中古マンション リノベ vs 新築マンションコスト比較シミュレーター
中古マンション+リノベーションと新築マンション、どちらが本当にお得なのか。購入価格だけでなく、ローン利息・管理費・修繕積立金・固定資産税まで含めた35年間の総コストを比較できます。国土交通省「マンション総合調査」のデータを基に、リアルな維持費で将来のコスト差を可視化します。
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比較結果
中古+リノベの方が35年間でおトク
1333.6万円の差額
年間38.1万円の差(月31,753円)
新築マンション
213.7万円/年
月178,096円
中古+リノベ
175.6万円/年
月146,343円
年間コスト差額
38.1万円 おトク
中古+リノベ の方がお得です
新築マンション
213.7万円/年
月 178,096円
中古+リノベ
175.6万円/年
月 146,343円
35年間の総コスト
新築マンション
7480.0万円
購入総額: 5250万円
中古+リノベ
6146.4万円
購入総額: 4010万円 (リノベ800万円込)
年間コスト内訳
累計コスト推移
費用詳細
| 費目 | 新築マンション | 中古+リノベ |
|---|---|---|
| ローン返済 | 1,246,008円 | 946,968円 |
| 頭金(年按分) | 285,714円 | 217,143円 |
| 管理費 | 240,000円 | 216,000円 |
| 修繕積立金 | 144,000円 | 216,000円 |
| 固定資産税 | 150,000円 | 100,000円 |
| 諸費用(年按分) | 71,429円 | 60,000円 |
| 合計(年間) | 2,137,151円 | 1,756,111円 |
平米単価×広さで見るリノベ費用相場(2026年)
上記の入力値「リノベーション費用 800万円」が相場のどこに位置するかを確認できます。出典: 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会・SHUKEN Re・ゼロリノベの市場調査(2026年4月時点)
| グレード | 平米単価 | 60㎡ | 70㎡ | 80㎡ |
|---|---|---|---|---|
| シンプル 設備更新のみ | 10〜15万円 | 600〜900万 | 700〜1,050万 | 800〜1,200万 |
| 標準 間取り変更含む | 15〜20万円 | 900〜1,200万 | 1,050〜1,400万 | 1,200〜1,600万 |
| ハイグレード 高品質設備 | 20〜30万円 | 1,200〜1,800万 | 1,400〜2,100万 | 1,600〜2,400万 |
💡 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会の2026年2月調査ではマンション・戸建てのリフォーム平均は 405万円。フルスケルトンに踏み込まないケースが多数を占めるためです。
築年数別 推奨リノベ範囲と費用感
中古マンションは築年数で「やるべきリノベの範囲」が変わります。配管・断熱・耐震は築20〜30年で更新検討の閾値。
築10〜20年
設備更新中心
水回り・内装・建具の更新が主体。700〜1,000万円が目安。
築20〜30年
配管・断熱含む半フル
給排水管・断熱材の更新が現実的に必要。1,000〜1,400万円。
築30〜40年
スケルトンリノベ推奨
配管/電気/間取りまで全更新が現実的。1,300〜1,800万円。
築40年以上
構造補強の検討域
耐震診断・補強含む大規模工事。1,500〜2,200万円+耐震補強100〜300万円。
⚠️ 1981年6月以前の旧耐震基準物件は耐震診断・補強が必要なケースが多く、追加100〜300万円を想定してください。
2026年版 中古マンションリノベで使える補助金・税制
条件次第で 合計500万円以上の支援 が組み合わせ可能です(2026年4月時点・各事業の申請枠が予算上限に達し次第終了)。
⚠️ 2026年4月1日からLIXIL/TOTO等の水回り設備が値上げされています(発注日基準)。補助金の申請枠も先着順のため、計画段階で工務店に併給確認を推奨。
新築プレミアムが消える年数 — 中古+リノベが追いつくまで
新築の購入価格には「未使用プレミアム」が乗っており、入居直後に約20%の評価額減があります(不動産流通近代化センター調査)。中古+リノベは初期コストが安いため、保有期間が長くなるほど有利になります。
入力中の条件では、35年保有時点での総コスト差は 1333.6万円。これは 中古+リノベが有利なケースです。
判断軸: 想定保有20年未満 → 新築有利傾向 / 25年以上 → 中古+リノベ有利傾向(修繕積立金の段階増額が転換点)
⚠️ 本シミュレーションに含まれない「税制優遇の差」
住宅ローン控除:新築は13年間(長期優良住宅は借入上限4,500万円)、 中古は10年間(借入上限3,000万円)。総額で最大200万円の差が生じることがあります。
固定資産税の減額特例:新築は5年間、建物部分の固定資産税が半額に (長期優良住宅は7年間)。5年で約25〜50万円の節税になります。中古は特例なし。
→ 新築の実質コストは上記表より200〜250万円安くなる可能性あり。 中古+リノベ選択の場合はリフォーム減税(最大60万円)を確認ください。
よくある質問
中古マンション+リノベーションのメリットは?
