定期預金の金利比較【2026年10月】メガバンク0.5%・ネット銀行最大1.6%|100万円1年の利息は3,985円〜12,750円
定期預金(定期貯金)の1年もの金利は2026年10月時点でメガバンク0.50%、地方銀行0.45〜0.55%、ネット銀行0.50〜1.60%、新規口座キャンペーン1.4〜1.87%。100万円の税引後利息はメガバンク3,985円・大和ネクスト銀行12,750円・個人向け国債15,539円。銀行別の金利表、金額別の利息早見表、11/2からの普通預金0.5%化、ペイオフ・国債・新NISAとの使い分けを解説します。
結論: 2026年10月時点の1年定期は、メガバンク0.50%・地方銀行0.45〜0.55%・ネット銀行0.50〜1.60%です。 100万円を1年預けた税引後の利息はメガバンクで3,985円、通常金利1.00%のネット銀行で7,969円、最上位の大和ネクスト銀行(1.60%)で12,750円。同じ元本保証でも、預け先だけで約3倍の差がつきます。
2026年3月にはメガバンクの1年定期は0.125%でしたが、日銀の利上げに合わせて4倍の0.50%まで上がりました。さらに日銀は2026年9月18日に政策金利を1.25%程度へ引き上げ、メガバンク3行は11月2日から普通預金金利も0.50%にします。メガバンクでは「普通預金=1年定期」という状態になるため、定期預金で利息を増やしたいなら、ネット銀行の通常金利か個人向け国債(変動10年・1.95%)と比べる必要があります。
あなたの預入額・期間での利息は定期預金 金利比較シミュレーターで計算できます(1年以下は単利、1年超は半年複利、税率20.315%で自動計算)。
主要銀行の1年定期預金金利(2026年10月時点)
メガバンク・地方銀行
| 銀行 | 1年定期の金利 | 100万円の利息(税引後) |
|---|---|---|
| 三菱UFJ銀行 | 0.50% | 3,985円 |
| 三井住友銀行 | 0.50% | 3,985円 |
| みずほ銀行 | 0.50% | 3,985円 |
| 北海道銀行 | 0.50% | 3,985円 |
| 千葉銀行 | 0.50% | 3,985円 |
| 横浜銀行 | 0.45% | 3,586円 |
| 福岡銀行 | 0.55% | 4,383円 |
メガバンクと大手地方銀行の店頭金利は0.45〜0.55%にほぼ横並びです。地方銀行は3年・5年ものが高めで、たとえば北海道銀行のスーパー定期は1年0.50%・3年0.80%・5年1.00%(2026年10月5日〜11日適用分)です。
ネット銀行(通常金利・誰でもいつでも預けられる金利)
| 銀行 | 1年定期の金利 | 100万円の利息(税引後) |
|---|---|---|
| 大和ネクスト銀行 | 1.60% | 12,750円 |
| オリックス銀行 | 1.50%(100万円以上) | 11,953円 |
| UI銀行 | 1.10% | 8,766円 |
| ソニー銀行 | 1.00% | 7,969円 |
| ローソン銀行 | 0.90% | 7,172円 |
| セブン銀行 | 0.55% | 4,383円 |
| GMOあおぞらネット銀行 | 0.51% | 4,064円 |
| auじぶん銀行 | 0.50% | 3,985円 |
| 楽天銀行 | 0.50% | 3,985円 |
| PayPay銀行 | 0.50% | 3,985円 |
※ 1年ものの利息は満期一括の単利で計算(シミュレーターと同じ)。20.315%の税金(所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%)が源泉徴収されるため、確定申告は原則不要です。金利は2026年10月上旬時点の公表値で、変動します。
注目すべきは、ネット銀行の中でも0.50%〜1.60%と3倍以上の開きがあることです。auじぶん・楽天・PayPayといった利用者の多いネット銀行の通常金利はメガバンクと同じ0.50%で、「ネット銀行なら高い」とはもう言えません。差がつくのは、大和ネクスト・オリックス・UI・ソニーのように定期預金の通常金利を高めに設定している銀行です。
新規口座開設者向けキャンペーン金利
| 銀行 | 1年定期の特別金利 | 100万円の利息(税引後) | 条件 |
|---|---|---|---|
| SBJ銀行 | 1.87% | 14,902円 | 新規口座開設者限定 |
