育児休業給付金シミュレーター
育児休業給付金は月給30万円なら最初の6ヶ月は月20.1万円(67%)、7ヶ月目以降は月15万円(50%)支給されます。給付金は非課税で社会保険料の天引きもなく、さらに健康保険・厚生年金の保険料支払い(月給30万円で月約42,600円)も全額免除。67%給付は働いていた頃の手取り比で約85%、育休中も続く住民税の支払いを差し引いても約77%を確保でき、「育休=収入ゼロ」の心配は不要です。
月給と育休期間を入力するだけで、月額給付金・総支給額・社会保険料免除額・手取りカバー率を即時計算。2025年4月創設の出生後休業支援給付金(両親とも14日以上取得で最大28日間+13%=給付率80%・手取り10割相当)と、2022年10月創設の産後パパ育休(出生時育児休業)にも対応しています。月給(手当込み)約49.6万円超は上限到達(67%期間の上限は月332,454円・2026年8月改定、改定前は323,811円)で実質給付率が下がる点、住民税は前年所得ベースで育休中も毎月2万円前後かかる点も確認できます。
データは厚生労働省「令和8年8月1日から支給限度額が変更になります」・雇用保険法第61条の7〜第61条の10・健康保険法第159条に基づいて算出。育休後の家計設計には出産手当金シミュレーター、育休中の収入シミュレーター、出産費用シミュレーター、保育園費用シミュレーターもあわせてご活用ください。
あなたの条件
育休を取る人
配偶者(パパ)の育休
出生後休業支援給付金(給付率67%→80%・最大28日)の判定に使います
シミュレーション結果
育休中の給付金(月平均)
175,500円
非課税・社会保険料の天引きなし(さらに月42,645円の保険料支払いが免除)
最初の180日(67%)
月201,000円
181日目以降(50%)
月150,000円
給付金の総額
210.6万円
社保免除の負担減(総額)
51.2万円
出生後休業支援給付金(+13%・最大28日)
対象外:配偶者が出生後8週間以内に14日以上の育休を取らないため対象外
育休前の手取りと比べると
育休前の月の手取り
236,286円
最初の6ヶ月
約85%
住民税を引くと約77%
7ヶ月目以降
約63%
住民税を引くと約55%
給付率67%は額面に対する割合ですが、給付金は非課税で社会保険料も引かれないため、手取りで比べると約85%になります。住民税(前年の年収ベース・月約19,067円)は育休中も支払いが続きます。
月ごとの給付額(30日単位)
累計の手取り推移(通常勤務と比べて)
育休が終わったら同じ手取りで復帰する前提。住民税・社保免除は含めていません。
| 項目 | 計算式 | 金額 |
|---|---|---|
| 育児休業給付金(67%) | 10,000円×180日×67% | 1,206,000円 |
| 育児休業給付金(50%) | 10,000円×180日×50% | 900,000円 |
| 給付金合計(非課税) | 360日分 | 2,106,000円 |
| (参考)社会保険料の免除 | 月42,645円×12ヶ月 | 511,740円 |
※ 賃金日額=育休開始前6ヶ月の賃金総額÷180(賞与は含まない。月給一定なら月給÷30)。給付は円未満切捨て。社会保険料の免除は給付金への上乗せ収入ではなく「本来の支払いが0円になる負担減」です。産後パパ育休を取る月は、同じ月に14日以上休めばその月の保険料も免除されるため+1ヶ月で概算しています。
計算の前提条件(2026年8月1日改定後の上限額)
| 給付率(最初180日/181日以降) | 67%/50% |
| 出生後休業支援給付金(2025年4月創設) | +13%×最大28日(上限60,205円) |
| 休業開始時賃金月額の上限/下限 | 496,200円/96,090円 |
| 賃金日額の上限/下限 | 16,540円/3,203円 |
| 育児休業給付金の月額上限(67%/50%) | 332,454円/248,100円 |
| 出生時育児休業給付金の上限(28日) | 310,290円 |
| 免除される保険料(本人負担・令和8年度) | 健保4.95%+子ども・子育て支援金0.115%+厚年9.15%(40〜64歳は介護0.81%も) |
| 育休前の手取り・住民税 | 手取り計算シミュレーターと同じ計算(独身・扶養なし扱い) |
| 出典 | 厚生労働省「令和8年8月1日から支給限度額が変更になります」・雇用保険法第61条の7〜第61条の10 |
※ 上限・下限額は毎年8月1日に改定されます(毎月勤労統計の平均定期給与額に連動)。2026年7月31日以前の支給単位期間は旧上限(67%期間 月323,811円・50%期間 月241,650円)です。本シミュレーションは概算です。
👶 給付金がわかったら「産前産後〜復帰後」のお金も設計する
育休中の収入は給付金だけではありません。産休中の手当や出産費用、復帰後の保育料まで通して計算すると家計の全体像が見えます。
よくある質問
育児休業給付金はいつからもらえますか?
