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ネットスーパーvs店舗は年間約7.9万円差|送料0円ラインと時間コストで比較【2026年】

西友・イオン・楽天マート・ライフ・Amazonフレッシュとコープデリ・パルシステム・オイシックス、店舗スーパーを月4万円で比較。週1回注文なら西友は送料0円で、店舗週2回より時間込みで年約7.9万円安い。支出だけなら差は月1,600円。

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結論:ネットスーパーは「週1回・送料無料ライン超え」なら店舗より安い

「ネットスーパーは送料がかかるから高い」というイメージは、半分正しく半分間違いです。西友ネットスーパーやイオンネットスーパーのような店舗出荷型のネットスーパーは、商品が店頭とほぼ同じ価格で、1回の注文額が送料無料ラインを超えれば送料も0円になります。高くつくのは「少額を何度も頼む」使い方のときです。

ネットスーパーvs店舗シミュレーターの初期値で計算すると、次のようになります。

  • 月の食料品予算:店頭価格で4万円
  • 店舗スーパー:週2回(月8回)、1回45分(移動+店内+レジ)、往復交通費200円
  • ネットスーパー:西友ネットスーパーに週1回(月4回)注文、1回15分
  • 生協:コープデリに週1回(月約4.3回)、足りない分は週0.5回店舗で補充
  • 時間単価:1,000円/時
項目西友ネットスーパー店舗スーパーコープデリ
商品代40,000円40,000円43,400円
配送料0円0円0円
交通費0円1,600円433円
支出合計(時間除く)40,000円41,600円43,833円
買い物にかかる時間60分360分163分
時間コスト1,000円6,000円2,717円
時間込みの月額41,000円47,600円46,550円

時間コストを含めると、ネットスーパーは店舗より月6,600円・年間約7.9万円安くなります。時間を0円と見ても、交通費の分だけ月1,600円(年19,200円)ネットスーパーが安い計算です。さらに月300分(年60時間)の時短になります。

なお月4万円という初期値は、総務省「家計調査 家計収支編 2025年平均」の2人世帯の食材費(穀類・魚介・肉・乳卵・野菜海藻・果物・油脂調味料の合計で月40,892円)に近い水準です。自分の世帯の適正額は食費の目安シミュレーターで確認できます。

2026年10月時点のネットスーパー・宅配の料金

まず、以前よく比較に挙がっていた2つのサービスの現状です。

  • イトーヨーカドーネットスーパー:従来型のサービスは2025年2月に営業を終了しました。その後はクイックコマースのONIGO上で、一部店舗の配送が続いています。
  • 楽天西友ネットスーパー:2024年9月25日に、楽天全国スーパー内の「西友ネットスーパー」へ移行しました。配送料330円・税込5,500円以上で無料(一部地域を除く)の条件はそのままです。

現在利用できる主なサービスの配送料と、上の初期値(月4万円・週1回注文)で計算した時間込みの月額は次のとおりです。

サービス配送料(1回)送料無料の条件送料/月時間込み月額
西友ネットスーパー330円税込5,500円以上0円41,000円
イオンネットスーパー330〜770円(店舗・時間帯で異なる)店舗ごとに設定1,320円42,320円
楽天マート330円税込3,500円以上(首都圏のみ)0円41,000円
ライフ(Amazon)290円(3,000円未満は590円)8,000円以上・プライム会員0円41,000円
Amazonフレッシュ490円(プライム会員)1万円以上1,960円44,760円
コープデリ(東京都)税別198円税別6,000円以上0円46,550円
パルシステム(東京)165〜248円1.2万円以上715円48,965円
オイシックス(定期会員・本州)0〜1,200円税抜6,500円以上0円56,000円

イオンは送料無料ラインが店舗によって違うため、シミュレーターでは最低の330円が毎回かかる前提で計算しています(近くの店舗が無料ラインを設けていれば西友と同じ41,000円になります)。Amazonフレッシュは注文額9,450円で1万円の無料ラインにわずかに届かず、490円×4回の送料がかかります。店頭比+5%の価格設定もあり、店舗出荷型より月3,760円高くなります。