| 東京スター銀行 | 1.77% | 14,105円 | 新規口座・50万円以上 |
| SBI新生銀行 | 1.70% | 13,547円 | 新規口座開設者限定 |
| オリックス銀行 | 1.65% | 13,149円 | 新規口座開設者限定 |
| auじぶん銀行 | 1.40% | 11,156円 | 新規口座開設者限定 |
キャンペーン金利は通常金利の1.5〜3.5倍ですが、1回限り・預入上限ありが普通です。満期後は通常金利(0.50%前後のことも多い)に戻るので、満期日にカレンダー登録して預け替え先を決めておきましょう。
預入額別の利息比較(1年定期・税引後)
| 預入額 | メガバンク(0.50%) | ネット銀行(1.00%) | ネット銀行最上位(1.60%) | メガバンクとの差(1.60%) |
|---|---|---|---|---|
| 100万円 | 3,985円 | 7,969円 | 12,750円 | 8,765円 |
| 300万円 | 11,953円 | 23,906円 | 38,249円 | 26,296円 |
| 500万円 | 19,922円 | 39,843円 | 63,748円 | 43,826円 |
| 1,000万円 | 39,843円 | 79,685円 | 127,496円 | 87,653円 |
計算式は「預入額 × 金利 − 税金(利息×20.315%)」です。たとえばメガバンクに100万円なら、1,000,000円 × 0.50% = 5,000円、税金1,015円を引いて3,985円。1,000万円になると、メガバンクと金利1.60%の銀行で年8.7万円の差です。あなたの預入額でいくら差が出るかは定期預金シミュレーターで確認できます。
普通預金0.5%時代、定期預金にする意味はある?
メガバンク3行は2026年11月2日から普通預金金利を0.40%→0.50%に引き上げます。1992年以来、約34年ぶりの水準です。
| 預け先(100万円・1年) | 金利 | 税引後利息 | 引き出し |
|---|---|---|---|
| メガバンク普通預金(11/2〜) | 0.50% | 約3,985円 | いつでも可 |
| メガバンク1年定期 | 0.50% | 3,985円 | 中途解約で利率低下 |
| ネット銀行1年定期(ソニー銀行) | 1.00% | 7,969円 | 中途解約で利率低下 |
| 個人向け国債(変動10年) | 1.95% | 15,539円 | 1年経過後に換金可 |
※ 普通預金は金利が変われば利息も変わるため、1年間0.50%が続いた場合の目安です。
メガバンクで定期にするメリットは、現時点ではほぼありません。 同じ金利で、普通預金ならいつでも引き出せるからです。ただし前回(2026年6月)の日銀利上げのときは、メガバンクが約1か月半後の8月3日に1年定期を0.40%から0.50%に引き上げています。今回も定期預金の改定が続く見込みですが、10月7日時点で適用日は発表されていません。
判断の目安は次のとおりです。
- 1年以内に使う可能性があるお金 → 普通預金(メガバンクでも0.50%)
- 1年は確実に使わないお金 → 通常金利1.00%以上のネット銀行の定期、またはキャンペーン金利
- 1年以上使わず、金利上昇に乗りたいお金 → 個人向け国債(変動10年)
金利上昇局面での定期預金戦略
長期固定より「1年以内で預け替え」
金利が上がり続ける局面で5年定期に全額を固定すると、その後の利上げを取りこぼします。2026年3月に0.125%で1年定期を組んだ人は、半年後に4倍の金利が出ているのを横目で見ることになりました。
ラダー型(はしご型)で満期を分散するのが定石です。300万円なら、
- 100万円 → 3ヶ月定期
- 100万円 → 6ヶ月定期
- 100万円 → 1年定期
と分け、満期を迎えた分をその時点で最も有利な定期に預け替えます。
「今がピーク」と考えるなら長期固定
逆に利上げが打ち止めになると考えるなら、3年・5年ものの金利を固定する選択肢もあります。地方銀行の5年定期1.00%(北海道銀行)や、個人向け国債の固定5年(2026年10月発行分2.24%)がこの選択肢です。個人向け国債は固定5年が変動10年(1.95%)を上回る逆転状態になっています。国債の利率比較は債券利回りシミュレーターで確認できます。
ペイオフ制度の詳細 — 1,000万円を超えたらどうする?
