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税金・社会保険

2026年夏ボーナス手取り早見表|支給額別・住民税天引き後の実手取りを確認

夏ボーナスの実手取りを支給額別・年収別に一覧表で確認。6月から住民税の天引きが始まる理由と計算方法、手取りを最大化するNISA・iDeCoへの振り分け例も解説。

6月の給与明細を見て「あれ、手取りが少ない」と感じた人は多いはずだ。

理由は2つある。ひとつは夏のボーナスから所得税と社会保険料が引かれること。もうひとつは6月から住民税の天引きが始まること。この2つが重なる6月は、1年のなかで最も「手取りが期待を下回りやすい月」だ。

この記事では、2026年度版のボーナス手取り早見表と、6月に住民税が跳ね上がる仕組みを解説する。計算のベースとなる数字の根拠は、国税庁の税率表と2026年度の社会保険料率(協会けんぽ)を使用している。

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ボーナスから引かれるもの一覧

支給額から以下が天引きされる。

控除項目計算の基準備考
健康保険料支給額 × 9.98%(協会けんぽ・東京・2026年度)労使折半(本人5.0%相当)
厚生年金保険料支給額 × 18.3%労使折半(本人9.15%)
雇用保険料支給額 × 0.6%本人負担分
所得税(支給額 − 社保)× 税率前月給与で決まる率を乗じる
住民税給与から別途天引き(ボーナスとは別計算)6月から新年度の税額に切り替わる

社会保険料の合計負担率

上記を合計すると、ボーナスから天引きされる社会保険料の本人負担率は約14.75%(健保5.0% + 厚生年金9.15% + 雇用0.6%)だ。

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ボーナス手取り早見表 2026年版

以下は「前月の月給」別に所得税の源泉徴収率が変わる仕組みを反映した早見表。月給が高いほどボーナスの税率も上がる。

月給25万円(年収約450万円相当)の場合

ボーナス支給額社会保険料所得税手取り概算手取り率
30万円4.4万円1.5万円24.1万円80.4%
50万円7.4万円2.6万円40.0万円80.1%
80万円11.8万円4.1万円64.1万円80.1%
100万円14.75万円5.1万円80.2万円80.2%

月給35万円(年収約630万円相当)の場合

ボーナス支給額社会保険料所得税手取り概算手取り率
50万円7.4万円4.6万円38.0万円76.1%
80万円11.8万円7.3万円60.9万円76.1%
100万円14.75万円9.2万円76.1万円76.1%
150万円22.1万円13.7万円114.2万円76.1%

月給45万円(年収約810万円相当)の場合

ボーナス支給額社会保険料所得税手取り概算手取り率
80万円11.8万円9.8万円58.4万円73.0%
100万円14.75万円12.2万円73.1万円73.1%
150万円22.1万円18.4万円109.5万円73.0%
200万円29.5万円24.5万円146.0万円73.0%

手取り率は月給帯によって73〜80%程度に収まる。自分の状況に合わせてボーナス手取りシミュレーターで正確な数字を確認しよう。

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6月から住民税が増える仕組み

「ボーナスの手取りが少ないのはわかったけど、6月の給与明細もいつもより少ない」——その原因はボーナスではなく住民税だ。

住民税の天引きスケジュール

住民税は前年の所得に対して後払いで徴収される。毎年6月に前年分の税額が確定し、6月〜翌5月の12ヶ月に分割して毎月の給与から天引きされる。

```
例: 年収が2025年に上がった場合

2025年(高収入)

2026年5月まで → 2024年所得に基づく住民税(低い)
2026年6月から → 2025年所得に基づく住民税(高い) ← ここで増える
```

つまり、転職・昇給・副業で収入が増えた翌年の6月は住民税が大きく跳ね上がる。変化の目安は以下の通りだ。

前年比の年収増加住民税の月額増加(概算)
+50万円+約3,500円/月
+100万円+約7,000円/月
+200万円+約14,000円/月

住民税率は所得割10%(都道府県4% + 市区町村6%)が基本だが、ふるさと納税・医療費控除・生命保険料控除などで下げられる。住民税シミュレーターで自分の住民税額を確認できる。

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手取りを最大化する3つのアクション

ボーナスが入ったら、手取り後の使い方で「実質手取り」をさらに上げられる。

アクション1: NISA口座への入金

2026年の成長投資枠は年240万円。ボーナスをつみたて枠(年120万円)の積み増しに使うと、運用益が非課税になる。

月3万円の積立に加えてボーナス50万円を追加入金すると、年総額86万円の運用が非課税枠内に収まる。20年間の複利効果(想定利回り5%)で約294万円の利益が非課税になる計算だ(NISAシミュレーターで試算可能)。

アクション2: iDeCoの掛金引き上げ

ボーナスが確定したタイミングで、10月以降のiDeCo掛金を上限額に引き上げる変更手続きをする(変更は月1回可能)。iDeCoは掛金が全額所得控除になるため、翌年の住民税と所得税が下がる。

会社員の場合、企業型DCの有無によって上限が異なる。詳しくはiDeCo vs NISAシミュレーターで比較を。

アクション3: ボーナス使い道の「3分割」ルール

使い道割合田中さんの場合(手取り76万円)
老後・資産形成(NISA/iDeCo)50%38万円
家族・生活の特別支出(旅行・家電等)30%23万円
流動性貯蓄(急な出費への備え)20%15万円

ボーナス使い道シミュレーターでは、目標別の振り分け比率を設定して計算できる。

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手取り早見表の前提条件

前提内容
健康保険協会けんぽ・東京都・2026年度料率(9.98%)
厚生年金2026年度料率(18.3%)
所得税「賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表」(国税庁)に基づく
住民税ボーナスからは天引きなし(月給からの年12回払い)
介護保険40歳未満のため対象外として計算(40歳以上は+1.6%)

40歳以上の場合は介護保険料(本人負担0.8%相当)が加わるため、手取り率はさらに1ポイント程度下がる。

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よくある質問

Q. ボーナスに住民税はかかりますか?

かかりません。住民税はボーナスからは天引きされず、年間税額を12分割して毎月の給与から引かれます。ただし6月から新年度の税額に切り替わるため、「6月の給与が少ない」と感じる場合は住民税の増加が原因であることが多いです。

Q. 所得税の税率がボーナスごとに変わるのはなぜですか?

ボーナスの所得税は「前月の給与」をもとにした税率表が使われるためです。前月給与が高い月(昇給直後等)にボーナスが重なると、適用税率が上がります。詳しくは国税庁「賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表」をご確認ください。

Q. 社会保険料に上限はありますか?

あります。標準賞与額に上限があり、健康保険は年累計573万円、厚生年金は1回あたり150万円が上限です。高額ボーナスの場合は上限で頭打ちになるため、手取り率が相対的に高くなります。

Q. 数字が自分の明細と合いません。

勤務先の健保組合や雇用形態によって保険料率が異なります。また、所得税は前月給与の水準によって変わるため、本記事の早見表はあくまで概算です。正確な数字はボーナス手取りシミュレーターに入力して確認してください。

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「ボーナスが出た」という喜びと「思ったより少ない」という落胆は、毎年6月に繰り返される。でも手取りの内訳を理解してしまえば、次は使い方の最適化に集中できる。

手取りを確認したら、そのままボーナス使い道シミュレーターで運用・貯蓄・消費の最適バランスを設計してみよう。

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