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定期預金の金利比較、ネット銀行はメガバンクの何倍?税引後の利息を計算

メガバンクとネット銀行の定期預金金利を比較。金額別の税引後利息早見表、ペイオフ・個人向け国債との使い分け、金利上昇時代の賢い預け方を解説します。

ネット銀行はメガバンクの3〜4倍の金利

メガバンクの1年定期預金金利が0.125%前後の中、ネット銀行は0.35〜0.55%の金利を提示しています(2026年3月時点)。100万円を1年預けた場合、税引後の利息はメガバンク約996円に対しネット銀行は約2,800〜4,400円と、数千円の差が出ます。

「たかが数千円」と思うかもしれませんが、預入額が大きくなるほど差は広がります。500万円なら年間約1.5万円、1,000万円なら約3万円の差です。しかも定期預金は元本保証なので、預け先を変えるだけでノーリスクで利息を増やせます。

あなたの預入額・期間での利息は定期預金 金利比較シミュレーターで計算できます(1年以上は半年複利・税率20.315%で自動計算)。

主要銀行の定期預金金利(2026年3月時点)

1年定期

銀行金利100万円の利息(税引後)
三菱UFJ銀行0.125%996円
三井住友銀行0.125%996円
みずほ銀行0.125%996円
楽天銀行0.35%2,792円
auじぶん銀行0.45%3,590円
SBI新生銀行0.50%3,989円
オリックス銀行0.50%3,989円
UI銀行0.55%4,389円

※ 利息はシミュレーターと同じ半年複利・1年で計算。20.315%の税金(所得税15.315%+住民税5%)が自動的に源泉徴収されるため、確定申告は原則不要です。金利は各行の公式発表に基づく2026年3月時点の概算値で、変動します。

ネット銀行の方が3〜4倍の利息。店舗コストが少ない分を預金金利に還元しているためで、預金保険(ペイオフ)の保護はメガバンクと同じです。

預入額別の利息比較(1年定期)

預入額メガバンク(0.125%)ネット銀行(0.50%)差額
100万円996円3,989円2,993円
300万円2,989円11,967円8,978円
500万円4,981円19,946円14,965円
1,000万円9,963円39,892円29,929円

1,000万円なら年間約3万円の差。預け先を変えるだけでこの差が生まれます。あなたの預入額でいくら差が出るか、定期預金シミュレーターで計算してみましょう。

金利上昇局面での定期預金戦略

日銀の利上げにより、今後も金利上昇が続く可能性があります。こうした局面では、預け方の工夫が利息に大きく影響します。

ラダー型(はしご型)で金利上昇に備える

金利が上がりそうなときに5年定期で全額を預けてしまうと、より高い金利を逃すリスクがあります。ラダー型とは、資金を3ヶ月・6ヶ月・1年など異なる満期に分散させる方法です。

例えば300万円を預ける場合:

  • 100万円 → 3ヶ月定期
  • 100万円 → 6ヶ月定期
  • 100万円 → 1年定期

満期を迎えた分を、その時点で最も有利な金利の定期預金に預け替えることで、金利上昇の恩恵を受けやすくなります。

キャンペーン金利を狙う

口座開設キャンペーンや期間限定キャンペーンで通常の2〜3倍の金利になることがあります。特にネット銀行は競争が激しく、頻繁にキャンペーンを実施しています。「新規口座開設で3ヶ月間 年1.0%」のような特別金利は積極的に活用しましょう。シミュレーターでは「キャンペーン金利(0.80%)」を選ぶと、100万円1年で税引後約6,388円と通常金利との差を確認できます。

ペイオフ制度の詳細 — 1,000万円を超えたらどうする?

預金保険制度(ペイオフ)は、金融機関が破綻した場合に1つの金融機関につき、1人あたり元本1,000万円+その利息までを保護する制度です。

保護されるもの・されないもの

種類保護の範囲
普通預金・定期預金合算で元本1,000万円+利息まで
決済用預金(当座預金等)全額保護
外貨預金保護対象外
投資信託・株式預金保険の対象外(別の制度で保護)

1,000万円を超える資金の分散方法

まとまった資金がある場合は、以下のように分散するのが基本です。

  1. 複数の銀行に分散 — 銀行ごとに1,000万円以内に収める
  2. 決済用預金を活用 — 利息はつかないが全額保護される
  3. 個人向け国債に振り分ける — 国が元本を保証(後述)
  4. 新NISAで運用に回す — 5年以上使わない資金は新NISAシミュレーターで運用益を確認

