奨学金 返済(返還)シミュレーターJASSO奨学金の返済プランを比較
JASSO第二種奨学金の利率は2026年10月貸与終了で利率固定方式3.0%(上限)・利率見直し方式2.274%と過去最高水準です(見直し方式は9月の2.4%から低下)。月8万円×4年=384万円をJASSO規定の20年(240回)で返すと、利率3%なら月21,531円・利息総額約133万円、2.274%なら月20,106円・利息約99万円、1%(2023〜24年度の貸与終了者の水準)なら月17,737円・利息約42万円。利率が1ポイント違うだけで利息は40万円以上変わります。
奨学金の種類と借入総額を選ぶだけで、JASSOの「奨学金返還年数算出表」どおりの返還年数で月々の返還額・利息総額(返還開始前の据置期間利息を含む)を計算します。月額はJASSO公表の返還例(384万円・3%で月21,531円)と1円単位で一致します。詳細設定では利率を自分の通知の値に合わせたり、一括・毎月の繰上返還でいくら利息が減り何年早く終わるかを試せます。
返還が厳しいときは「減額返還制度(月額を2/3〜1/4に減額、給与所得者は年収400万円以下が目安)」や「返還期限猶予制度(経済困難は給与収入300万円以下が目安・通算10年)」があります。借りる前の総額は大学4年間の費用、教育ローンとの比較、返し始めてからは手取りから返済負担率を計算、制度の詳しい解説は奨学金返済ガイドもあわせてご確認ください。
借入総額×利率別の月額返済・利息総額 早見表(JASSO規定の返還年数)
| 借入総額(貸与例)・返還年数 | 無利子 0% | 利率1.0% | 見直し2.274% | 固定3.0% |
|---|---|---|---|---|
| 144万円(月3万×4年)・13年 | 9,230円 | 9,892円 / 利息10.3万 | 10,772円 / 24.1万 | 11,293円 / 32.2万 |
| 240万円(月5万×4年)・15年 | 13,333円 | 14,428円 / 19.7万 | 15,896円 / 46.1万 | 16,769円 / 61.9万 |
| 288万円(月6万×4年)・16年 | 15,000円 | 16,311円 / 25.2万 | 18,074円 / 59.0万 | 19,125円 / 79.2万 |
| 384万円(月8万×4年)・20年 | 16,000円 | 17,737円 / 41.7万 | 20,106円 / 98.5万 | 21,531円 / 132.8万 |
| 480万円(月10万×4年)・20年 | 20,000円 | 22,172円 / 52.1万 | 25,133円 / 123.2万 | 26,914円 / 165.9万 |
| 576万円(月12万×4年)・20年 | 24,000円 | 26,606円 / 62.6万 | 30,159円 / 147.8万 | 32,297円 / 199.1万 |
「月額 / 利息総額」の順。返還年数はJASSO「奨学金返還年数算出表」(貸与総額÷割賦金の基礎額、340万円超は20年)、計算は本シミュレーターと同じ元利均等+据置期間利息(179日分)。JASSO公表の返還例(3%: 144万円=月11,293円、240万円=月16,769円、384万円=月21,531円、480万円=月26,914円、576万円=月32,297円。1%も全額一致)と月額は1円単位で一致します。利率2.274%・3.0%は2026年10月貸与終了の利率見直し方式・利率固定方式の実績値。384万円・3%を15年(180回)に短縮すると月26,831円・利息約99万円で、20年より約34万円少なくなります。
奨学金の条件
JASSOの規定では384万円は20年(240回)
借入総額を変えると、返還年数はJASSO「奨学金返還年数算出表」の年数(340万円超は20年)に自動でそろいます。利率は2026年10月貸与終了の実績値です。自分の利率は詳細設定で変更できます。
返済シミュレーション結果
借入384万円・20年返済の場合
月々 21,531円
返済総額 516.8万円 (利息 132.8万円)
通常返済
516.8万円
240回払い
繰上返済あり
516.8万円
240回払い
返還総額の差額
0円 おトク
通常返済 の方がお得です
通常返済