新築より購入価格を抑えつつ、好みの内装にカスタマイズできる点が最大のメリットです。立地条件の良い物件が見つかりやすいのも特徴です。総コストで新築の7〜8割程度に抑えられるケースが多いです。
中古マンションの修繕積立金が高いのはなぜ?
築年数が経過するほど大規模修繕の頻度が上がり、修繕積立金が値上がりする傾向があります。新築時は安く設定されていても、5〜10年ごとの見直しで段階的に上がることが一般的です。築20年以降は月額2〜3万円になるケースもあります。
リノベーション費用の目安は?
フルリノベーション(スケルトンリフォーム)で60〜80万円/坪、70m2の場合は約800〜1,200万円が目安です。部分リノベの場合は200〜500万円程度です。設備のグレードによって大きく変動します。
住宅ローンにリノベ費用を含められますか?
はい、「リフォーム一体型住宅ローン」を利用すれば、物件購入費用とリノベーション費用を一本のローンにまとめることができます。リノベ単独ローンより金利が低い傾向があります。
デフォルトの管理費・修繕積立金・固定資産税の根拠は?
管理費は国土交通省「マンション総合調査」(令和5年度)の全国平均を参考にしています。新築の管理費は月額約2万円、中古は約1.8万円が目安です。修繕積立金は新築で月額約1.2万円(段階増額方式の初期値)、築20年超の中古で約1.8万円です。固定資産税は東京都の70㎡マンションを想定し、新築は建物評価額が高いため年額約15万円、中古は経年で建物評価が下がるため年額約10万円としています。すべて「詳細設定」で自由に変更できます。
数字が実感と合わない場合は?
デフォルト値は全国的な平均値・都市部の相場を基にしており、エリアや物件の条件で大きく異なります。「詳細設定」で管理費・修繕積立金・固定資産税・ローン金利・頭金比率をすべてカスタマイズできるので、実際の見積もりや候補物件の情報を入力してより正確な比較をお試しください。
築何年の中古マンションがリノベ向きですか?
築20〜30年が最もコストパフォーマンスが良いとされます。物件価格が新築の50〜60%まで下がる一方、構造はまだ十分使える状態です。築30年超は給排水管・電気配線の全面更新が必要になりやすく、フルスケルトンリノベ前提(追加200〜400万円)。築40年超は1981年以前の旧耐震基準物件が混じるため耐震診断の結果次第で補強費100〜300万円が必要です。一方で築10〜20年の物件は価格がまだ高く、リノベの自由度が小さいため割高になりがちです。
リノベ後にすぐ売却した場合、新築より損ですか?
短期(5年以内)売却なら新築の方が資産価値が残りやすい傾向です。新築は入居直後に20%程度減価しますが、その後は緩やかな下落になります。中古+リノベは購入価格が新築の60〜70%、リノベ費用1,000万を加えても新築並みの総額になりつつ、再販時の評価では「築15年の物件」として扱われるためリノベ費用の回収率が低くなります。10年以上保有予定であれば中古+リノベ有利、5年以内に売却の可能性があるなら新築または築浅中古を検討するのが妥当です。
リノベ費用が400万円程度で済むケースはありますか?
あります。一般社団法人住宅リフォーム推進協議会の2026年2月調査では、マンション・戸建てを問わずリフォームの平均支出額は405万円でした。これはフルスケルトンではなく「水回り全更新+内装の壁紙・床貼替+建具更新」で実現できるレベルです。70㎡で平米単価6万円相当。住みながらの部分リフォームに多いパターンです。本シミュレーターのスライダーでも200万円から設定可能なので、控えめなリノベ前提でも比較できます。
新築と中古、住宅ローン審査で違いはありますか?
中古は担保評価が低くなりやすい傾向があります。築20年以上のマンションは担保評価が新築の50〜60%程度になるため、自己資金(頭金)を多めに準備する必要があるケースがあります。一方、フラット35は中古でも一定の技術基準(耐震性・劣化対策など)を満たせば新築と同等の借入が可能です。リフォーム一体型住宅ローンを活用すれば物件価格+リノベ費用を一本化でき、リノベ単独ローン(金利1.5〜3%)より低金利(0.5〜1%)になります。
中古マンションの管理費は新築より上がる前提で考えるべき?
はい、長期では上がる前提が安全です。修繕積立金は「段階増額方式」が一般的で、5〜10年ごとに見直されます。国土交通省「マンション総合調査」(令和5年度)では築20年超で月額1.5〜2万円、築30年超で2〜3万円が中央値。新築時は集客のため低めに設定されているため、購入時の月額をそのまま将来も払い続けられると考えるのは危険です。本シミュレーターの中古修繕積立金デフォルトはこの「上昇後」の値を採用しています。
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