不動産投資 利回り計算シミュレーター
物件価格と家賃を入力するだけで、不動産投資の表面利回り・実質利回り・月間キャッシュフローを自動計算するシミュレーターです。空室率・管理費・ローン返済まで織り込んだ「手元に残るお金」が一目で分かります。例えば築15年のワンルーム(価格2,000万円・家賃8万円・25㎡・頭金20%・金利3.0%/35年)なら、表面利回り4.8%に対し、空室率10%・賃貸管理委託費5%・建物管理費(年約5.3万円)・修繕積立金(年約10万円)・固定資産税等(年約6.3万円)・保険を引き、購入諸経費7%(140万円)を分母に加えた実質利回りは2.8%。家賃からの手残り月約49,000円に対してローン返済が月約61,600円なので、月間キャッシュフローは約−12,000円の持ち出しになります。「表面利回りだけ見ると良さそうな物件」の実力を、購入前に数字で確かめられます。経費は詳細設定を開かなくても物件タイプ別の目安で計算に含めています。修繕積立金は国土交通省「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」(令和6年6月改定)の平均目安335円/㎡・月、建物管理費は同省「令和5年度マンション総合調査」の㎡当たり管理費、固定資産税は購入価格ではなく「床面積×新築時の評価単価×築年数に応じた経年減点補正率」で推計し(固定資産税の家屋評価と同じ考え方)、詳細設定で築年数・面積や実額に置き換えられます。投資用ローン金利の既定値3.0%は、オリックス銀行の不動産投資ローン(2026年10月1日現在、年2.675〜4.675%)の下限付近を参考にしています。売却時の手取りは自宅売却手取り、保有中の税金は固定資産税、少額から始めるならREIT分配金や不動産クラウドファンディング利回りシミュレーターとあわせてどうぞ。
物件情報
※ 開かなくても、購入諸経費7%・管理費・修繕積立金・固定資産税・火災保険・家賃下落率0.5%/年は物件タイプ別の目安で計算に含めています。
シミュレーション結果
表面利回り
4.8%
実質利回り
2.8%
月間キャッシュフロー
-12,426円
年間キャッシュフロー
-149,112円
月額ローン返済
61,576円
投資回収年数
CF赤字
年間収支
融資・初期費用
頭金
400万円
購入諸経費(7%)
140万円
借入額
1600万円
総返済額
2586.2万円
自己資金 = 頭金400万円 + 購入諸経費140万円 = 540万円。実質利回りの分母は物件価格+購入諸経費です。
累計キャッシュフロー推移
計算の前提条件を確認する
| パラメータ | 値 | 出典・備考 |
|---|---|---|
| 空室率 | 10% | 地方15〜30%、都心5〜10%が目安 |
| ローン金利 | 3% | 既定3.0%。オリックス銀行の不動産投資ローン(変動)の適用金利は年2.675〜4.675%・店頭表示4.675%(2026年10月1日現在。7月は年2.425〜4.425%=健美家)で、下限に0.3%程度上乗せした水準。日銀は2026年9月18日に政策金利を1.25%程度へ引き上げ。自宅用の住宅ローン(変動1.0〜1.8%)より高く、住宅ローン控除の対象外 |
| 賃貸管理委託費率 | 5% | 管理会社への委託料。回収した家賃(空室分を除く)の3〜5%+税が相場 |
| 購入諸経費率 | 7% | 不動産流通推進センター(新築3〜7%, 中古6〜10%)。うち仲介手数料の上限は価格×3%+6万円+税(2,000万円で72.6万円)。自己資金で払い、実質利回りの分母に加算 |
| 建物管理費 | 53,000円/年 | 国交省「令和5年度マンション総合調査」の管理費(使用料充当を除く)㎡当たり平均:全体158.6円、20戸以下176.2円・21〜30戸178.7円/月。小規模棟の178円×25㎡×12ヶ月 |
| 年間修繕費 | 100,000円 | 国交省「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」(令和6年6月改定)の平均目安335円/㎡・月×25㎡×12ヶ月。建物管理費・室内設備の交換費は含まない |
| 固定資産税・都市計画税 | 63,000円/年 | 自動推計(保有1年目)。建物=25㎡×新築単価166,000円/㎡(東京法務局 新築建物課税標準価格認定基準表・令和6年度、RC造共同住宅)×経年減点補正率0.6225(築15年、経年減価補正率表)。固定資産税の家屋評価は購入価格ではなく再建築費×経年減点で決まるため床面積・築年数で推計。土地=物件価格×(1−建物比率)×70%(地価公示の7割目途)に住宅用地特例(固定1/6・都計1/3)。税率は固定資産税1.4%+都市計画税0.3%(総務省)。新築住宅の減額(マンション5年度・建物の固定資産税1/2)は1戸40㎡以上が要件で、25㎡のワンルームや1戸25㎡のアパートは対象外。累計推移では築年数とともに税額が下がる |
| 築年数・床面積 | 築15年・25㎡ | 既定は区分マンションが築15年の中古(2,000万円・家賃8万円=表面4.8%は都区部の中古ワンルームの水準)、一棟アパートが築10年の木造・延床200㎡(1戸25㎡×8戸) |
| 火災・地震保険 | 15,000円/年 | 区分マンション(RC造)は専有部分のみ、一棟アパート(木造)は建物全体の地震保険込みの目安 |
| 減価償却期間 | 35年 | 法定耐用年数(RC造47年・木造22年)を中古の簡便法(法定−築年数+築年数×20%、1年未満切捨て)で短縮。築年数を変えると連動(築15年のRCは35年、築10年の木造は14年) |
| 建物価格比率 | 60% | 区分マンション55〜60%、木造一棟アパート40%を既定値(土地は減価償却できない) |
| 家賃下落率 | 0.5%/年 | 三井住友トラスト基礎研究所(年0.5〜1%程度)。累計キャッシュフロー推移に反映 |
よくある質問
表面利回りと実質利回りの違いは?
