自動車税の排気量別一覧2026|1,500ccは30,500円・2,000ccは36,000円・13年超は約15%重課
自動車税(種別割)は1,000cc以下25,000円・1,500cc以下30,500円・2,000cc以下36,000円、軽自動車税は10,800円(2026年度・自家用)。13年超のガソリン車は約15%重課で2,000cc車は41,400円に。排気量別早見表とエコカー減税、納付方法の節約術を解説。
自動車税(種別割)は排気量で決まり、1,000cc以下25,000円・1,500cc以下30,500円・2,000cc以下36,000円、軽自動車は10,800円です(2026年度・自家用・2019年10月以降登録)。新車登録から13年を超えたガソリン車は約15%の重課で、2,000cc車なら41,400円(+5,400円/年)に上がります。EV・ハイブリッド車は重課対象外です。納付期限は毎年5月末(地域により6月末)です。
自動車税、正確な金額を把握していますか?
毎年5月に届く自動車税の納付書。「去年と同じだろう」と思っていたら、13年を超えた車は税額が上がることをご存知ですか?
自動車税は車の排気量によって税額が決まり、さらに車の年式によって「重課」や「軽減」が適用されます。この記事では、排気量別の正確な税額と、古い車にかかる重課、そして節税方法までまとめて解説します。
車の維持費全体を把握したい方は、車vsカーシェア比較シミュレーターで自家用車とカーシェアの総コストを比較するのもおすすめです。
2019年10月以降の新税率について
2019年10月の消費税10%引き上げに合わせて、自動車税(種別割)は恒久的に引き下げられました。主な減税額は以下のとおりです。
- 1,000cc以下: 29,500円 → 25,000円(▲4,500円)
- 1,000cc超〜1,500cc: 34,500円 → 30,500円(▲4,000円)
- 1,500cc超〜2,000cc: 39,500円 → 36,000円(▲3,500円)
- 2,000cc超〜2,500cc: 45,000円 → 43,500円(▲1,500円)
- 2,500cc超: 各区分で▲1,000円
排気量の小さい車ほど減税幅が大きいのが特徴です。コンパクトカー(1,000cc〜1,500cc)なら年間4,000円、10年で40,000円の節約になります。
注意: この引き下げは2019年10月1日以降に新規登録された車のみが対象です。それ以前に登録した車は旧税率のままとなります。たとえば同じ1,500ccの車でも、2019年9月登録なら年額34,500円、10月登録なら30,500円と、年間4,000円の差が生じます。
また、同時に「自動車取得税」が廃止され、代わりに環境性能割(燃費性能に応じた0〜3%の課税)が導入されました。
自動車税の排気量別税額一覧(2026年度)
自家用乗用車
| 排気量 | 標準税額 | 13年超(重課) | 年間差額 |
|---|---|---|---|
| 1,000cc以下 | 25,000円 | 28,700円 | +3,700円 |
| 1,000cc超〜1,500cc | 30,500円 | 35,000円 | +4,500円 |
| 1,500cc超〜2,000cc | 36,000円 | 41,400円 | +5,400円 |
| 2,000cc超〜2,500cc | 43,500円 | 50,000円 | +6,500円 |
| 2,500cc超〜3,000cc | 50,000円 | 57,500円 | +7,500円 |
| 3,000cc超〜3,500cc | 57,000円 | 65,500円 | +8,500円 |
| 3,500cc超〜4,000cc | 65,500円 | 75,300円 | +9,800円 |
| 4,000cc超〜4,500cc | 75,500円 | 86,800円 | +11,300円 |
| 4,500cc超〜6,000cc | 87,000円 | 100,000円 | +13,000円 |
| 6,000cc超 | 110,000円 | 126,500円 | +16,500円 |
排気量が大きいほど重課の差額も大きくなります。6,000cc超では年間16,500円、10年で165,000円の追加負担です。大排気量車を長く乗り続けるなら、新車vs中古車シミュレーターで買い替え費用とのバランスを確認しましょう。
軽自動車税
| 区分 | 標準税額 | 13年超(重課) |
|---|---|---|
| 軽自動車(自家用) | 10,800円 | 12,900円 |
| 軽自動車(営業用) | 6,900円 | 8,200円 |
軽自動車は自動車税が圧倒的に安いのが魅力です。1,500ccの普通車(年30,500円)と軽自動車(年10,800円)を比較すると、年間19,700円の差。10年で約20万円の差になるため、税金面だけでも軽自動車を選ぶメリットは大きいです。
13年超・18年超の重課とは?