516.8万円(総額)
月々の返還 21,531円
繰上返済あり
516.8万円(総額)
月々の返還 21,531円
返済詳細
通常返済
月 21,531円
返済総額: 516.8万円
うち利息: 132.8万円
(据置期間利息 56,495円を含む)
返済回数: 240回
返還残高の推移
返済期間別 比較
| 返済期間 | 月額返済 | 利息総額 | 返済総額 |
|---|---|---|---|
| 10年(120回) | 37,549円 | 66.6万円 | 450.6万円 |
| 13年(156回) | 30,118円 | 85.9万円 | 469.9万円 |
| 15年(180回) | 26,831円 | 99.0万円 | 483.0万円 |
| 20年(240回)JASSO規定選択中 | 21,531円 | 132.8万円 | 516.8万円 |
返還総額の詳細
| 費目 | 通常返済 | 繰上返済あり |
|---|---|---|
| 元金(借りた額) | 3,840,000円 | 3,840,000円 |
| 利息(返還期間中) | 1,271,065円 | 1,271,065円 |
| 据置期間利息(179日分) | 56,495円 | 56,495円 |
| 合計(返還総額) | 5,167,560円 | 5,167,560円 |
内訳の合計=返還総額です。繰上返還した金額は元金の一部を前倒しで払うだけなので、元金とは別に足し上げません。
💡 借りる前・返しながら使えるシミュレーター
利率3%の時代は「借入額を抑える」「繰上返済の効果を知る」「手取りから返済負担率を見る」の3点で返還計画が変わります。関連シミュレーターで詰めてみてください。
よくある質問
2026年の奨学金の利率は高い?いくら?
高いです。JASSO第二種奨学金の貸与利率(基本月額)は2026年10月貸与終了で利率固定方式3.000%(制度上の上限、7月から4か月連続)・利率見直し方式2.274%(9月は2.400%)です。2022年3月は固定0.369%・見直し0.040%、2024年3月でも固定0.940%だったので、固定方式は2〜4年で3〜8倍になりました。384万円(月8万円×4年)を20年で返す場合、利率1%なら月17,737円・利息約42万円、3%なら月21,531円・利息約133万円と3倍以上に膨らみます(JASSO公表の返還例も3%で月21,531円・返還総額5,167,586円)。これから借りる人は借入額を必要最小限にし、繰上返還の優先度も上がっています。
利率固定方式と利率見直し方式、どちらを選ぶべき?
2026年10月貸与終了なら固定3.000%・見直し2.274%で約0.7ポイント差です(9月は3.000%・2.400%)。384万円・20年返還で月額は固定21,531円・見直し20,106円(差1,425円)、見直し方式の利率が変わらなければ利息総額は約34万円少なくなります。ただし見直し方式はおおむね5年ごとに市場金利で改定されます。仮に5年後(61回目)から上限の3.0%へ上がり、残り180回の月額が21,150円に増えても利息総額は約117万円で、最初から固定3.0%(約133万円)より少ない計算です。見直し方式の利率は2026年7月2.0%→8月2.2%→9月2.4%と上がった後、10月は2.274%に下がっており変動しやすいため、毎月の額を確定させたい人は固定が安心です。方式は貸与が終了する年度の一定時期まで変更でき、貸与終了後は変更できません。
奨学金の返済が厳しい場合は?
JASSOには「減額返還制度」と「返還期限猶予制度」があります。減額返還は月額を2/3・1/2・1/3・1/4に減らし、その分返還期間を延ばす制度で(1回12か月・通算15年まで)、給与所得者は年収400万円以下(扶養する子2人なら500万円・3人以上なら600万円以下、被扶養者1人につき38万円を控除して審査)が目安です。返還期限猶予(一般猶予)は経済困難なら給与収入300万円以下が目安で、通算10年まで返還を先送りできます(傷病・災害・生活保護・産休育休などは年数制限なし)。どちらも利子を含む返還予定総額は変わりません。延滞すると年3%の延滞金がかかり、延滞3か月以上で個人信用情報機関に登録されるため、苦しくなる前に申請しましょう。
繰上返済(繰上返還)のメリットは?
