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個人事業主 税金シミュレーターシミュレーター

会社員と違い、個人事業主(フリーランス・自営業・一人親方)は所得税・住民税・個人事業税・国民健康保険・国民年金を自分で負担し、確定申告で精算します。手取りの感覚がつかみにくく、「売上600万円・経費150万円(青色申告)なら手取りは約337万円(税・社会保険の負担率は約19%)」というように、額面の売上と実際に使えるお金には大きな差が生まれます。

このシミュレーターは売上と経費を入力するだけで、所得税・住民税・事業税・国民健康保険・国民年金・消費税を一括計算し、手取り額と税負担率を表示します。さらに青色申告65万円控除・小規模企業共済・iDeCoの節税効果も試算でき、「青色申告にするといくら税金が減るか」が具体的な金額でわかります。

節税をさらに深掘りするなら青色申告vs白色申告シミュレーター、会社員との比較は会社員vsフリーランス手取り比較が便利です。税率の仕組みは所得税率シミュレーターで、会社員時代の手取りは手取り計算シミュレーターで確認できます。

あなたの条件

800万円
100万円3,000万円
200万円
0万円800万円

計算結果

年間手取り

430.4万円

月額 35.9万円

税負担率

21.2%

負担額 169.6万円

売上

800万円

経費

200万円

事業所得

535万円

税金・社会保険料の内訳

項目年額月額
所得税375,79531,316
住民税422,78335,232
個人事業税155,00012,917
国民健康保険527,12843,927
国民年金215,04017,920
合計1,695,746141,312
計算の前提条件を見る
青色申告特別控除65万円(e-Tax利用)
基礎控除所得税: 95万〜58万円(2025年改正後の所得階層別)/住民税: 43万円
国民年金月額17,920円(2026年度)
国保 所得割率医療7.17% + 支援2.42% + 介護2.12%(東京都区部の目安)
国保 均等割医療42,100円 + 支援13,200円 + 介護16,600円
住民税課税所得×10% + 均等割5,000円
個人事業税(売上 - 経費 - 290万円)× 5%(青色申告特別控除は適用外)
復興特別所得税所得税額 × 2.1%

売上別の手取り・税金・社会保険料

売上別の比較

売上月商換算手取り税金保険料負担率
300万円25176.6万円10.1万円38.3万円16.1%
500万円41.7287.5万円34.8万円52.6万円17.5%
700万円58.3387.5万円70.5万円67.0万円19.6%
900万円75473.9万円119.7万円81.4万円22.3%
1100万円91.7504.7万円224.5万円95.8万円29.1%
1300万円108.3581.0万円285.2万円108.8万円30.3%
1500万円125662.2万円352.3万円110.5万円30.9%
1700万円141.7730.0万円434.5万円110.5万円32.1%
1900万円158.3797.0万円517.5万円110.5万円33.1%

個人事業主の税金はいつ払う?年間納付スケジュール

会社員と違い、個人事業主(フリーランス・自営業・一人親方)の税金・保険料は自分で納付します。 確定申告後の1年間で納付が集中する月は3月・6月・8月・11月です。資金繰りの参考にしてください。

時期納付する税金・保険料
3月所得税(確定申告分・3/15期限、振替納税なら4月下旬)/消費税(課税事業者のみ・3/31期限)
6月住民税 第1期(6月末)※一括納付も選択可
7月所得税の予定納税 第1期(7/31)※前年の所得税が15万円以上の人のみ
8月住民税 第2期(8月末)/個人事業税 第1期(8月末)
10月住民税 第3期(10月末)
11月所得税の予定納税 第2期(11/30)/個人事業税 第2期(11月末)
翌1月住民税 第4期(1月末)
毎月国民年金(翌月末・2026年度 月17,920円、前納で割引あり)/国民健康保険(6月〜翌3月の年10回払いが多い・自治体により異なる)

納期限は2026年度の一般的な例(土日祝の場合は翌営業日)。市区町村・都道府県により納期が異なる場合があります。

国民健康保険料は地域でいくら違う?