ライフ(Amazon)の料金は2025年5月9日からの体系で、プライム会員以外は配送料に200円が上乗せされます。楽天マートは2025年末に大阪・兵庫エリアのサービスを終了しており、現在は首都圏のみです。

なぜネットスーパーが逆転するのか:3つの見えないコスト

1. 交通費は「回数×単価」で積み上がる

店舗の交通費は、バス・電車往復200円なら月8回で1,600円、年19,200円です。車で行く場合もガソリン代と駐車場代がかかります。ネットスーパーは注文額が無料ラインを超えれば、この部分がまるごと0円になります。徒歩・自転車で通える人は交通費0円なので、この差は消えます。

2. 時間コストは店舗が6倍

店舗は1回45分×月8回で月360分、ネットスーパーは注文15分×月4回で月60分。差は月300分(年60時間)です。時間単価1,000円なら月5,000円、1,500円なら月7,500円の差になります。迷ったら手取り月収を月の労働時間で割った「実質時給」を入れるのが基本で、時給換算シミュレーターで計算できます。

3. 生協は「価格」と「補充」で不利になる

コープデリは配達手数料が東京都で税別198円、税別6,000円以上で無料と安く、初期値では週8,631円の注文で手数料0円です。ただし店頭比で1割前後高い価格帯を想定しているため商品代が3,400円高く、さらに週1回の定期配達では足りない分を店舗で補充する必要があります。この補充(週0.5回)の交通費・時間が加わり、ネットスーパーより月5,550円高くなります。

買い物回数で結果はどう変わる?

店舗の買い物回数だけを変えた場合の時間込み月額です(他は初期値)。

店舗の買い物回数西友ネットスーパー店舗スーパーコープデリ店舗との差(年)
週1回(月4回)41,000円43,800円46,550円約3.4万円
週2回(月8回)41,000円47,600円46,550円約7.9万円
週3回(月12回)41,000円51,400円46,550円約12.5万円

店舗に週1回しか行かない「まとめ買い派」なら、差は月2,800円まで縮まります。逆に「毎日の夕食の材料をその都度買う」スタイルほど、ネットスーパーの優位が大きくなります。

一方、ネットスーパー側の注文回数を増やすと逆転が起こります。同じ月4万円を週2回(月8回)に分けて注文すると、1回の注文額は4,750円で西友の無料ライン5,500円を下回り、送料330円×8回=月2,640円がかかります。時間込みの月額は44,640円となり、店舗との差は年約3.6万円まで縮みます。ネットスーパーの得は「まとめて頼むこと」で生まれる、という点が最も重要です。

ケース別:あなたの場合はどれが得?

ケース1:一人暮らし(月1.7万円・徒歩圏にスーパー)

家計調査2025年の単身世帯の食材費は月17,224円です。月1.7万円・店舗は月6回で1回30分・交通費0円・時間単価1,500円で計算すると、

  • 西友に週1回注文:1回4,038円で無料ラインに届かず送料330円×4回=1,320円 → 時間込み19,820円
  • 西友に隔週(月2回)注文:1回8,075円で送料0円 → 時間込み17,750円
  • 店舗スーパー:21,500円(支出17,000円+時間コスト4,500円)
  • コープデリ:22,553円

一人暮らしは注文額が小さく、送料無料ラインに届くかどうかがすべてです。冷凍・常温品を混ぜて隔週でまとめるか、無料ラインが税込3,500円と低い楽天マート(首都圏)を選ぶと送料を避けられます。支出だけで見ると、徒歩圏にスーパーがある一人暮らしでは店舗17,000円と同額で、差は時間の価値だけです。

ケース2:4人家族(月4.9万円・車で店舗へ)

家計調査2025年の4人世帯の食材費は月48,964円です。月4.9万円・店舗は週2回で1回60分・車の往復コスト300円・時間単価1,500円とすると、

  • 西友ネットスーパー:50,500円(1回11,638円で送料0円)
  • コープデリ:58,690円
  • 店舗スーパー:63,400円(支出51,400円+時間コスト12,000円)

家族が多いほど1回の注文額が大きくなって送料無料ラインを超えやすく、店舗の時間コストも大きくなります。年間差は約15.5万円です。家族人数を入れて生協・オイシックス・ヨシケイまで比べたい場合は食材宅配vsスーパーシミュレーターが便利です。