預金保険制度(ペイオフ)は、金融機関が破綻した場合に1つの金融機関につき、1人あたり元本1,000万円+その利息までを保護する制度です。
| 種類 | 保護の範囲 |
|---|---|
| 普通預金・定期預金 | 合算で元本1,000万円+利息まで |
| 決済用預金(当座預金・無利息型普通預金) | 全額保護 |
| 外貨預金 | 保護対象外 |
| 投資信託・株式 | 預金保険の対象外(証券会社の分別管理で保護) |
まとまった資金がある場合の分散方法は次の4つです。
- 複数の銀行に分散 — 銀行ごとに1,000万円以内に収める
- 決済用預金を活用 — 利息はつかないが全額保護される
- 個人向け国債に振り分ける — 国が元本を保証し、上限なし
- 新NISAで運用に回す — 5年以上使わない資金は新NISAシミュレーターで運用益を確認
なお、同一銀行でも名義が異なれば(例:本人と配偶者)それぞれ1,000万円まで保護されます。
個人向け国債との比較 — 安全資産の使い分け
定期預金と並ぶ安全資産が個人向け国債です。2026年10月発行分の利率は変動10年1.95%・固定5年2.24%・固定3年1.96%で、いずれもネット銀行の通常金利(最大1.60%)を上回っています。
| 定期預金(ネット銀行・1年) | 個人向け国債(変動10年) | |
|---|---|---|
| 金利 | 0.50〜1.60%(預入時に固定) | 1.95%(基準金利×0.66、半年ごとに見直し) |
| 元本保証 | あり(ペイオフ上限1,000万円) | あり(国が保証・上限なし) |
| 中途解約 | 可能(中途解約利率に低下) | 1年経過後可能(直前2回分の利子相当額を差し引き) |
| 税金 | 20.315%源泉徴収 | 20.315%源泉徴収 |
| 最低購入額 | 1円〜(銀行による) | 1万円〜 |
100万円を1年置いた場合の税引後利息は約15,539円(1.95%)で、メガバンク定期の約4倍です。変動10年型は金利上昇に連動するため、「預けた後に金利が上がって損した」ということもありません。一方、1年以内に使うかもしれないお金は換金制限のない普通預金・短期定期が向いています。詳しくは国債・預金の利回りガイドで比較しています。
定期預金 vs 新NISA、どう使い分ける?
| 定期預金 | 新NISA | |
|---|---|---|
| リターン | 年0.5〜1.6%(2026年10月) | 年3〜7%(期待値) |
| リスク | なし(元本保証) | あり(元本割れの可能性) |
| 用途 | 1〜3年以内に使うお金 | 5年以上先に使うお金 |
| 流動性 | 中途解約可能(利率低下) | いつでも売却可能 |
3年以内に使う資金は定期預金・国債、それ以上先の資金は新NISAが基本です。手元に500万円の余裕資金があるなら、
- 生活防衛資金(生活費6ヶ月分) → 普通預金に確保(必要額は生活防衛資金シミュレーターで計算)
- 1〜3年以内に使う予定の資金 → ネット銀行の定期 or 個人向け国債
- 5年以上使わない資金 → 新NISAで積立投資
という配分が考えられます。金利が上がっても、物価上昇率を下回る預金は実質的に目減りします。その影響はインフレ影響シミュレーターで確認でき、税制優遇の組み合わせは新NISA vs iDeCo比較シミュレーターで比べられます。
よくある質問(FAQ)
Q1. この記事とシミュレーターの前提データはどこから?