育児休業開始日から支給対象です。ただし、実際の入金は育休開始から約2ヶ月後が初回で、その後は2ヶ月ごとにまとめて支給されます。申請はハローワークを通じて行い、勤務先が代行するのが一般的です。
この計算の前提データはどこから?
給付率(最初180日は67%、以降50%)と出生後休業支援給付金(+13%・最大28日)は雇用保険法第61条の7〜第61条の10、上限・下限額は厚生労働省「令和8年8月1日から支給限度額が変更になります」の額(休業開始時賃金月額の上限496,200円・下限96,090円、67%期間の月額上限332,454円、50%期間248,100円)です。免除される社会保険料は令和8年度の協会けんぽ全国平均(健康保険9.90%・子ども・子育て支援金0.23%・介護保険1.62%)と厚生年金18.3%の本人負担分、育休前の手取りと住民税は手取り計算シミュレーターと同じ計算です。
2026年8月の上限額改定で何が変わった?
休業開始時賃金月額の上限が483,300円→496,200円に上がり、67%期間の月額上限は323,811円→332,454円(+8,643円)、50%期間は241,650円→248,100円になりました。出生時育児休業給付金(28日)の上限は310,290円、出生後休業支援給付金の上限は60,205円です。影響を受けるのは月給(手当込み)が約48.3万円を超える人で、それ以下の人の給付額は変わりません。2026年8月1日以後の支給単位期間から新しい上限が使われます。
出生後休業支援給付金(2025年4月開始)の条件は?
本人が対象期間(パパは子の出生後8週間、ママは16週間)に通算14日以上の育休を取り、配偶者も出生後8週間以内に通算14日以上の育休を取ると、最大28日間、賃金日額の13%が上乗せされて給付率が80%になります。配偶者が無業者・自営業・フリーランスの場合やひとり親の場合、またパパが申請する場合で配偶者(ママ)が産後休業中のときは、配偶者の育休は要件になりません。給付金は非課税で社会保険料も免除されるため、80%給付の期間は手取りベースでほぼ10割になります。
産後パパ育休(出生時育児休業)とは?
2022年10月に創設された制度で、子の出生後8週間以内に最大4週間(28日)の休業を取得でき、出生時育児休業給付金(67%)が出ます。通常の育児休業とは別に取得でき、2回に分割することも可能です。給付を受けた日数は67%が適用される180日に通算されるため、パパ育休28日のあとに通常の育休を続けると、67%の残りは152日になります。
「手取りの約8割」と言われるのはなぜ?
給付率67%は額面に対する割合ですが、給付金は非課税で社会保険料も引かれないため、働いていた頃の手取りと比べると8割台半ばになります(月給30万円・賞与年4ヶ月の場合: 給付20.1万円÷育休前の手取り約23.6万円=約85%)。住民税(前年の年収ベース・月約1.9万円)は育休中も支払いが続くため、それを差し引いた実質は約77%です。7ヶ月目以降の50%期間は手取り比で約63%、住民税を引くと約55%まで下がります。
数字が実感と合わない場合は?
実際の給付額は「休業開始時賃金日額」(休業前6ヶ月の賃金総額÷180)で計算されるため、残業代や各種手当で月給が変動していると結果が変わります。育休前の手取りは独身・扶養なしの会社員として計算しているので、扶養や健保組合の料率によっても差が出ます。正確な金額はハローワークまたは勤務先の人事部にご確認ください。お気づきの点があればお問い合わせからお知らせください。
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