源泉徴収票の見方シミュレーター
年収を入力するだけで、源泉徴収票の主要4項目(支払金額・給与所得控除後の金額・所得控除の額の合計額・源泉徴収税額)を自動計算し、各フィールドの意味と算出ロジックをビジュアルで解説するシミュレーターです。「もらった源泉徴収票の数字の見方が分からない」「住宅ローンや賃貸契約で年収を聞かれたが、どこを見ればいい?」という方向けに設計しました。
源泉徴収票で混同されがちなのが「支払金額(額面年収)」と「給与所得控除後の金額(所得)」の違いです。例えば年収500万円の人なら支払金額は500万円ですが、給与所得控除144万円を引いた給与所得は356万円。住宅ローン審査や保育園入所書類で「所得」を求められた場合はこちらの数字を見ます。本シミュレーターはこの違いを視覚的に整理し、書類記入時の混乱を防ぎます。
計算は国税庁の給与所得控除表・所得税率表・階層別基礎控除(いずれも令和8年度税制改正後の令和8年分。給与所得控除の最低保障74万円・基礎控除104万〜62万円)に準拠し、復興特別所得税(2.1%上乗せ)も反映済み。令和7年12月以降に交付される源泉徴収票は「特定親族特別控除の額」欄が追加された新様式なので、19〜22歳の子がいる家庭は控除漏れがないかも確認できます。手取り計算シミュレーター、所得税率早見、年末調整の還付額、扶養控除・配偶者控除、社会保険料の内訳、ふるさと納税の確定申告 vs ワンストップと合わせて使うと、年末調整・確定申告で迷うポイントが整理できます。
あなたの情報
シミュレーション結果
手取り概算(年間)
4,159,642円
(約416万円)
源泉徴収税額
90,358円
税負担率
1.8%
給与所得の源泉徴収票
令和8年分
支払金額
あなたの年収(額面)
5,000,000円
給与所得控除後の金額
支払金額 - 給与所得控除(1,440,000円)
3,560,000円
所得控除の額の合計額
社会保険料+基礎控除+その他控除の合計
1,790,000円
源泉徴収税額
所得税(88,500円) + 復興税(1,858円)
90,358円
計算の流れ
1. 支払金額 5,000,000円 - 給与所得控除 1,440,000円 = 給与所得 3,560,000円
2. 給与所得 3,560,000円 - 所得控除 1,790,000円 = 課税所得 1,770,000円
3. 課税所得から所得税 88,500円 + 復興税 1,858円 = 90,358円
所得控除の内訳
| 控除項目 | 控除額 |
|---|---|
| 社会保険料控除 | 750,000円 |
| 基礎控除 | 1,040,000円 |
| 合計 | 1,790,000円 |
控除内訳の構成
年収別の源泉徴収税額 比較
| 年収 | 給与所得控除 | 源泉徴収税額 | 税負担率 | 手取り概算 |
|---|---|---|---|---|
| 300万円 | 98万円 | 27,056円 | 0.9% | 252万円 |
| 400万円 | 124万円 | 57,176円 | 1.4% | 334万円 |
| 500万円 | 144万円 | 90,358円 | 1.8% | 416万円 |
| 600万円 | 164万円 | 147,534円 | 2.5% | 495万円 |
| 700万円 | 180万円 | 274,138円 | 3.9% | 568万円 |
| 800万円 | 190万円 | 427,288円 | 5.3% | 637万円 |
| 1000万円 | 195万円 | 774,428円 | 7.7% | 773万円 |
| 1200万円 | 195万円 | 1,142,396円 | 9.5% | 906万円 |
| 1500万円 | 195万円 | 1,861,691円 | 12.4% | 1089万円 |
| 2000万円 | 195万円 | 3,293,643円 | 16.5% | 1371万円 |
計算の前提条件
| 社会保険料率 | 年収の約15%(健康保険+厚生年金+雇用保険の概算) |
| 基礎控除 | 104万〜62万円(令和8年度税制改正後・合計所得金額489万円以下104万円/655万円以下67万円/2,350万円以下62万円。年収500万円なら104万円) |
| 配偶者控除 | 38万円(配偶者の合計所得62万円以下=給与収入136万円以下。令和8年分) |
| 扶養控除 | 1人38万円(一般扶養親族) |
| 復興特別所得税 | 所得税額の2.1% |
| 住宅ローン控除 | 年末残高の0.7%(上限35万円) |
| 給与所得控除 | 国税庁の令和8年分の計算式(最低保障74万円。年収190万円以下は一律74万円、220万円超は従来どおり)を使用 |
💡 源泉徴収票の数字から手取り・控除・還付まで一気に確認
源泉徴収票が読めるようになったら、次は「控除を増やして源泉徴収税額を減らす」段階です。年末調整と確定申告で取り戻せる金額を専用シミュレーターで試算できます。
よくある質問
源泉徴収票の各項目は何を意味しますか?