国保料率は市区町村ごとに異なり、同じ所得でも主要都市間で年間6〜7万円の差が生まれます。 事業所得400万円(経費・青色申告特別控除を引いた後)の単身者の場合の年間保険料の目安です(2026年度料率)。

地域39歳以下40〜64歳(介護分込み)
東京23区年40.3万円(月3.4万円)年49.4万円(月4.1万円)
大阪市年44.9万円(月3.7万円)年55.7万円(月4.6万円)
名古屋市年38.6万円(月3.2万円)年48.4万円(月4.0万円)
福岡市年42.7万円(月3.6万円)年53.3万円(月4.4万円)
全国平均の目安年41.9万円(月3.5万円)年51.5万円(月4.3万円)

各自治体公表の料率(所得割・均等割)から算出した概算値。世帯構成・軽減制度の適用で変わります。 お住まいの地域での詳しい計算は国民健康保険料シミュレーターで、 法人化した場合の社会保険との比較は任意継続vs国保シミュレーターでできます。

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よくある質問

青色申告と白色申告の違いは?

青色申告は複式簿記による記帳が必要ですが、最大65万円の特別控除(e-Tax利用時)を受けられます。 その他にも、赤字の3年間繰越控除、30万円未満の少額減価償却資産の一括経費計上、 青色事業専従者給与の経費算入などのメリットがあります。白色申告は簡易な記帳で済みますが、 特別控除は10万円のみです。個人事業主であれば、基本的に青色申告を選択することをおすすめします。 開業届と同時に「青色申告承認申請書」を税務署に提出してください。

経費はどこまで認められる?自宅の家賃や光熱費は?

事業の収入を得るために直接必要な支出が必要経費になります(国税庁タックスアンサーNo.2210)。 自宅兼事務所の家賃・電気代・通信費は、事業で使う割合を面積や使用時間で合理的に区分すれば その割合分を経費にできます(家事按分)。例えば家賃10万円の部屋の30%を仕事部屋にしていれば 月3万円が経費です。逆に、生活費・自分への給料・所得税/住民税・国民年金/国保の保険料は 経費になりません(保険料は経費ではなく社会保険料控除として所得から差し引きます)。

家族に払う給料は経費にできる?

生計を一にする家族への給与は原則経費になりませんが、青色申告なら「青色事業専従者給与」として 事前に税務署へ届け出た範囲内の適正な給与を全額経費にできます(国税庁タックスアンサーNo.2075)。 その事業に専ら従事していること(他にフルタイムの仕事をしていない等)が条件です。 白色申告の場合は事業専従者控除として配偶者86万円・その他50万円が上限です。 ただし専従者給与を払うと配偶者控除・扶養控除は使えなくなるため、どちらが得かの比較が必要です。

個人事業税がかからない業種はある?

個人事業税は地方税法に定められた70業種(法定業種)に該当する場合にのみ課税されます。 該当しない業種の代表例として、文筆業(ライター・小説家)、漫画家、音楽家、 プログラマー(システムエンジニアは課税対象の場合あり)、農業などがあります。 ただし、業種の判定は実態に基づいて都道府県が行うため、届出上の業種名だけでなく 実際の業務内容が重要です。事業所得が290万円以下の場合は、法定業種でも事業税はかかりません。

消費税の課税事業者になる条件は?インボイスの2割特例とは?

2年前の課税売上高が1,000万円を超えると、消費税の課税事業者になります(国税庁タックスアンサーNo.6501)。 2023年10月からのインボイス制度により、売上が1,000万円以下でも取引先の求めに応じて インボイス発行事業者として登録する個人事業主が増えています。 インボイス登録を機に免税事業者から課税事業者になった場合は「2割特例」が使え、 売上にかかる消費税額の2割を納めるだけで済みます(例: 税抜売上800万円なら納税額16万円)。 それ以外の課税事業者は「本則課税」と「簡易課税」(売上5,000万円以下・業種ごとのみなし仕入率40〜90%)を選択できます。 本シミュレーターでは簡易課税(みなし仕入率50%)で概算しています。

税金はどうやって払う?口座振替やクレジットカードは使える?

所得税は振替納税(口座引き落とし)・ダイレクト納付(e-Tax)・クレジットカード・ スマホアプリ決済(Pay払い)・コンビニ払い・金融機関の窓口納付が選べます(国税庁タックスアンサーNo.2024)。 振替納税にすると引き落とし日が4月下旬になり、実質1か月以上の納付猶予になります。 住民税・個人事業税・国保は自治体から届く納付書か口座振替で納めます。 納付月の詳細は上の「年間納付スケジュール」の表をご覧ください。

予定納税とは?対象になる条件は?