各銀行の金利は2026年10月上旬時点の各行公表値と、金利比較サイトの10月版ランキング(10月1日・6日更新分)を照合した1年もの定期預金金利です。個人向け国債は財務省の2026年10月発行分の利率、普通預金の引き上げはメガバンク3行の2026年9月18日の発表に基づきます。シミュレーターは銀行タイプ別の代表値(メガバンク0.50%・地方銀行0.50%・ネット銀行1.00%・キャンペーン1.70%・個人向け国債1.95%)を使い、1年以下は単利・1年超は半年複利、税率20.315%で計算しています。
Q2. 利息の税金はどう計算される?確定申告は必要?
利息には一律20.315%(所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%)が源泉徴収されます。受取時に自動的に差し引かれる「源泉分離課税」のため、確定申告は不要です。2027年1月からは所得税部分の内訳が「所得税15%+復興特別所得税0.165%+防衛特別所得税0.15%」に変わりますが、合計の20.315%は変わりません。マル優(障害者等の少額貯蓄非課税制度)の対象者は元本350万円まで非課税です。
Q3. 中途解約するとどうなる?
満期前に解約すると、約定金利ではなく「中途解約利率」(普通預金金利と同程度まで下がることが多い)が適用されます。元本は減りませんが、期待していた利息はほぼ受け取れません。急な出費に備える資金は普通預金に置き、定期には「満期まで使わない」と言い切れる金額だけを預けるのが鉄則です。
Q4. 定期預金(定期貯金)の金利は今後も上がる?
日銀は2026年9月18日に政策金利を1.25%程度へ引き上げました。メガバンクは普通預金を11月2日から0.50%にすると発表済みで、定期預金も前回同様に1〜2か月遅れで改定される可能性があります。ゆうちょ銀行の「定期貯金」も、銀行の定期預金と同じく市場金利の動きに応じて改定されます。上昇局面では長期固定を避け、1年以内の短期で回すか変動10年の個人向け国債を選ぶと取りこぼしを防げます。
Q5. 100万円を定期預金に預けると利息はいくら?
1年ものの税引後で、メガバンク(0.50%)3,985円、ソニー銀行(1.00%)7,969円、オリックス銀行(1.50%)11,953円、大和ネクスト銀行(1.60%)12,750円です。新規口座開設者向けキャンペーンならSBI新生銀行(1.70%)13,547円、SBJ銀行(1.87%)14,902円になります。
Q6. 数字が実感と合わない場合は?
本記事とシミュレーターの利息は概算です。実際の適用金利(キャンペーン・給与振込などの条件付き優遇の有無)、預入日と満期日の日数計算、税金の端数処理で、受取額は数円〜数百円単位で変わります。金利は週単位で改定されることもあるため、預入前に必ず各行の公式サイトで最新金利を確認してください。計算根拠への質問や数字の誤りに気づいた場合は、お問い合わせフォームからご連絡ください。
関連シミュレーター
- 定期預金 金利比較シミュレーター — 銀行タイプ別の税引後利息を比較
- 債券利回りシミュレーター — 個人向け国債・社債の受取利息を計算
- 新NISAシミュレーター — 積立投資の将来額を試算
- 生活防衛資金シミュレーター — 預金に残すべき金額を逆算
- インフレ影響シミュレーター — 物価上昇による預金の実質目減りを計算
- 新NISA vs iDeCo比較シミュレーター — 税制優遇口座の使い分けを診断
まずは定期預金シミュレーターで、あなたの資金をメガバンク・ネット銀行・国債に置いた場合の利息を並べてみましょう。