「支払金額」はあなたが1年間に受け取った給与・賞与の総額(額面年収)です。「給与所得控除後の金額」は、支払金額からサラリーマンの必要経費にあたる給与所得控除を差し引いた金額です。「所得控除の額の合計額」は、社会保険料控除・基礎控除・配偶者控除・扶養控除・生命保険料控除などの合計です。「源泉徴収税額」は、これらの計算を経て最終的に確定した所得税(+復興特別所得税)の年間合計額です。
源泉徴収税額が0円になることはありますか?
はい、あります。住宅ローン控除(税額控除)が所得税額を上回る場合や、所得控除の合計額が給与所得を上回り課税所得が0円になる場合に、源泉徴収税額は0円となります。毎月の給与から天引きされていた所得税は、年末調整ですべて還付されます。なお、住宅ローン控除で引ききれなかった分は、一定額まで住民税から控除されます。
源泉徴収票をもらっても確定申告が必要なケースは?
以下のケースでは確定申告が必要です: (1) 年収が2,000万円を超える場合、(2) 副業・その他の所得が20万円を超える場合、(3) 医療費控除を適用したい場合、(4) ふるさと納税でワンストップ特例を使わなかった場合、(5) 住宅ローン控除の初年度、(6) 2か所以上から給与を受けている場合。これら以外の一般的な会社員は、年末調整のみで税金の精算が完了します。
2025年(令和7年分)から源泉徴収票の様式は変わった?
変わりました。令和7年度税制改正で基礎控除(48万円→所得階層別95万〜58万円)と給与所得控除の最低保障(55万円→65万円)が引き上げられ、19〜22歳の子など特定親族の所得が58万円超123万円以下でも最大63万円を控除できる「特定親族特別控除」が創設されました。令和7年12月1日以降に交付する源泉徴収票から「特定親族特別控除の額」欄と「控除対象扶養親族等の数」の「特親」欄が追加されています。さらに令和8年分(2026年12月の年末調整で交付される源泉徴収票)からは、令和8年度税制改正で給与所得控除の最低保障が74万円、基礎控除が合計所得489万円以下なら104万円に引き上げられます。本シミュレーターは令和8年分の基準で計算しています(特定親族特別控除は扶養控除の人数入力で代替してください)。
この計算の前提データはどこから?
国税庁が公表している「給与所得控除額の計算表」(No.1410)「所得税の速算表(税率・控除額)」(No.2260)「基礎控除」(No.1199)と「源泉所得税の改正のあらまし(令和8年4月)」(令和8年度税制改正)に基づき、令和8年分の基準で計算しています。給与所得控除は最低保障74万円、基礎控除は合計所得金額に応じた階層(489万円以下104万円・655万円以下67万円・2,350万円以下62万円)を適用し、社会保険料は年収の約15%として概算しています(実際は健康保険組合の料率、厚生年金保険料率、雇用保険料率の合計で、勤務先や地域により異なります)。より正確な金額を知りたい場合は、勤務先の給与明細や実際の源泉徴収票をご確認ください。
数字が実感と合わない場合は?
本シミュレーターは概算です。実際の源泉徴収票と異なる主な要因として、(1) 社会保険料率は勤務先により異なる、(2) 通勤手当は非課税のため支払金額に含まれない、(3) 残業代・賞与の金額による差異、(4) 前職がある場合の合算、などがあります。正確な税額は実際の源泉徴収票または税理士にご相談ください。
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