環境負荷の大きい古い車に対して税額が割増される「グリーン化特例」の重課部分です。対象と税率は以下のとおり。
- ガソリン車・LPG車: 新車登録から13年超で約15%重課
- ディーゼル車: 新車登録から11年超で約15%重課
- ハイブリッド車・EV: 重課の対象外
具体例で見る重課の影響
2012年に購入した2,000ccのガソリン車の場合、2026年に13年を超えるため税額が36,000円→41,400円(+5,400円/年)に上がります。そこからさらに5年間乗り続ければ、重課だけで27,000円の追加負担です。
さらに18年超になると自動車重量税も追加で上がります。1.5tの車の場合、重量税が年あたり4,100円→5,700円(13年超)→6,300円(18年超)と段階的に増加。自動車税の重課と合わせると、古い車の維持費は年間で1万円以上余分にかかる計算です。
EVやハイブリッド車は重課の対象外なので、長期保有を考えるなら乗り換えも選択肢です。EV vs ガソリン車シミュレーターでガソリン代を含めたトータルコストを比較してみてください。
エコカー減税・グリーン化特例
新車購入時に環境性能が高い車は、翌年度の自動車税が軽減されます。
| 区分 | 軽減率 | 具体例(2,000cc車) |
|---|---|---|
| EV・FCV・PHV | 概ね75%軽減 | 36,000円 → 9,000円 |
| ★★★★かつ燃費基準90%達成 | 概ね50%軽減 | 36,000円 → 18,000円 |
| ★★★★かつ燃費基準70%達成 | 概ね25%軽減 | 36,000円 → 27,000円 |
EVを購入した場合、翌年度の自動車税が27,000円も安くなります。さらにEVは13年超の重課も対象外のため、長く乗るほど差が広がります。購入費用は高くても、税金・ガソリン代・メンテナンス費を含めたトータルコストではEVのほうが有利になるケースも増えています。
自動車税以外にかかる税金
車にかかる税金は自動車税だけではありません。2,000cc・1.5tの車を例に、年間の税負担の全体像を見てみましょう。
| 税金 | タイミング | 年間の目安金額 |
|---|---|---|
| 自動車税 | 毎年5月 | 36,000円 |
| 自動車重量税 | 車検時 | 12,300円相当 |
| ガソリン税 | 給油のたび | 約35,900円 |
| 合計 | 約84,200円/年 |
- 自動車重量税: 車検時に2年分まとめて支払い。0.5tごとに年4,100円(13年超は5,700円、18年超は6,300円)。車検全体の費用は車検費用シミュレーターで把握できます
- 環境性能割: 購入時に車両価格の0〜3%(旧・自動車取得税の後継)
- ガソリン税: 1Lあたり約53.8円。年間10,000km・燃費15km/Lの場合、ガソリン税だけで年間約35,900円
税金に加えて任意保険も年間数万円の支出です。自動車保険比較シミュレーターで保険料の見直しも検討しましょう。
自動車税の支払い方法と節約テクニック
支払い方法を工夫するだけで、実質的な負担を減らせます。
- スマホ決済(おすすめ): PayPay・LINE Payなら手数料無料でポイント還元あり。36,000円で0.5%還元なら180円のポイントが付きます
- クレジットカード: ポイント還元あり。ただし手数料330円程度がかかるため、還元率1%以上のカードでないと損に(36,000円 × 1% = 360円 − 手数料330円 = 実質30円のプラス)
- 口座振替: 手間なし。一部自治体では割引あり
- nanacoチャージ: 対応クレジットカードからチャージすることでポイント二重取りが可能
毎年のことなので、最も還元率の高い方法を選んでおくと長期的に差が出ます。
まとめ
自動車税は排気量1,500cc以下で30,500円、2,000cc以下で36,000円が標準です。13年を超えると約15%の重課がかかり、2,000cc車なら年5,400円、10年で54,000円の追加負担となります。
古い車の買い替えタイミングは税金面からも検討する価値があります。重課に加えて車検費用の増加や燃費の悪化を考慮すると、トータルコストでは早めの買い替えが有利になるケースも少なくありません。
車全体の維持費を見直したい方は、車vsカーシェア比較シミュレーターでマイカーとカーシェアのコスト比較もぜひ試してみてください。
よくある質問(FAQ)
自動車税はいつ・どうやって払う?
毎年4月1日時点の所有者に課税され、5月上旬に納付書が届き、納付期限は5月31日(青森県・秋田県は6月末)です。コンビニ・銀行のほか、PayPay等のスマホ決済・クレジットカード・口座振替でも納付できます。期限を過ぎると延滞金が発生し、車検が受けられなくなるため注意しましょう。
年度の途中で車を買った・手放した場合は月割りになる?
普通車を新規登録した場合は登録月の翌月から月割りで課税されます(例: 9月登録なら10月〜3月の6ヶ月分)。逆に廃車(抹消登録)した場合は残り月数分が還付されます。ただし売却(名義変更)だけでは還付されず、翌年度から新所有者に課税が移ります。軽自動車税には月割り制度がないため、4月2日以降に登録すればその年度は課税されません。
「自動車税」と「自動車税種別割」は何が違う?
同じ税金です。2019年10月の税制改正で正式名称が「自動車税」から「自動車税(種別割)」に変わりました。軽自動車は「軽自動車税(種別割)」です。納付書には「種別割」と書かれていますが、一般に言う自動車税と同一のものです。
13年超の車は自動車税がいくら上がる?
ガソリン車・LPG車は新車登録から13年超で約15%重課されます。1,500cc車は30,500円→35,000円(+4,500円)、2,000cc車は36,000円→41,400円(+5,400円)、軽自動車は10,800円→12,900円(+2,100円)です。ディーゼル車は11年超から、EV・ハイブリッド車は重課対象外です。さらに18年超では自動車重量税も上がります。
この記事の税額データの出典は?
税額は地方税法および総務省・各都道府県が公表する2026年度の自動車税(種別割)・軽自動車税(種別割)の標準税率に基づいています。2019年10月1日以降に新規登録された自家用乗用車の税率を基準とし、それ以前に登録された車は旧税率(1,500ccで34,500円など)が適用されます。
税額が実感と合わない場合は?
登録時期(2019年10月前後で税率が異なる)・重課の有無・グリーン化特例の軽減が原因のことが多いです。自動車税シミュレーターに排気量と初度登録年を入力すると、あなたの車の正確な税額を確認できます。それでも納付書と合わない場合は、お住まいの都道府県税事務所またはお問い合わせからご相談ください。
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