投資
FIREに必要な金額は?4%ルールと達成年数の計算方法をわかりやすく解説
FIRE(経済的自立・早期リタイア)に必要な資産額を4%ルールで解説。年間支出別の目標額と、貯蓄率・投資リターン別の達成年数をまとめました。
FIREとは?
FIRE(Financial Independence, Retire Early)は、十分な資産を築いて早期リタイアを目指すムーブメントです。核となるのは「4%ルール」——年間生活費の25倍の資産があれば、投資の運用益だけで生活できるという考え方です。
4%ルールで必要な資産額を計算
計算はシンプルです。
必要資産 = 年間支出 × 25
| 月間支出 | 年間支出 | FIRE必要額 |
|---|---|---|
| 15万円 | 180万円 | 4,500万円 |
| 20万円 | 240万円 | 6,000万円 |
| 25万円 | 300万円 | 7,500万円 |
| 30万円 | 360万円 | 9,000万円 |
| 40万円 | 480万円 | 1億2,000万円 |
月25万円の生活費なら7,500万円が目標ラインです。
達成までに何年かかる?
FIRE達成年数を決めるのは、年収でも貯蓄額でもなく「貯蓄率」です。
| 貯蓄率 | 達成年数(年利5%想定) |
|---|---|
| 10% | 約51年 |
| 20% | 約37年 |
| 30% | 約28年 |
| 40% | 約22年 |
| 50% | 約17年 |
| 60% | 約12年 |
| 70% | 約8.5年 |
貯蓄率50%(手取りの半分を投資)なら約17年。25歳から始めれば42歳でFIRE可能です。
FIREの種類
- フルFIRE: 完全リタイア。労働収入ゼロ
- サイドFIRE: 好きな仕事で少額の収入を得ながら、不足分を投資から補う。必要資産が少なくて済む
- バリスタFIRE: パートタイムで働きながらFIRE。社会保険の自己負担を抑えられる
- コーストFIRE: 老後資金は既に確保済み。あとは日々の生活費だけ稼げばOK
現実的なのはサイドFIRE。月10万円の副業収入があれば、必要資産は約半分になります。
4%ルールの注意点
- インフレリスク: 物価が上がれば支出も増える。実質リターン(名目リターン-インフレ率)で考える必要あり
- 暴落リスク: FIRE直後に暴落すると資産が大きく毀損する「Sequence of Returns Risk」がある
- 医療費: 会社員でなくなると国民健康保険料の負担が増える
- 日本では: 年金制度があるため、60歳以降は年金収入が入る。FIREに必要な資産は実質的に少なくて済む
FIRE達成に向けた実践ステップ
- 支出を把握する: まず月の生活費を正確に把握。家計簿アプリ(マネーフォワード等)が便利
- 貯蓄率を上げる: 固定費(通信費・保険・サブスク)の見直しが最も効果的
- つみたてNISA+iDeCoを活用: 非課税で運用できる枠を最大限使う
- 副業収入を作る: 本業以外の収入源があるとFIRE達成が大幅に早まる
あなたのFIRE達成年数を計算
年収、貯蓄率、想定リターンを入力すれば、何歳でFIREできるか具体的にシミュレーションできます。