前年の所得税額(予定納税基準額)が15万円以上だった人は、今年の税金の前払いとして その3分の1ずつを7月と11月に納付する制度です(国税庁タックスアンサーNo.2040)。 例えば前年の所得税が30万円なら、7月と11月に各10万円を前払いします。 確定申告で精算されるため払い過ぎれば還付されますが、資金繰りには要注意です。 廃業や業績悪化で今年の所得が明らかに減る場合は、減額申請(7月・11月)ができます。

国民年金・国民健康保険の保険料は節税になる?

なります。支払った国民年金・国保の保険料は全額が「社会保険料控除」として所得から差し引かれます (国税庁タックスアンサーNo.1130)。本シミュレーターもこの控除を反映して計算しています。 生計を一にする家族の分を払った場合も自分の控除にできます。 さらに上乗せの節税をするなら、掛金が全額所得控除になる小規模企業共済(月最大7万円)と iDeCo(個人事業主は月最大6.8万円)が代表的で、詳細設定に入力すると節税効果を試算できます。

売上900万円の個人事業主の手取りはいくら?

売上900万円・経費225万円(経費率25%)・青色申告65万円控除・35歳単身の場合、 手取りは約474万円(月約39.5万円)、税・社会保険の負担率は約22%です。 内訳は所得税約51万円・住民税約49万円・個人事業税約19万円・国民健康保険約60万円・ 国民年金約21.5万円です(2026年度・東京都区部の目安)。 経費率や家族構成で大きく変わるため、上のシミュレーターでご自身の条件を入力してみてください。

月40万円稼ぐ個人事業主の手取りはいくら?

月商40万円(年間売上480万円)・経費120万円(経費率25%)・青色申告・35歳単身の場合、 手取りは年約277万円(月約23万円)、負担率は約17%です。 内訳は所得税約8万円・住民税約21万円・個人事業税約3.5万円・国民健康保険約30万円・国民年金約21.5万円です。 フリーランス・自営業・一人親方など呼び方が違っても、個人事業主としての税金の計算方法は同じです。 会社員の月収40万円(額面)の手取り約31万円と比べると差が大きく見えますが、 経費の計上や青色申告の活用次第で差は縮まります。

法人化(法人成り)した方が得になるのはいくらから?

一般に、利益(売上−経費)が800〜900万円を超えたあたりが検討ラインとされます。 個人の所得税は累進課税で課税所得900万円超の部分に33%(住民税と合わせ約43%)かかるのに対し、 中小法人の実効税率は約23〜34%で頭打ちになるためです。 法人化すると給与所得控除が使える・消費税の免税期間がリセットされる等のメリットがある一方、 社会保険(健康保険・厚生年金)の加入義務、赤字でも法人住民税均等割(年約7万円)、 税理士費用などのコストも発生します。利益額だけでなく取引先の信用・インボイス対応も含めて判断してください。

この計算の前提データはどこから?

所得税率は国税庁の「所得税の税率」(2026年分)に基づいています。 基礎控除は2025年改正後の所得階層別テーブル(所得税95万〜58万円・住民税43万円)を適用しています。 国民健康保険料は東京都区部の料率を参考にしていますが、自治体により大きく異なります。 国民年金は2026年度(令和8年度)の月額17,920円で計算しています。 住民税は標準税率(所得割10%+均等割5,000円)を使用しています。 個人事業税は青色申告特別控除の適用前の所得から事業主控除290万円を差し引いて計算しています。 実際の金額はお住まいの自治体や家族構成、各種控除の適用状況により異なります。 より正確な計算が必要な場合は、税理士や最寄りの税務署にご相談ください。

数字が実感と合わない場合は?

本シミュレーターは一般的な条件での概算です。実際の税額と異なる主な要因として、 (1) 国保料率がお住まいの自治体と異なる、(2) 医療費控除・生命保険料控除など 他の所得控除が反映されていない、(3) ふるさと納税の控除が含まれていない、 などがあります。詳細設定で小規模企業共済やiDeCoを入力すると、 より実態に近い結果になります。ご不明な点がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

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