表面利回りは「年間家賃÷物件価格」のシンプルな指標。実質利回りは「(家賃−空室損−経費)÷(物件価格+購入諸経費)」で、空室・賃貸管理委託費・建物管理費・修繕積立金・固定資産税・保険料を差し引きます。区分マンションは管理組合への支払いと固定資産税の比重が大きく、既定のワンルーム(2,000万円・家賃8万円・築15年)でも表面4.8%に対して実質2.8%と、表面の6割弱まで下がります。投資判断には必ず実質利回りを使いましょう。
利回りは何%あれば良い?
都心ワンルームで表面4〜5%、地方一棟アパートで8〜12%が目安。実質利回りで3%以上あればまずまずです。ローン金利との差(イールドギャップ)も重要で、2026年10月の投資用ローン(変動)は3%前後が目安のため、毎月のキャッシュフローを黒字にするには実質利回り4〜5%以上か、頭金を多めに入れる必要があります。
この計算の前提データはどこから?
区分マンションの修繕積立金は国土交通省「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」(令和6年6月改定)の平均目安335円/㎡・月(20階未満・延床5,000㎡未満)、建物管理費は同省「令和5年度マンション総合調査」の㎡当たり管理費(小規模棟で約178円/㎡・月)に専有面積(ワンルーム25㎡・1LDK40㎡・ファミリー70㎡)を掛けた年額で、ワンルームなら修繕積立金年約10万円・管理費年約5.3万円です。固定資産税・都市計画税は、建物を「床面積×新築時の評価単価(東京法務局の新築建物課税標準価格認定基準表・令和6年度、RC造共同住宅166,000円/㎡)×経年減点補正率」、土地を地価公示の7割目途の評価に住宅用地特例(1/6・1/3)を掛けて推計し(税率1.4%+0.3%)、築15年・25㎡のワンルームで年約6.3万円です。ローン金利3.0%はオリックス銀行の不動産投資ローン(2026年10月1日現在の適用金利年2.675〜4.675%)の下限に0.3%程度上乗せした水準、購入諸経費率は不動産流通推進センターの目安、家賃下落率は三井住友トラスト基礎研究所の調査データ、減価償却は法定耐用年数を中古の簡便法で短縮した年数(築15年のRC造で35年)に基づいています。詳細設定から各パラメータを調整できます。
月間キャッシュフローがマイナスになるのはなぜ?
ローン返済に元本の返済分が含まれるためです。既定のワンルーム(借入1,600万円・金利3.0%・35年)では月の返済が約61,600円、家賃から空室・経費を引いた手残りは月約49,000円なので、差し引き月約1.2万円の持ち出しになります。元本返済分はローン残高の減少として資産に変わりますが、手元の現金は減り続ける点に注意してください。頭金を増やす・金利の低い金融機関を選ぶ・利回りの高い物件を選ぶと改善します。
不動産投資の主なリスクは?
空室リスク(地方で15〜30%)、家賃下落リスク(築年数に応じ年0.5〜1%下落)、金利上昇リスク、修繕費の発生、災害リスクが主なものです。詳細設定で家賃下落率を設定すると、長期的な収支変化をシミュレーションできます。
会社員でも不動産投資はできる?
はい。安定収入があるためローン審査に有利です。年収500万円以上なら区分マンション投資から始められます。管理会社に委託すれば手間もかかりません。頭金として物件価格の10〜20%は用意しましょう。
数字が実感と合わない場合は?
デフォルト値は全国平均的な目安です。お住まいの地域や物件特性によって大きく異なります。特に区分マンションの管理費・修繕積立金は物件ごとの差が大きく、新築時は修繕積立金が安く設定されていても段階的に上がるのが一般的です。固定資産税も床面積・築年数からの推計で、RC造の評価は実際には60年かけて下がるため築20〜40年では1〜3割低めに出ることがあります。詳細設定を開いて、重要事項調査報告書の管理費・修繕積立金や、固定資産税の納税通知書(評価証明書)の金額を入れると精度が上がります。不動産会社の提示する収支計画と見比べることもおすすめです。前提と大きくずれる事例があればお問い合わせフォームからお知らせください。
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利回りを確認したら、保有中の税金・売却時の手取り・他の投資商品との比較もシミュレーターで確認しましょう。
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