ケース3:時間に余裕のあるシニア世帯(月4万円・徒歩・時間単価0円)

店舗に徒歩で月12回、1回40分。時間単価を0円にすると、ネットスーパー40,000円・店舗40,000円で同額、コープデリは43,400円です。この場合、金額の差はなく「重い荷物を運ばなくてよい」「外出が運動・気分転換になる」といったお金以外の要素で選んでかまいません。コープデリは65歳以上の世帯の配達手数料が無料になる(東京都)など、割引制度も選択の材料になります。

どれを選ぶ?フローチャート

  1. 1回の注文額を送料無料ライン以上にまとめられる?
  2. 近くの店舗が西友・イオン・ライフのネットスーパー対象エリア?
  3. 週1回の定期配達で計画的に買える?子育て・シニア割引の対象?

ネットスーパーを安く使う5つのコツ

  1. 週1回にまとめる:送料無料ラインを超えるのが最大の節約。月4万円なら週1回で1回9,500円になります。
  2. 重い・かさばる物をネットに寄せる:米・飲料・洗剤など重い物はネット、鮮度を見たい物や特売品は店舗、というハイブリッドが現実的です。まとめ買い節約効果シミュレーターも参考になります。
  3. カート合計を見ながら注文する:店舗での計画外の「ついで買い」は計算に入れていませんが、ネットは予算を見ながら注文できるため衝動買いを抑えやすい利点があります。
  4. 会員条件を確認する:Amazonフレッシュ・ライフ(Amazon)はプライム会員が前提です。会費をネットスーパーのためだけに払うなら、その分を上乗せして比べましょう。
  5. 割引制度を使う:コープデリは妊娠中〜1歳未満の子がいる世帯は手数料無料、1歳〜小学校入学前は税別3,000円以上で無料になります(東京都)。

よくある質問(FAQ)

Q. この記事の数字の前提データはどこから?

配送料・送料無料ラインは各社の公式情報です(西友ネットスーパー・イオンネットスーパー・Amazonフレッシュ・コープデリ東京・パルシステム東京・オイシックスは2026年10月確認、楽天マートは2025年7月の発表、Amazon上のライフは2025年5月の料金改定)。食材費は総務省統計局「家計調査 家計収支編 2025年平均」です。価格倍率(西友・イオン・楽天マート・ライフは店頭と同等、Amazonフレッシュ×1.05、コープデリ×1.1、パルシステム×1.15、オイシックス×1.45)、宅配で買う割合、注文時間15分、店舗1回45分はくらシムの想定値で、食材宅配シミュレーターと共通です。

Q. ネットスーパーの商品は本当に店頭と同じ値段?

西友・イオンなどの店舗出荷型は、基本的に近くの店舗と同じ価格帯で販売されています。ただし店頭の見切り品(値引きシール)や一部のタイムセールはネットでは買えないことが多く、特売をこまめに狙う人は店舗の方が安くなる場合があります。その場合はシミュレーターの予算に「実際に店舗で払っている金額」を入れると実態に近づきます。

Q. 時間単価はいくらに設定すればいい?

迷ったら手取り月収を月の労働時間で割った実質時給を入れるのが基本です。「買い物は気分転換で苦にならない」なら0円にして、支出だけで比べてください。初期値の条件で0円にしても、交通費の分だけネットスーパーが月1,600円安くなります。

Q. 数字が実感と合わない場合は?

住んでいる場所(徒歩圏のスーパーの有無、配送エリア)と買い物のスタイルで結果は大きく変わります。シミュレーターで「往復交通費」「店舗1回の時間」「時間単価」を実態に合わせ、詳細設定でネットスーパーの注文回数を変えてみてください。前提の数値はシミュレーター内の「計算の前提条件・出典」にまとめています。それでも気になる点があればお問い合わせページからご連絡ください。

シミュレーターで自分のコストを比較

ネットスーパーvs店舗シミュレーターでは、ネットスーパー5社と生協・宅配3社を切り替えながら、店舗スーパーとの月額・年額の差を計算できます。

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