なお、同一銀行でも名義が異なれば(例:本人と配偶者)それぞれ1,000万円まで保護されます。

個人向け国債との比較 — 安全資産の使い分け

定期預金と並ぶ安全資産として個人向け国債があります。特に「変動10年」(2026年時点の基準利率目安0.72%)は金利上昇局面で有利です。

定期預金(ネット銀行)個人向け国債(変動10年)
金利0.35〜0.55%(固定)基準金利×0.66(変動・目安0.72%)
元本保証あり(ペイオフ上限あり)あり(国が保証・上限なし)
中途解約可能(利率低下)1年経過後可能(直近2回分の利子を返還)
税金20.315%源泉徴収20.315%源泉徴収
最低購入額1円〜1万円〜

個人向け国債のメリットは、ペイオフの上限がないことです。1,000万円を超える安全資産の置き場として最適です。また変動10年型は金利上昇に連動するため、定期預金のように「預けた後に金利が上がって損した」ということがありません。100万円を1年置いた場合の利息は税引後約5,747円と、多くのネット銀行定期を上回ります。

一方、キャンペーン金利のある定期預金なら国債より高い金利を得られるケースもあります。1,000万円以内なら定期預金、超える分は個人向け国債、という使い分けが合理的です。債券利回りシミュレーターで国債の利回りも確認できます。

定期預金 vs 新NISA、どう使い分ける?

定期預金新NISA
リターン年0.1〜1.0%年3〜7%(期待値)
リスクなし(元本保証)あり(元本割れの可能性)
用途1〜3年以内に使うお金5年以上先に使うお金
流動性中途解約可能(利率低下)いつでも売却可能

3年以内に使う資金は定期預金、それ以上先の資金は新NISAが基本的な使い分けです。

例えば、手元に500万円の余裕資金がある場合:

将来的にFIRE(経済的自立・早期リタイア)を目指している方は、FIRE達成年数シミュレーターで、定期預金と投資の配分がリタイア時期にどう影響するか確認してみてください。

また、税制優遇を最大限に活用したい方は、新NISAとiDeCoの併用も検討しましょう。新NISA vs iDeCo比較シミュレーターで、あなたに合った組み合わせを見つけられます。iDeCoの節税効果はiDeCoシミュレーターで詳しく計算できます。

よくある質問(FAQ)

Q1. この記事とシミュレーターの前提データはどこから?

各銀行の金利は2026年3月時点の公式発表に基づく1年もの定期預金金利の概算値です。シミュレーターは銀行タイプ別の代表値(メガバンク0.125%・地方銀行0.20%・ネット銀行0.45%・キャンペーン0.80%・個人向け国債0.72%)を使い、1年未満は単利・1年以上は半年複利、税率20.315%(源泉分離課税)で計算しています。金利は変動するため、預入前に必ず各行の最新金利をご確認ください。

Q2. 利息の税金はどう計算される?確定申告は必要?

利息には一律20.315%(所得税15.315%+住民税5%)が源泉徴収されます。受取時に自動的に差し引かれる「源泉分離課税」のため、確定申告は原則不要です。マル優(障害者等の少額貯蓄非課税制度)の対象者は350万円まで非課税になります。

Q3. 中途解約するとどうなる?

満期前に解約すると、約定金利ではなく「中途解約利率」(普通預金金利と同程度まで低下することが多い)が適用されます。元本は減りませんが、期待していた利息はほぼ受け取れません。急な出費に備える資金は普通預金か短期の定期に置き、長期の定期には「満期まで使わない」と言い切れる金額だけを預けるのが鉄則です。

Q4. 金利が上がりそうなときは長期と短期どちらで預けるべき?

金利上昇局面では、5年などの長期で固定すると後から出る高金利商品に乗り換えられません。3ヶ月〜1年の短期で回すか、本文で紹介したラダー型で満期を分散するのが定石です。逆に「今が金利のピーク」と考えるなら長期固定が有利になります。判断に迷う場合は、金利連動型の個人向け国債(変動10年)という選択肢もあります。

Q5. 数字が実感と合わない場合は?

本記事とシミュレーターの利息は概算です。実際の適用金利(キャンペーン・条件付き優遇の有無)、預入日と満期日の日数計算、複利方式の違いで、受取額は数十円〜数百円単位で変わることがあります。計算根拠への質問や数字の誤りに気づいた場合は、お問い合わせフォームからご連絡ください。

関連シミュレーター

預入額と期間を入力すれば、銀行別の税引後利息を比較できます。金利上昇が続く今、どの銀行にいくら預けるかで利息は大きく変わります。まずは定期預金シミュレーターで、あなたの資金でいくら利息がもらえるか確認してみましょう。

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