンクは「計算の前提条件を見る」に掲載しています。
数字が実感と合わない場合は?
本シミュレーターは「入力された平均年収(今の賃金水準に置き換えた加入期間全体の平均)」から計算しています。新卒時の低賃金期間、転職・昇給、産休・育休による中断、退職後の国民年金切替などで平均が変わるため、加入月数を詳細設定で調整するとより実態に近い数字になります。50歳以上の方の「ねんきん定期便」は60歳まで今の条件で加入した見込額なので、そちらとの比較が最も確実です。2003年3月以前の期間は賞与を含まない別の乗率(7.125/1000)で計算されるため、その期間が長い方は数%ずれることがあります。大きな乖離がある場合はお問い合わせフォームからご指摘ください。
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