繰り上げた分の期間の利子がかからなくなります。384万円・利率3%・20年返還で3年目の終わりに100万円を繰上返還すると、利息は約133万円→約81万円に減り(約52万円の節約)、完済も71か月(約6年)早まります。利率1%なら同じ条件で節約額は約15万円なので、利率が高い人ほど効果が大きくなります。JASSOの繰上返還は手数料無料で、スカラネット・パーソナルから申し込めます。繰り上げた分だけ返還期間が短くなる方式で、翌月からの月額は変わりません。なお据置期間(返還開始前の約6か月)の利子は繰上返還しても減りません。
据置期間利息とは?
第二種は在学中は無利子ですが、貸与終了の翌月から利子が付き始めます。返還が始まるのは貸与終了の翌月から数えて7か月目なので、その間の約6か月分の利子(据置期間利息)が各回の返還額に均等に上乗せされます。正確には「貸与終了の翌月1日〜初回返還期日の前月27日」の利子で、3月貸与終了なら4月1日〜9月27日の179日分です。384万円・3%なら384万円×3%×179/365=56,495円(1円未満切捨て)で、240回で割ると1回235円です。本シミュレーターはこの分を含めて計算しており、JASSO公表の返還例(月21,531円)と1円単位で一致します。
所得連動返還とは?
2017年度以降に第一種(無利子)に採用された人が選べる返還方式で、月額は(前年の課税対象所得−子1人につき33万円)×9%÷12、最低月2,000円です。所得が低い時期は返還額が小さくなる代わりに返還期間が延びます。第二種では選べず、所得連動返還方式を選んだ人は減額返還制度も使えません。
勤務先の「奨学金返還支援(代理返還)」とは?
企業等が従業員の返還残額の一部または全額をJASSOへ直接送金する制度です。JASSOの資料では、企業から直接送金された分は所得税が非課税となり得て、社会保険料の算定の基になる報酬にも原則含めないとされています(給与に上乗せして本人に払う返済手当は非課税とするのは難しいとされています)。2024年5月末時点で2,023社が登録しています。支援額を「一括の繰上返還額」や「毎月の追加返済」に入れると、完済が何年早まるか試算できます。
この計算の前提データはどこから?
利率はJASSO「第二種奨学金の利子と利率の算定方法」の各年度貸与利率一覧と「貸与利率の推移」(2026年10月貸与終了: 固定3.000%・見直し2.274%、2026年11月2日確認)、返還年数は同「返還期間と割賦金」の奨学金返還年数算出表、据置期間は「割賦方法」、繰上返還・減額返還・返還期限猶予・延滞金・代理返還は各制度ページで、いずれも2026年10月28日に確認しました。据置期間利息の計算方法はJASSO「返還のてびき」2026年度 詳細版(2026年10月〜2027年9月に貸与が終了する方用)18頁によります。月額はJASSOの規定どおり元利均等(第二種)で、据置期間(179日分)の利子を各回に上乗せしています。JASSO公表の返還例(384万円・3%・240回=月21,531円)と月額は1円単位で一致し、返還総額の差は最終回の端数処理による26円です。
数字が実感と合わない場合は?
自分の利率は貸与終了時に決まり、「第二種奨学金の返還条件等通知」やスカラネット・パーソナルで確認できます。詳細設定の「利率」を小数第3位まで実際の値に変えると、ほぼ正確な月額になります。増額部分(私立医歯薬系の増額・入学時特別増額)がある人は利率が加重平均になり、月賦・半年賦併用返還の人は半年賦分が別に引き落とされるため、本計算と月額が変わります。併用貸与(第一種+第二種)は種類ごとに引き落とされ、貸与終了月が同じなら返還回数は合計額で決まるため、種類ごとに借入総額を入れ、返還年数は合計額の規定年数(340万円超なら20年)に合わせて計算してください。JASSOの「奨学金貸与・返還シミュレーション」と併せてご確認いただき、ご不明点はお問い合わせページからお気軽にご連絡ください。
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