FIRE達成年数シミュレーター
FIRE(経済的自立・早期リタイア)に必要な資産は、4%ルールに基づくと「年間生活費の25倍」が目安です。年間生活費300万円(月25万円)なら7,500万円、240万円(月20万円)なら6,000万円。そして達成までの年数を決める最大の要素は貯蓄率で、投資リターン年5%の前提では貯蓄率20%で約37年、50%で約17年、70%なら約9年に短縮されます。「自分の場合は何歳で達成できるのか」を具体的な数字で知ることが、FIRE計画の出発点になります。
本シミュレーターは、現在の年齢・年収・年間生活費・資産額を入力するだけで、FIRE達成目標額・達成までの年数・達成年齢・貯蓄率をリアルタイムで計算します。完全FIRE・セミリタイア・コーストFIRE・バリスタFIREの4タイプに対応し、セミリタイア系ではFIRE後の労働収入を差し引いた現実的な必要額を算出。詳細設定では期待リターン(初期値5%)・インフレ率(同2%)・取り崩し率(同4%)を自由に調整でき、貯蓄率別の達成年数比較テーブルと資産推移チャートで計画の全体像がつかめます。
取り崩し率はトリニティ・スタディ(1998年)と後続研究、インフレ率は日銀の物価安定目標2%に基づいています。あわせて経済的自由の必要資産額、定年後の取り崩し、新NISAの運用、複利計算も確認すると、資産形成から取り崩しまでのFIRE計画全体を数字で描けます。
あなたの状況を入力
投資収益だけで生活費を賄う
シミュレーション結果
FIRE達成目標額
7,500万円
達成までの年数
42年(72歳で達成)
貯蓄率
24%
現在の進捗
3%
資産推移とFIRE目標額
貯蓄率別FIRE達成年数の比較
| 貯蓄率 | 達成年数 | 達成年齢 |
|---|---|---|
| 30% | 36年 | 66歳 |
| 40% | 30年 | 60歳 |
| 50% | 25年 | 55歳 |
| 60% | 22年 | 52歳 |
| 70% | 19年 | 49歳 |
| 80% | 17年 | 47歳 |
🔥 FIRE達成に向けた次のステップ
貯蓄率を上げ、非課税枠をフル活用し、運用益を複利で増やすのが王道。
計算の前提条件・出典
- FIRE達成目標額の計算: 「年間生活費 ÷ 取り崩し率」で算出。4%ルール(取り崩し率4%)の場合、年間生活費の25倍が必要資産額になります
- 取り崩し率のデフォルト値: 完全FIRE 4.0%、コーストFIRE 4.0%、セミリタイア 3.5%、バリスタFIRE 3.5%に設定。トリニティ・スタディ(1998年)および後続の研究(Michael Kitces 2019等)を参照
- 期待リターン年5%: S&P500の1960〜2024年の年平均リターン約10%(インフレ調整後約7%)を、日本の為替・税金・個別リスクを考慮して保守的に設定。つみたてNISAの想定利回り(一般的に3〜5%)と整合
- インフレ率年2%: 日銀の物価安定の目標2%を参照。過去10年の日本の消費者物価上昇率は年0.5〜3.0%で推移
- 貯蓄率: 「(年収 − 年間生活費) ÷ 年収」で算出。貯蓄率50%で約17年、貯蓄率70%で約9年でFIREに到達するのが「貯蓄率別FIREまでの年数」の一般的な目安です
- 簡略化のため含まれていない費用: FIRE後の国民健康保険料(所得連動・年10〜50万円)、国民年金保険料(月約16,980円/2025年度)、住民税(前年所得の約10%)、投資益の税金(特定口座20.315%、NISAは非課税)。実質的な必要額は表示値より10〜20%大きくなる場合があります
🧭 FIRE計画を多角的に検証する
達成年数が分かったら、タイプ別の必要額・積立の増え方・FIRE後の取り崩しもあわせて確認しましょう。
よくある質問
FIREとは何ですか?
FIREとは「Financial Independence, Retire Early」の略で、経済的自立を達成して早期リタイアすることを目指すムーブメントです。投資による資産収入で生活費を賄えるだけの資産を築き、従来の定年を待たずにリタイアすることを目標とします。完全FIREのほか、セミリタイアやバリスタFIREなど、働き方を調整するスタイルもあります。
4%ルールとは?
4%ルールは、1998年のトリニティ・スタディ(Trinity Study)に基づく資産取り崩しの目安です。退職時の資産の4%を毎年取り崩しても、30年以上資産が持続する確率が高いとされています。つまり、年間生活費の25倍の資産があればFIREが可能という目安になります。ただし、これは米国の過去データに基づくものであり、日本の状況では保守的に3.5%程度で計算することも推奨されます。
FIREに必要な資産額の目安は?
4%ルールに基づくと、年間生活費の25倍が目安となります。例えば、年間生活費が300万円なら7,500万円、400万円なら1億円が必要です。ただし、セミリタイアやバリスタFIREのように一部の労働収入がある場合は、必要額を大幅に減らすことができます。
日本でFIREする場合の注意点は?
日本でFIREを目指す場合、いくつかの重要な注意点があります。退職後は国民健康保険に加入する必要があり、保険料は前年の所得に基づいて計算されます。また、国民年金の保険料(月約16,980円)を自分で納付する必要があります。投資収益に対する税金(約20%)、住民税、そしてインフレリスクも考慮が必要です。社会保険料や税金を含めた実質的な生活費で計算することが重要です。
この計算の前提データはどこから?
取り崩し率の根拠はトリニティ・スタディ(1998年/Cooley, Hubbard, Walz)で、米国の株式60%・債券40%のポートフォリオで4%の取り崩しなら30年間の資産持続率が95%以上という研究です。その後ビル・ベンゲン(2006年)、マイケル・キッセス(2019年)による再検証でも4%前後の妥当性が確認されています。期待リターン5%はS&P500の過去65年の年平均(インフレ調整後約7%)を日本の為替・税引き後リターンで保守的に設定。インフレ率は日銀の物価安定目標2%、国民年金保険料は厚生労働省の2025年度額(月16,980円)を参照しています。
数字が実感と合わない場合は?
FIRE達成年数は貯蓄率に強く依存します。貯蓄率20%なら約37年、50%なら約17年、70%なら約9年という試算が有名ですが、これは月収の一定割合を積立した前提です。実感と合わない主な要因は(1)現在の資産がすでにある場合は年数が短くなる、(2)インフレ率・期待リターンを変えると±数年動く、(3)生活費に社会保険料を含めていない等です。詳細設定で期待リターン・取り崩し率・インフレ率を±1〜2%動かすと結果が大きく変わるので、複数パターンで試算するのがおすすめ。計算に違和感がある場合はお問い合わせフォームからご連絡ください。
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